今回は複数の桜や梅の名所を回ってみようかと計画していたのですが、出発間際に夕刻に予定があったことを思い出しました。
ライドを断念するか迷ったのですが、時間の許す限り走りきってみようかと出かけることにしました。
今回はロードバイク1号機にて下記のルートで走ってきました。
https://www.strava.com/activities/4904156979

時間との戦い
今日は少し寒い予報が出ていたのですが、この時期って身体の慣れにも左右されるので、どの服装で出かけるか迷いました。
下は短いレーパン&レッグカバーで何とかなるだろうと判断し、逆に上着は薄めだが前面や腕の繊維が密で軽い防風効果のあるものを着て出発しました。

ところが走り出して見ると思っていた以上に肌寒く、せめてアンダーウェアをもう少し厚いものにすべきだったかと少し後悔していました。
今日は予定があるため6時間以内に戻ってこなければなりません。
できれば時間的に一か所となった目的地まではたどり着きたいために、焦りで自然とハイペース走行になっていました。

おかげで当初肌寒く感じていたものが全く気にならなくなり、むしろほどよい涼しさと感じるようになって良い感じでペースが上がっていきました。
時間が無いので走りなれた道を行くべきなのですが、先日見つけた川沿いの道が気になって使ってしまいました。

いつもの湘南海岸沿いにやってきましたが、今日は1日中高速走行しなくてはならないためここでフルパワーで走ってしまうわけには行きません。

そこで先日会得した「脚の重みと回転をいかした走り」を行ってみたところ、あまり脚力を使わないで44km/hくらいが維持できました。
そのまま相模川までやってきましたが、ペースを落とすことなく維持できているためこのまま湘南海岸を走り切れてしまいそうです。

最後に少しだけバテ気味にはなりましたが、ほぼ江の島から大磯までハイペースで走りきることができました。
そう言えば先日中古で手に入れたビンディングペダルを初めて使ってみましたが、とても状態は良いものでした。
いつもなら湘南海岸を走りきった後に太平洋岸自転車道のこの辺りで休憩とするところなんですが、時間的余裕がないため流して走りながら体力の回復をはかりました。

特に二宮町までの裏道は住宅地を抜けるので速度を上げられないため、そこを走りながらの休息としました。

国道へ出てしばらく走っていると右折ポイントが見えてきたのですが、1つ手前の赤信号に捕まってしまったため思い切って横断歩道を渡って細道に入ってみました。

抜けられそうなことは何となくわかっていたのですが、一か八かで入ってみて大正解でした。
先日立ち寄った曽我梅林地区までやってきましたが、さすがに梅はほぼ散りかけていました。

ただし感傷にひたっている暇はないので、ここでもペダルを緩めることなく回し続けました。
この時点で往路の残り時間1時間強、もし時間切れとなれば目的地手前でもUターンしなけばならなくなります。
時間を稼ぐために予定していないショートカットコースで運悪く通行止め看板が現れました。
きっと何とかなるだろうと淡い期待をいだきながら進んだところ、

やはり歩行者用の通路は確保されていました。
目的地近くまできたところ、おそらく同じところへ向かう親子がいました。

すると先の部分に一面ピンク色の斜面が現れだしました。
桜と帰路の上り
一ノ堰ハラネの春めき桜に到着しました。

ここは川沿いの斜面が一面春めき桜で覆われています。

少し離れたところから眺めてみると斜面が全てピンク色に染まっています。

ちなみに目的地には2時間半くらいで到着して、見学15分、コンビニ休憩15分で往路の時間は使い果たしました。
帰路はあえて行きと異なるアップダウンの多い道を選びました。

同じ道であれば確実に時間内に戻れますが、この道でもおそらく大丈夫だと経験上知っているからです。
とは言えもし途中で脚力が無くなれば時間的に厳しくなるため、少しでも余裕を持っておきたいために下り区間でもペダルを回し続けました。

ところがここまでハイペースで来たためか速度が上がらず、平地区間では特に失速が激しくなってきました。

そんな状態で2つ目の上り区間に入ると明らかにパワーダウンして、走りに切れが無くなっていました。

そのためいつもなら避けている上りのトンネルも仕方なく通ることにしました(裏道の方が斜度がきついため)。

3つ目の上り区間ではやはり失速気味のため、疲労していない筋肉を見つけ出してはそれを使って工夫しながら何とか速度を維持しました。

そして最後の上り区間がやってきました。

もうこの先長い上りはないので、残った脚力を使いきっても構わないからともがきながら上りきりました。
ラストスパート
平地区間に入ってからは少々流し気味に走っていたのですが、前方にターゲットが見え始めると俄然やる気が出てきます。


じつはまだ余力はあるニャ~
少々時間に余裕ができたように感じていましたが、見込み違いもあるので気を抜かずに走りました。

目標も無く走るのもつらいため、この先の相模川まで15分でたどり着けるかチャレンジすることとしました。
信号でのラッキーも重なり10分で川までやってきたので、5分稼ぐことができました。


なんの根拠もない15分で5分稼げたと言ってもニャ~
あきらかに余裕がでてくると、欲が出てシャワーを浴びる時間が欲しくなってきました。

この側道を15分ほどで抜ければおそらく30分ほど余裕ができるはずと、目標時間がどんどん繰り上がっていきました。
ところがこの区間は信号での待ち時間が長く、こればかりはどうしようもありません。

さらにいつもなら40km/hほどで走り抜ける区間に入っても、脚力失っているため33km/hほどしか出せません。

それでも予定よりも10分遅れただけで藤沢市内まで戻って来ることができました。

そこからも気を抜かずに走りきったため、30分ほどの余裕をもって地元に戻ることができました。

行きも帰りも2時間半近くノンストップで高速走行し続けたため、太ももの疲労が激しいライドとなりました。
花粉の多い時期となったためか、帰宅後にくしゃみと鼻水が止まらなくなりました。
もしかして風邪?
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