明日のライドの目的や行先が決まらず困っていた時、知人のSNSにて試乗会(GOKISOとYONEX)がある事を知り、そこに寄りつつ以前より気になっていた森林公園に寄ってみることにしました。
また上手くいけば先日寄れなかった芝桜ラインにも寄ることができるのではと考えてルートを作成しました。
今回はロードバイク1号機にて、下記ルートで行ってきました。
https://www.strava.com/activities/5108316674
試乗会場へ
まずは試乗会へ出かけるため、混まないうちにと早めに出かけるつもりでしたがいつもと大差ない時間になってしまいました。
それでも身体の調子は良さそうなので、おもいっきり試乗テストができそうです。
国道1号線を横切る待ち時間の長い信号なのですが、何と通りかかった勢いのままギリで通過することができました。
これは出だしから幸先の良い兆候ではと勝手に喜んでいました。
少々肌寒かったのでジレを着てきましたが、着用はここまでとなりましたが最近の気候では何かと便利です。
境川のポケットパークにやってきましたが、人が多く急いでいる事もありパスしました。
試乗会までノンストップでよいだろうと、いつものように無茶な思考で走っていきます。
よく通る道で水深の表示に気がついたのですが、いつから有っただろうかと思いながら通過しました。
「こういう表示は大事だよね」とか「でも水が出た時には見えないね」とか余計な事を考えながら走っていました。
川沿いにやってきたところ、トラクターが低速走行していて道を塞がれました。
歩行者もいたりで道幅が狭いので、抜くに抜けずボチボチと進むしかありません。
そうして試乗会を行っている東丹沢ベースに到着しました。
混みあっているかと思いきや、数名の見学者しかいなくてガラガラ状態でした。
目の前を通るロード乗りは結構いるのですが、気づかずか皆スルーしていきます。
試乗
まずは独自の高性能ハブを作っているGOKISO(ゴキソ)さんに話をさせてもらいました。
どれを試乗したいかとなりましたので、ディーブリムの50mmホイールを試させてもらいました。
GOKISOさんではハブだけでなくリムも独自加工仕上げしているとの事なので、「ちなみに重量はどのくらいですか」と伺ったところ「約2kgです」と教えてくれました。
??? 2kg・・・一瞬意味が分からずフリーズしてしまいました。
あまりGOKISOさんに詳しくないのですが高価な事は知っています。
私の50mmディープホイールでさえGOKISOさんほど高価ではないけれど1600g程度なのに、2kg(正確には2165g)ってどういう事なのよ・・・
何はともあれまずは乗ってみることにしました。
試乗してみると2kgもあるホイールとは全く感じないほど良く進みます。
特にハブの良さが光っていてヒュンヒュンと精度よく回っているのが分かります。
カンパニョーロのスルスル回るハブとは違ったフィーリングながら同等以上によく回ります。
さらに驚いたのが上りに入っても重さを感じることなく慣性がついたホイールが回って進む感じでした。
リム強度は高いそうですが、乗り心地は悪くなくそれでもしっかり感はあるのでそのあたりは独自設計によるものなんでしょう。
左右への切り返しを行ってみるとクッと向きを変えてピッタっと安定する挙動を示しました。
次に24mmリムのホイールを試したのですが、思ったよりも上りで良さを発揮しません。
後から分かった事ですが、24mmリムでも重量が1919gもあり結構なヘビー級です。
そのため50mmに対して特段優れたところもなかったのですが、左右の切り返しのハンドルリングはスムーズに素早く切り替わってその点は優れていました。
最後に同じ24mmですがアルミ製のハブを試させてもらいました。
GOKISOではこのアルミハブがスタンダードで、前に試乗した2つはチタンハブで特殊仕様との事でした。
こちらのアルミハブの方が重量も軽くフィーリングもわずかに優れていました(ベアリングの作りはほぼ一緒との事)。
それとは別にこの時同時に試す事となったPanaracerのGILLAR(ジラー)タイヤがものすごくよい感触でした。
とても不思議な感触で、浮遊感のある軽さでグリップ感もきちんとあって素晴らしいものでした。
それでいて軽量で走行面にはパンクガードも入っているので、これは次に検討しても良いタイヤだと感じました。
GOKISOの感想としては、手組ホイールを作るならぜひ使ってみたいハブであることは確かです。
次にYONEXさんのブースにてAEROFLIGHTを試乗させてもらいました。
これはエアロモデルになりますが、ヨネックスらしい無機質で高性能なフィーリングは最新モデルでも健在でした。
ただ数年前のカチカチのフィーリングよりは幾分改善されて馴染みやすいフィーリングになっていました。
次にディスクモデルであるCARBONEX HR DISCに試乗させてもらいました。
こちらはディスク化に伴って更に太いタイヤでも履けるようにチェーンステーを伸ばした影響か、ヨネックス独特の角のある硬さが取れて均等に剛性があるものに変わっていました。
微妙な違いですがこちらの方が乗り味としては優れているように思われます。
そこでAEROFLIGHTのディスクはいつごろになるのか聞いてみたところ、CARBONEXを先に変更しなくてはならなかったため当面先になるとの事でした。
中途半端なディスク化で発売してしまったメーカーが結構ある中で、こういうヨネックスさんの生真面目さは好感がもてるところです。
ただ望むなら若干で良いので乗り味がある設計にしてもらうと、より一層購入意欲がわくと思いますのでぜひお願いしたいところです。
こどもの森
試乗会で時間を取り過ぎたため、急いでライドを再開しました。
まずはいつも通る幹線道路をショートカットする裏道に入ってみましたが、初めての道は何故かワクワクします。
次に全く意味のない山道を奥まで行ってみることにしましたが、果たしてどこにたどり着くのでしょう。
まずは何やら現れましたが、こんな奥まったところにコージーコーナーの工場がありました。
しかしながら道はここで終わらずにずっと続いていて、どこまで上るんだという感じでした。
そうして上り続けていたところ、清川下水浄化センターが現れ終点となりました。
先ほどのコージーコーナー工場まで下った反対側にも同じように上れる道がどこまでも続いています。
そちらも上ってみたところ、採掘現場にたどり着きました。
私が興味深く眺めていたところ、受けつけの方が不審者かと思ったのか出てきてしまいました。
私を見るなり気がついたのか「サイクリングですか?」と聞かれたので、「(お手数かけて)すみません、ここまで上っただけです」と答えました。
その後も幹線道路のショートカットを試みたところ、なかなかの坂道が迎えてくれました。
そうしてようやく目的地である厚木こどもの森に到着しました。
入口付近は思っていたのとは違って整備された作りだったため心配したのですが、森の中に入ったところで安心しました(もちろん徒歩です)。
まず最初に見かけたのは豪快なアスレチックです。
ちょっと都会っ子には危険そうではありますが、このくらいの方が挑戦しがいが合って面白そうです。
その先に期待していた空中回廊の入口が現れました。
回廊を歩いていると長くて速い滑り台が下を抜けていました。
ぜひ滑ってみたかったのですが、表面には板に釘が使われているためレーパンが切れてしまう危険があるので断念するしかありませんでした。
この空中回廊は写真の足場の高さをみてもらえば分かる通り、結構な高さで楽しいものです。
ここには自然観察できるような池やら田んぼやらが多数ありますので、観察しにくるだけでも楽しそうです。
芝桜ライン
当初の予定ではもう一か所公園に向かう予定でしたが、時間の関係でルート変更して最後の芝桜へ向かうことにしました。
久々にBrytonアプリからサイコンへルート案内させたところ、右左折の表示が距離で表示され便利でした。
ただそれなりの速度で走っていると距離の減算が遅れて、曲がる場所に到達しているのに後20mと出たままでついつい行き過ぎてしまいます。
そんな慣れない案内方法に迷いながらも最後の目的地である相模川の芝桜ラインに到着しました。
今年も同時開催のイベントは中止となりましたが、例年同様に綺麗に咲いていました。
ただ若干手入れが不足しているためか、ところによって花の隙間に雑草が多いところもありました。
個人的には雑草がいくらかあった方が自然な感じで好きですけど。
帰りに相模川の河川敷道路が延長されたと聞いていたので、確認しながら帰ることにしました。
相模三川公園の川側には道がありましたが、これは公園の道路でした。
公園の先も何とか通行できる道はありますが、歩行者もいますのであまりお勧めできる道ではありません。
いったん住宅側の道に戻った先に河川敷の道が延長されていました。
この場所は小田急線や相模大橋の少し手前の場所となります。
今回のライドは距離はそれほどでもありませんでしたが、帰宅後に疲れがどっと出ました。
おそらく試乗テストのためにハイパワーで何本も走ってしまったので、それが影響したものと思われます。
逆に言えば普段のライドでは省エネ走行がきちんとできているではないかと都合のよい理解をしています。
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