先日クロスバイクを掃除しているとVブレーキに錆びを発見しました。
![Vブレーキのワイヤー留め部分](https://cycle-tv.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_E7663.jpg)
写真は錆の盛り上がっていた部分を拭き取ってしまった後なので実際にはもっとひどい状態だったのですが、どちらにしてもこのまま放置するわけにはいきません。
錆を取り去って塗装するのが正当法なんですが、ちょっと面倒だったのでとりあえず錆チェンジャーでしばらく様子をみることにしました。
![ラストコート](https://cycle-tv.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_E7664.jpg)
一般的に錆チェンジャーとは赤錆に吹きかけると黒錆に変化するものです。
「赤から黒になっただけで錆のままではダメじゃん」と思われるかもしれませんが、黒錆の特性として表面が黒錆に覆われると中に酸素を通さず、かつ黒錆もそれ以上浸食しなくなるのです。
すなわち黒錆で蓋をしてしまう方法なのです。
ではさっそくプシューっとしてみました。
![錆にラストコート噴霧](https://cycle-tv.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_E7667.jpg)
余計なところに飛び散らないようにして赤錆部分に吹きかけます。
後は時間が経つと黒錆に変わってくるので放置しておくだけです。
![](https://cycle-tv.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_E7669.jpg)
これなら塗装し直すよりもずっと楽なんですが、欠点は塗装ほど被膜が強くないことです。
しばらく使ってみて、黒錆膜がはがれてしまうようなら今度は塗装することにします。
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