伊豆の旅行から戻って一息ついていたのですが、そろそろ箱根の紅葉が終わってしまいそうなので慌てて一回りしてきました。
行きは箱根旧道のヒルクライムがあるので、最近会得した省エネ走行がどこまで有効なのかも興味があるところです。
ということでロードバイク2号機にて、下記ルートで紅葉見学に行ってきました。
https://www.strava.com/activities/6278175596
https://ridewithgps.com/trips/78759697
省エネ走行は箱根旧道でも通用するのか
週末の箱根は混みそうだったので平日に動いてみたのですが、なぜかいつも以上に渋滞が激しく不安になります。
小学生のグループが何組も現れたので、軽い遠足なのでしょうか?
箱根に向かうので念のためにとウィンドブレーカーを着てきたのですが、やはり少し走って温まると不要になります。
このあたりで丸めてポケットインしました。
平日なのであまりロードバイクはいないかなと思いましたが、海岸線に出てすぐに遭遇しました。
もう少し寒くなるとガチ勢しか走らなくなるんですよね。
小田原近くまできてもいつも以上に混んでいるため、あまりペースアップすることができませんでした。
さきほどまでの渋滞は業務上のものだと思われますが、箱根の上り口での渋滞は観光目的でしょう。
いや~平日にしてよかった!
さて、箱根旧道の入口にたどり着いたので、息を整えたらヒルクライムスタートです。
ちなみに今日はタイム狙いではなく、省エネ走行が実際にヒルクライムでどのくらい有効なのかを見極める事が目的です。
まずは前半は省エネ走行に徹して、踏み込みせずに回転と引き足だけで上ることに徹しました。
おかげで日帰り温泉天山あたりまで全く疲れずに上れました。
さぁここから勝負どころの七曲りエリアに突入していきましたが、息は上がりだしたものの気力に満ちてあきらかに攻めた走りができています。
終盤の峠の茶屋以降で少したれた場面もありましたが、最後までケイデンスを維持して上りきることができました。
タイムは49分33秒とまずまずでしたが、本気を出さずにこのタイムはなかなかのものです。
そこで今回とベストタイムを比較してみました。
見ての通り序盤抑え気味に入ってしまい2分のアドバンテージを負ってしまいましたが、終盤で1分取り返しています。
もちろん序盤頑張れば後半に響いてくるでしょうが、十分記録更新をねらえる条件が整いました。
すでにお気づきかと思いますが、箱根旧道ではカメラ作動し忘れたため映像はありません。
穴場の紅葉とススキ
無事芦ノ湖に到着しました。
思ったより寒くなかったので、上着の前を開けて涼んでいました。
寒いのに一般人から見たらおかしな人だニャ~
箱根神社を過ぎるといつもの紅葉スポットが見えてきたのですが、少々ピークを過ぎてしまっているようです。
今回は車道ではなく湖畔プロムナードにて湖尻ターミナルを目指します。
ここは歩行者&自転車遊歩道なのですが、湖畔プロムナードという名前があることを初めて知りました。
この遊歩道でもところどころで紅葉を見る事ができました。
遊歩道を抜けた少し先に桃源台駅があるのですが、
その奥にある林が穴場の紅葉スポットです(駅とキャンプ場の間)。
今回は少しピークを過ぎていましたが、それでも綺麗に色づいていました。
箱根ビジターセンターから「ひよ子菓子」のくちばしのような山が見えますが、
あれは冠ヶ岳だと知りました。
仙石原のススキ地帯を通りましたが、今回は歩行路には入らずに車道からのみ見学です。
もしかしたらこの辺りからの景色の方が見学路より見ごたえがあるかもしれません。
お寺や滝の紅葉
138号線に突き当たる正面に紅葉で有名な長安寺があります。
長安寺は五百羅漢が有名ですが、羅漢のまわりにも紅葉がいっぱいです。
ただ赤くて派手な紅葉は建物側にありますので、五百羅漢の中腹から望むのがポイントです。
あとは箱根の山を下るのみなので、ウィンドブレーカーをしっかりと着こんでダウンヒルを楽しみました。
この日は数台前にバスがいたので、ペースが遅く楽についていくことができました。
周りの景色に見とれながら走っていたところ、目的地のこのバス停をスルーしてしまいました。
バス停近くにあるこの階段を下って紅葉スポットに向かいます。
階段はこのように狭くて薄暗いところです。
さらに下ると足場は不安定になるだけでなく、苔も生えていてとても歩きにくいところです。
そして谷底まで下ること5分弱で桜橋が現れ、人工物ですが滝のような景色が見られます。
ここも紅葉スポットなのですが、ちょっと訪れるのが遅かったようです。
今年の箱根紅葉は少しピークを過ぎていましたが、例年とは違った色合いでそれはそれで良いものでした。
特にブログ内で紹介するほどでも無い山あいの発色などは、例年見てきたものとは違って新たな発見となりました。
ちなみに省エネ走行は有効でしたが、箱根旧道には不向きでした。
斜度7%を超えてくると省エネ走行ができにくくなり効果が低くなることが分かりました。
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