藤野の芸術の道で芸術鑑賞のはずが、いつの間にかトレジャーハンターになっていた

以前から気になっていた藤野駅周辺にある芸術の道へ行って見ることにしました。

芸術の道とはそのルート上に複数の芸術作品が展示されていて、それを鑑賞しながら散歩ができるものです。
庵(いおり)

今回のルートは下記の通り、ロードバイク1号機にて行ってきました。
https://www.strava.com/activities/2398959290
ルート

往路

2日前にロードバイク2号機(TCR)に乗っていたので、1号機(PROPEL)がやけに硬くてハードに感じながら走り始めました。
境川サイクリングロード
気候がよくなったので、境川サイクリングロードではいつもより多くの自転車が走っていました。

愛甲石田駅近くで、線路をまたぐ道がやけに急斜面なので驚きました。
愛甲石田駅近く

宮ケ瀬湖手前はちょっとした上り坂が続くのですが、残り200mくらいで路線バスが後ろに追いついてきました。
宮ケ瀬湖手前
そこそこ急斜面なのでこちらも止まるわけにもいかないのですが、バスも抜けずに追従しています。

仕方ないので少々無理をして頂上まで急いで上ると、バスはバス停にてお客を降ろし出しました。
宮ケ瀬湖
また追いつかれるのも嫌だったので、40km/hアップで逃げ切りをはかります

まぁ、最後には追い付かれたんですけどね。

宮ケ瀬湖までノンストップで来てしまったので、ここで写真を撮影。
宮ケ瀬湖
ただ、1分もしないうちに出発したのであまり休憩になりませんでした。

伊勢原津久井線(64号)でまずは道志みちまで向かいます。
伊勢原津久井線

道志みちに出たら100mほどで、518号線に移ります。
道志川
するとすぐに道志川を渡りました。

518号線は7~10%傾斜の道が4km近く続くため、ちょっとしたヒルクライムです。
518号線

その途中で、セダムと思われる黄色い花の中にヘビイチゴが紛れていました。
セダム
先日の走行ではヘビイチゴを食べましたが、今回は見るだけです。

518号線は頂上付近が狭くなっているため、自動車は車幅規制されています。
518号線のゲート
そのため、たまに通行するのは軽自動車ばかりです。

そこからの下りは凹みのあるコンクリート舗装が続くため、振動が激しく身体にもバイクにも辛い区間です。
518号線下り

その後も目的地まではアップダウンが続く、なかなかハードなコースです。
518号線
過去に1度通ったことがあるのですが、その時はいっぱいいっぱいでした。

芸術の道 1

そうして、スタート地点である藤野駅に到着しました。
藤野駅

駅横にある観光案内所の手前にある逆L字のゲートが最初の作品です。
フジノゲート
フジノゲート「訪れた人を迎えて、帰りに見送るゲート」分かるような分からないような感じです。

さてここからは案内地図をたよりに回っていこうと思うのですが、この案内地図が曖昧でわかりにくい。
芸術の道案内図
だいたいの場所はわかるのですが、そこに入り込むための細かな道が書いてないため度々探し回ることになりました。

次の作品は高速道路のフェンスに描かれているはずなのですが、行ってみると普通のフェンスです。
高速道路のフェンス

20号線の住宅の隙間から作品が見えました。探し回ったところ、先ほどのトンネル前から左に入って間近にも行けました。ただ、近づくと塗装がボロボロでした。
藤波
藤波「淡い紫が藤野の記憶」退色が進んでいるため作品性が失われています。

次が区役所近くとなっているが、区役所がGooglマップにも現実にも見当たらない。

藤野総合事務所の手前にひっそりと置かれていました。
瀞(とろ)
瀞(とろ)「植物の発芽の生命力を表現」これは何となく理解できます。

次の作品も藤野総合事務所となっているが見当たらない。

そう言えばどこかで見かけたような・・・作品①の右奥に設置されていたのを思い出し行ってみました。

やはり有りました。これで案内図が信用できないって事がわかりました。
バッファロー
バッファロー「生命の躍動感を陰影で表現」確かに躍動感があります。

次は相模川の両岸に分かれた作品となります。
記憶容量-水より、台地より

記憶容量-水より、台地より「石の意外な表情を表現」確かに石らしくない柔らかさが表現されていました。
記憶容量-水より、台地より

相模川の近くの秋山川を渡ると本格的に芸術の道の始まりです。
秋山川

少し進んで分岐点に次の作品がありました。
両側の丘の斜面
両側の丘の斜面「自然の中に異質な造形で空間の緊張感・相対性などを創造」思ったほど異質ではありませんでした。

芸術の道に設置されている案内板ですが、作品の展示位置は全くあてになりません。
芸術の道の案内
当初の展示位置のままのようで、私が使っている案内図よりも古い内容でした。

芸術の道 2

分岐を左に進んで少し先の右手に
COSMOS
COSMOS「彼女が見つめる瞳は内に秘めた愛を持って太古へいざない遠く宇宙へ旅立つ」そこまでの壮大さは理解できませんでした。

更に進んだ右手に
限定と無限定
限定と無限定「半透視が新たな空間を提示している」ツタが絡んで自然との調和を感じました。

少し先の左手に
射影子午線
射影子午線「射影空間の中に宇宙の広がり」確かにSF的なものを連想させます。

そこから坂を上った左手に
森の守護神
森の守護神「過去から未来へと自然のたくましさ」生命力と力強さを感じられます。

ここでビュースポットを見逃した事に気づいたため、坂を戻りながら探しました。
山の目
山の目。手前の竹林で片目しか見えません。もう一か所のビュースポットに期待します。

道なりにしばらく進んでいくと葛原神社の鳥居が左手に現れます。
葛原神社の鳥居

その鳥居の正面に
羅典薔薇
羅典薔薇「常に連続的な変化の知性を秘めた」周りから干渉されずに時を刻んでいるようでした。

この作品の隙間には多数の毛虫がさなぎになろうとしていました。
さなぎ

近くに3作品があるはなので、鳥居の左側にある道を奥へ行くと左手に
回帰する球体
回帰する球体「新しい命が吹き出して自然と同化」同化しすぎて作品と思えない状態でした。

そのまま進むと畑が広がるだけで、諦めて戻ろうとすると左手に白いものが見えました。
戻ろうとしたら

近づいてみるとやはり作品でした。
吠える
吠える「凝縮された万物の叫びであり自己への回帰」汚れによる陰影が周りとの調和を果たして元とは違った印象でした。

もう1作品が見つけられず周りをうろうろしていたところ、原っぱのずっと奥に
語り合う石たち
語り合う石たち「存在という実感を大地に表現」中心の石が折れていて悲し気な語らいを感じました。

芸術の道 3

鳥居の道に戻り、少し進むとビュースポットの案内板が右手にありました。
ビュースポット

山の目
山の目「山が目を覚まし下界にメッセージを送る」何かじっと見られていると感じる作品でした。

景の切片。道路から奥まった場所にあったそうですが、移動されたと思い込んで逃してしまいました。
景の切片

すぐ先の左手に
FLORA・FAUMA
FLORA・FAUMA「静かに死んで行く時間や空気に永続的な刺激」この作品により空間が違ったものになっているのは作者の狙い通りかもしれない。

またすぐ先の左手に
庵(いおり)
庵(いおり)「人の生活と歴史、過ぎ去った時間」設置されて日数が経って、いっそう味のある作品となっていました。

細かなところも凝っていて、小窓の上には小さな作品が並んでいました。
庵(いおり)

少し先の右手にシュタイナー学園があり、その校舎の外壁に
未来への躍動、季節の翼
未来への躍動、季節の翼があるのですが基本的に立ち入りできません。これを作品として紹介する必要があるのか疑問です。

また、その学園の駐車場と思われる場所に移動された
森の記念碑
森の記念碑「大自然を凝縮したり拡散したり」駐車場の邪魔ものとなっていて作品としての価値が失われつつあります。

そんな残念な中で、道の反対側には景色が広がり、手前には包丁岩が見えます。
包丁岩

しばらく林の中を走り、下りだした左手に
芽軸
芽軸「植物が芽を出す時のエネルギー」出てきたというよりは巨大な物体が刺さったように感じました。

そのすぐ下の左手に移動されてきた
空を持つ柱
空を持つ柱「自然と共鳴する音楽的空間」溶鉱炉にも見えなくもないが、金属製の楽器にも見えます。

更にそのすぐ下の左手に移動された
雨
「天の恵みを周囲の自然と共に感じさせてくれる」奥にある枠の中から覗く作品だったようです。

芸術の道 4

バス通りまで下りてきて、無料駐車場に向かう右手に
あなたと・・・明日の空の色について
あなたと・・・明日の空の色について「あるがままの自然と次元を超えた自然が新鮮な感動」微妙なバランスの作品であるがそれほど違和感なくたたずんでいました。

更に進んで名倉グラウンド入口横に
カリブー
カリブー「見事な角に秘められた強さ」入口の派手なアーチ横にあるため、クリスマスの装飾かと思ってました。

名倉グラウンドに上っていくと、グラウンド手前右側に
トライアングル・ウインド・ソング
トライアングル・ウインド・ソング「人と環境と芸術が調和したリズム」ここも以前来たことがあるのですが、電灯だと思っていました。

さて、この周辺にまだいくつか展示があるはずなのですが、そこに通じる道が見当たりません。

そんな時、同じように迷っている女性二人組と情報交換をしました

すると私が見つけられないいくつかは、ハイキングコースの途中にあるとの情報を得ました。

そこで先ほどのグラウンドまでの途中にある道からハイキングコースに入り、グラウンド上あたりにて
過去からのひびき(エコー)円盤
過去からのひびき(エコー)の1つ、円盤「昔の姿を残そうとする自然」この時にはすでに芸術鑑賞ではなく宝探し気分になっていました。

いくつもあるハイキングコースを進んで行くと
ハイキングコース

緑のラブレター(作品)の案内板がありました。
案内板

緑のラブレターの真上に到着しました。
緑のラブレター
緑のラブレター「自然の素晴らしさ、環境の大切さ、を山がラブレターを抱く姿で表現」ただ近すぎてボロが目立つだけで作品の鑑賞にはなりません。

全体像が見える場所を案内図に示すべきではないでしょうか?
緑のラブレター

芸術の道 5 &帰路

さて㉗のもう一つの作品が見当たりません。
名倉グラウンド
グラウンドの法面にあるとの事なので下側の崖は全て確認し、グラウンド内に入って上面を見て回りました。

過去に見つけられた人は藪の中に入って見つけたとあったので、
封鎖された階段
封鎖された階段なども上ってみました(でも見つからず)。

そうして探していた時に、サッカーゴール裏の斜面にプレートだけ発見。
作品プレート

もしやと思って斜面を登り藪の中を覗いたところ、ずっと上の方に先端部分を発見
過去からのひびき(エコー)都市
過去からのひびき(エコー)の1つ、都市「昔の姿を残そうとする自然」こんなところにあったら、ほとんどの人が見つけられないのも納得です。

藤野駅へ戻る橋を渡った右手に
藤野の橋

カナダ雁
カナダ雁「山と湖のカナダを感じる藤野で、雄大なフィーリングを与える」この難易度の高いトレジャーハンティングを終えられた事の安堵感もたらしてくれました。

帰りは少し楽なルートと通ったのですが、やはりアップダウンが続くため、厚木を過ぎる頃には疲労困憊でした。
アップダウンが続く道

境川サイクリングロードまで戻ってきた時にはすっかり暗くなって、ただただ惰性で走っていました。
境川サイクリングロード

今回、芸術の道をまわってみて自然が多い場所を生かした良い取り組みだと思う反面、管理状態があまりにひどい状態なのが残念でした。

評価の高い自転車パーツをご紹介

作品の展示場所が案内とは異なっているため、多くの来訪者が迷ってしまっています。

それよりも芸術作品があまり良い状態でないばかりか、見つけることもできない場所に置いてあるのもどうなのかと思います。

担当者は芸術家にもう少し敬意を払って管理して欲しいものです。

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