真夏日が続く中、どうせ走るなら涼しいところをと考えてみたのですが思いつかず、地図をみていて行きそびれていた公園があることに気がつきました。
神奈川テレビで紹介していたか何かで知ったのですが、場所が不便で足が遠のいていました。
もしかしたらいくらかでも涼しいのではないかとの期待を持ちつつ、いつものように面白ルートを選びながら1号機ロードバイクで行ってきました。
https://www.strava.com/activities/5864901413
https://ridewithgps.com/trips/74089414
前回通れなかった川沿いの道
午前中とはいえすでに暑い中で走りだしたのですが、先日微調整したクリートの角度に違和感がありました。
日影に入って確認してみるととんでもない角度にクリートがずれていました。
おそらく微調整後の締め込みがあまかったために、脱着時にずれてしまったのでしょう。
それにしてもこれだけ曲がっていても何とか走れてしまうSPDの遊び(フローティング角度)はものすごいものです。
相模川を渡った先にある大きな交差点なのですが、直進方向は道が狭くなるため普段は並行する別な道を通っています。
今日はルートの都合上通ることにしたのですが、とても簡単なことに気がつきました。
狭い道では後続車がいると気を使って嫌なのですが、信号が青になったらまず自動車を全て行かせてしまえばよいと気がつきました。
待つのが嫌で考えもしなかったのですが、ちょっと待つだけで快適に走れてしまいました。
川沿いを走っているとシラサギが餌を探していたのですが、暑い中なのでとても気持ちよさそうに見えました。
すると詳細は不明ですが牛や豚などの像がならぶ、動物供養碑がありました。
さらに川沿いを進んでいくと、庭からはみ出たツルに何かなっています。
一瞬メロンに見えたのですが、カボチャですかね?
そうしているうちに道がだんだんと怪しくなってきました。
以前来た時は砂利道にかわったためこのあたりを迂回して通ったのですが、
今回は草のある部分を走る事でなんとか通過することができました。
ところが最後は草もカットされずに砂利も大きくなってきて、相当気を使わなくてはならなくなりました。
いせはら塔の山緑地公園
目的地のふもとにある住宅街に入ったところ、庭に同じようなサルスベリの花がある家が続いていました。
ここの数軒だけだったので、共同で購入したのでしょうか。
さて公園入口へと向かったところ、ずっと上り坂が続いています。
山をそのまま利用した公園なのである程度は予想していたのですが、ちょっとしたヒルクライムレースができるほど上りが続き暑くてたまりませんでした。
駐車場がある入口にはパークセンターの建屋があります。
あまりに暑かったので水道で顔を洗わせてもらいました。
さて、一息ついたのでこの奥から林道が始まります。
ところが1歩林の中に踏み込んだところ、大量のやぶ蚊が一斉に襲ってきました。
ざっと見ても10匹以上が体の周りでスキをねらって飛び回っています。
これはたまらんと走って振り切ろうと試みたのですが、進む先々で次から次へと蚊が現れて取り囲まれます。
写真撮影のために一瞬止まるだけでも大変な事になるため、ハイペースで歩き続けるしかありませんでした。
少し開けた見晴らし台までやってくると蚊の勢いも弱くなり、強めの風が吹いたことで追い払うことができました。
やっと一息つくことができたので、ここで買ってきた昼食をとることにしました。
先ほどはヒルクライムで汗ばんでいたのでやぶ蚊が大量に集まったのかもと、しっかり休憩を取り涼しい顔をして頂上に向かって歩き始めました。
ところが汗かきとは関係なく林に入ったとたんにやぶ蚊の群れにまたも襲われました。
必死にハンカチを振り回しながら蚊を寄せ付けないようにして階段を上っていくと、途中にいろいろなキノコが点在していることに気がつきました。
ゆっくり観察してみたかったのですが、とても蚊たちが許してくれません。
何とか頂上にたどり着いたのですが、見晴らしはほとんど無く、待っていたのは蚊の群れだけでした。
体中をはたきながら早足で階段を下りていくのが精いっぱいで、あまり周りを観察する余裕がありませんでした。
正味30分弱のコースでしたがずっとやぶ蚊と戦い続けなくてはならないので、何のために1周してきたのか分からないようなところでした。
見るものもほとんど無いので人が訪れないのが良く分かりました。
パークセンターに入ってみると公園内の写真や、天然の工作品がいくつも飾られていました。
入口にはアルコールともに虫よけスプレーが置いてありましたので、先に寄って使っていればいくらか違いがあったかもしれません。
ちなみにコースの入口にはヤマビル避けに塩スプレーが置いてありましたが、今回は全くみかけませんでした。
というかやぶ蚊で手一杯でヤマビルに気を使っている余裕なんてなかったニャ~
激坂とやぶ蚊の繰り返し
公園だけでは物足りないのは分かっていたので、この三ノ宮地区の外周路をまわってみることにしました。
ところがいきなり厳しそうな道のルートを選んでしまいました。
それでもこの程度の道は慣れているので何とかなるだろうと走り続けていたところ、とても走行できる状態ではなくなってきました。
仕方なく徒歩で進んでいったのですが、ここでも公園同様にやぶ蚊の群れが襲ってきました。
何とかやぶ蚊を振り払いながらも進んで、もう少しで折り返すところまでたどり着くと、
横にも前にも柵が現れて進むことができなくなりました。
ここまで来たのに何でなんだと思いながらも感傷にしたっている暇はありません。
止まっているとやぶ蚊たちの集中攻撃をくらってしまいます。
すぐさま元来た道を戻ることにしたのですが、やぶ蚊たちの攻撃が激しいため走行できる場所からは坂を走り下りました。
しかしながら減速しすぎるとタイヤがロックするので、結構な速度のまま枝葉を避けながらの走行はとてもスリリングでした。
予定していたルートが通れなかったため、少し先にある坂道から復帰できないかと上ってみました。
ところがこの道が結構長くて、これで行き止まりだったらと思うと不安になってきました。
そんな時に少しだけ景色を眺めることが出来る場所に出て、ほっとしました。
何とか予定ルートに戻る事ができたのですが、頂点の折り返し地点では一面フェンスに囲まれた場所が現れました。
立て看板をみてみると廃棄物処理場だとわかりました。
もちろん違法なものではないのでしょうが、こんな奥まったところに処分しなくてはならない現代生活ってどうなのって考えさせられるものがありました。
さらに隣の坂を上ってみたのですが、その先には公園で情報を得た三段滝(だったかな?)があるようでした。
するとゲートらしきものが現れてその先は徒歩で行けそうだったのですが、またもやぶ蚊の大群が襲ってきました。
とても滝を観賞する余裕が無さそうなので今日のところはあきらめて戻ることにしました。
寒くなって奴らがいなくなったら再度訪れてみようと誓いをたてて・・・
帰路は田んぼが続く道をぬけて、とても気持ちよく走れました。
それにしても林道や悪路はいろいろと走りましたが、今回ほど広域でやぶ蚊の群れがいる場所は初めてでした。
あれだけのやぶ蚊の群れに襲われながらも、刺されたのは1か所だけだったのはとてもラッキーでした。
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