今回も人との接触や事故回避で交通量の少ない場所を探して相模原市の山あいに向かうことにしました。
その場所を選んだ理由は以前に達成することができずに終わった事を成し遂げるためでした。
今回のルートはアップダウンが多発するため、ロードバイク2号機にて下記ルートにてまわりました。
https://www.strava.com/activities/4709473663
雪と路面凍結
今回はロードバイク2号機にて出かけたのですが、ハンドル位置を少し下げてみました。
1号機のハンドルが少し遠めでサドルの落ち着きが良いので、それに近づけるためにハンドル位置を下げてみたものです。
ハンドル位置は許容範囲が広いので結構迷うところなんです。
単に腕の事だけ考えると以前のままが楽なんですが、それだと尾骨が立ってしまい尻荷重が多くなりがちになります。
そこで今回はサドルへのフィット感を重視して前傾を強めてみました。
境川サイクリングロードの休憩所にてロード乗りの学生さんが3人休憩していました。
本格的にロードに乗っているというのではなく気楽にという感じで、3人とも一般的なスポーツウエアやジーンズというような服装でした。
「ロードバイク乗るならサイクルウエア」っていうような風潮がありますが、3人をみていると自然な感じでとても好感を持ちました。
街道を気持ちよく走っていると、スプロケットからかすかに金属が擦れる音が定期的に発生してきました。
車体を持ち上げて回してみても何も異常がありません。
このパターンは良くある事ですが、ディレイラー位置が微妙にずれ駆動トルクがかかっている時にしか異音が発生しません。
おそらくチェーンにテンションが掛かっている時にだけずれが発生するので、空回しではどうずれているのか判断がつきません。
問題のギアはセンター付近なのでワイヤーアジャスターでの調整となるため、アジャスターを右に2クリックしてみました。
しかしながら悪化傾向だったため、左方向に調整しなおしたところ左4クリックで音が収まりました(帰宅後にリミットネジの調整も必要か確認します)。
この先のT路地の信号が赤になりそうだったので、ここを右折して迂回ルートへ移りました。
普段から裏道調べているとこんなところでちょっと役立ちます。
宮ケ瀬湖への上り坂ではところどころ雪が残っていて、路面凍結の可能性があり注意が必要でした。
補給のためコンビニに寄ったのですが、サイクルラックが多数あり迷います。
手前の黒いラックを使おうとしたのですが、良く見ると表面に錆が出ていてサドルが汚れるところでした。
少し奥に入っていくと舗装路以外には雪が残っていました。
危険な前ぶれなのニャ~
その先で上りは特に問題なかったのですが、先の下りがどうなっているか不安になります。
日影のコーナーではどこが凍っているかわからないので、超スロー走行で走らなければなりません。
注意しながらの走行はとても疲れます。
すると反対側から集団が上ってきましたが、この時期なので集団走行は控えた方がいいなと思いながらも、この路面だと一人では心細いのかとも思ってしまいました。
主要街道から1本奥の道に入ってみたのですが、思っていたより住居が多くこちらが昔は本道だったことがうかがえます。
何気ない日影でも路面が濡れていると気を抜く事ができません。
藤野で彫刻に再開
初めて通る道だと喜んで走っていたところ、どこかで見覚えのある看板が目に入りました。
記憶が薄れているだけで、走ったことがある道なのニャ~
枯れ木が連なる場所に出たのですが、良く見ると桜の木のようでした。
もしかしてここは、隠れた桜の名所なのではとちょっと期待させられます。
そんなのどかな気分もそこまでで、きびしい傾斜がどこまでも続きました。
上りが終われば下りが待っているのですが、凍結が怖くて速度を抑えながら走るためとてもストレスが溜まります。
そうして走っているとTeam UKYOのトレーニングベースを発見しました。
ここは廃校を借り受けてTeam UKYOが練習拠点としているところです。
残念ながらこの日はひっそりとしていて誰も居ないようでした(練習中かもしれませんけど)。
今回のルートは結構マイナーな道なんですが、たびたびロード乗りにすれ違います。
きっと私と同じように人混みを避けて走っているのでしょう。
ちょっとした坂を上りきった路面が完全に凍結していました。
下り区間でなくて本当に良かったのですが、凍結路の前には由緒がありそうな神社がありました。
その後も道はアップダウンの連続で全く平地区間がないため、体力が徐々に失われていきます。
集中力が少なくなっていたため、どうやら目的とした場所を通り過ぎてしまったようでした。
ある橋に差し掛かったところでふと橋下をながめてみたところ、
とても深い谷になっていて引き込まれそうで手すりまで寄ることができませんでした。
はたして写真でその怖さが伝わるかどうか……
その先でも坂道が続くのですが、何か見えているガードレールのラインに違和感を感じました。
折り返してみると案の定、とんでもない角度の斜面が立ち上がっていました。
ただ疲れてくると驚く心も鈍くなるのか、その時は淡々と上り続けていました。
そうして走っていたところ、目的地としていた彫刻が現れたではないですか!
そうです。行き過ぎたと思ったのは間違えでした。
ところでこの彫刻は「芸術の道」という野外展示の1つで、以前回った時に1つ見逃していたものを回収するためやってきました。
ただその見逃したと思った1つが実は撤去済みだったと昨晩気づいたため、目的の意味は無くなっていたのですけどね。
結果的に単なるサイクリングだニャ~
凍結路でのスリップ
帰路に入っても行きと変わらずアップダウンは続きます。
この先厳しい斜面が続いた覚えがあったため、汗で蒸れないよう事前にグローブを外しました。
それにしても左上に見えているガードレールの角度が異常でちょっと気持ちが重くなります。
予想した通りとんでもない斜度が待ち構えていました。
ただそこまでは想定の範囲内だったのですが、ここにきて路面が凍結しているではないですか!
急なトルク変動は厳禁なので、ダンシングは当然のことながら使用できません。
シッティングであってもちょっと力を加えすぎるとリヤタイヤがスライドを始めてしまい、2度ほど滑りながらもカウンターを当ててなんとか持ちこたえました。
この区間ではカーブミラーが横ではなく上方向を向いています。
やっとの事で難所区間を上りきることができました。
下り方面には凍結路は無かったので危険はありませんでした。
途中、川を渡ったのですがとても水が澄んでいてきれいなものでした。
宮ケ瀬湖へ向かう上り坂で女性のロード乗りに追いつきました。
あまり条件の良くない路面にもかかわらず一人で走っているのはたいしたものです。
宮ケ瀬湖からの下りでは用心して減速しながら走ったために、自動車が数台連なってしまいました。
今回は久々に獲得標高が2000m超えしたため、脚への負担がとても大きくなっていました。
おかげで帰路では、ちょっと脚に力を入れるだけで痛みが出るなかでの走行となりました。
このままでは筋肉痛になってしまうため、いつもよりもずっと手前から回復走に切り替えて筋肉内の乳酸を分解することにつとめました。
おかげで当日の痛みはほとんどありませんでした。
それでも筋繊維がダメージを負っているため、数日間太ももまわりの張りが残りましたけどね。
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