日々ブログを書いているとなかなかネタが無くて困ってしまうことがあります。
そうならないためも近くで試乗会があったりすると、これは助かったと出かけることが多くなります。
近くと言っても片道2時間以上かけて出かけているニャ~
まぁロードバイク買う前から好きでやっていた事なので、時間はあまり苦にならないですよね。
しかしながらパーツやウエアって試着はできても試用することはほとんどできません。
ところが今回試用してみないかとの提案をいただいたため、これはラッキーだと使わせていただく事にしました。
お借りすることとなったのはCHROMEさんのシューズなんですが、どちらかと言えばタウンユースでのサイクリストをターゲットにしたスニーカーです。
正直、「自転車関係あるの?」って思ってしまいましたが、タイヤを製造しているPanaracerさんと共同開発で作り上げた靴底を採用しているとの事なのでサイクリストに向けだと理解できました。
https://chromeindustries.jp/blogs/blog/chrome-panaracer-new-footwear?utm_source=blog&utm_campaign=panachrome_blog
具体的には「ソールラバーにおいて相反すると考えられてきた“グリップ力”と“耐摩耗性”を高次元で両立」と、まるでタイヤに求められる性能そのままのコンセプトがうたわれています。
ちょっとテストする日が楽しみになって、どこに行ってみようかと目的地の選定にも気合が入りました。
DIMA 3.0って
今回お借りすることができた品が届きましたので、まずは中身の確認をしてみたいと思います。
専用の段ボールに入ってますが、ここに「LIVE THE CITY」と書かれていますので、”都市で暮らす”という意味でしょうか、タウンユースなシューズであることが分かります。
箱を開けてみるとこのように緩衝材で保護されたシューズが現れました。
サイドを見てみると赤いネームが縫い込まれて、ヒール部分には目立たないようにロゴが刺繍されおしゃれポイントとなっています。
さて、肝心の靴底のラバーですが、
見ただけではどうなのか分かりませんね。これはテストしてみなくては・・・
テストを兼ねたライド
今回5か所の目的地に寄りつつ約57kmのライドを行ってきました。
まずは履き心地ですが、最初少し小さくつっぱり感があったのですが、しばらく履いていると足に馴染んできて緩みもキツさもなくなり良い感じになりました。
中敷きは専用ものが入っているのですが、こちらも最初は足裏とわずかなずれがあって違和感がありました。
しかしながらしばらく走っていると足裏にあわせて変形してくれるのか、30分ほどで全く気にならなくなりました。
さて、売りとなっているグリップ力ですが、確かにどのような路面でもしっかりグリップしてくれて滑る気配はありません。
しかしながらその程度では普通なため、あえて石のタイルや金属格子のうえに水を掛けてグリップ感を確かめてみました。
はじめは軽く表面を擦るように動かしてみたのですがあっさり滑りました。
これはダメかなぁと思って体重を乗せてみたところしっかりグリップしてくれるではないですか!
どうやら荷重しないで擦る程度ではグリップしなくて、きちんと体重が乗ると力を発揮するようです。
さて、もう一つの売りである耐摩耗性の判断は短期間では難しいですね。
ただ1日とは言え結構歩きまわった(詳しくは次回のブログにて)わりには、靴底の外周にある小さな溝などが欠けも減りもしていなかったので期待できるかと思います。
なかなか気に入ったシューズだったのですが、1つだけ気になる事があります。
それは靴底の面強度が若干弱いため40kmを超えるあたりから足裏に痛みがでてきました。
これは私がロードバイクではビンディングペダルを使っているため、今回のようにフラットペダルで走る時にも常につま先近くで踏み込んで走っているので起きたのだと思います。
普通の人が土踏まずなどでペダルを踏んでいれば起きそうもない問題なので、ちょっと特殊なケースかともしれません。
また、私の要望であえてビンディング非対応のシューズを送ってもらいましたが、ビンディング対応のシューズなら強度が確保されているのかもしれません。
https://www.chromeindustries.jp/collections/chrome-panaracer-new-footwear
総じて履き心地など結構気に入ったので、そのあたりの細かいフィーリングは次のライド報告のブログにてお伝えしたいと思います。
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