年が明けまだ2日目だというのに走りたい気持ちが抑えきれる出かけることにしました。
さて、こんな寒い中でどこに行こうかと悩んだのですが、寒いなら冷たいものを見に行けばよいのではと、以前から凍ったところを見てみたいと思っていた滝に向かうこととしました。
いつものごとく新たな道を探しつつ、ロードバイク1号機にて行ってきました。
https://www.strava.com/activities/6459217297
https://ridewithgps.com/trips/80844766
こんなところ走らないよね
地元の大きな交差点に近づくと多くの人出でごった返していました。
これから箱根駅伝が通るためなのですが、通行止めの前にギリギリ抜けることができました。
交差点を抜けると人も自動車もまばらで閑散としています。
大井松田の上りにやってきましたが、ちょっとだけパワートレーニングしているためかいつもの坂が楽々でした。
上りきったところで視界がひらけるのですが、冬の富士山は白くて大きく見えます。
さて、ここからは新たな道にチャレンジしていくのですが、住宅地をぬけると早々に砂利道に変わりました。
いつもなら迂回や歩きなのですが、この日はなぜだかチャレンジ精神が発揮され大きな石をかわしながら走行してしまいました。
さて、このあたりで右折しなければならないのですが、その道が見当たりません。
どんなに探しても見当たらないため、平行する別な道を進むことにしました。
ただこの道も入り口からして先行きが不安になる雰囲気がいっぱいです。
案の定、路面の舗装はすぐに無くなり芝のはえた道が現れました。
いつもならUターンしてしまうところですが、この日はなぜかイケイケで「走れる限り行ってみよう!」と突き進んでしまいました。
たしかに走れることは走れるのですが、だんだんと道の状態が悪化してきました。
それでも「砂利道のようにパンクリスクは高くないから大丈夫」と訳の分からん理論で進むことをやめませんでした。
すると路面はさらに悪化して、傾斜が出てきたうえに落ち葉が多くスリップしやすい状況になってきました。
それでもこの日はイケイケなので、「後輪荷重でじっくりパワーを伝える練習になるんだよ」と勝手な理屈をつけて突き進んでいきます。
どう見たってMTBコースのようになっているのですが、そんな中をディープリム履いたエアロロードでもがいていました。
さすがに後半は走り続けて大丈夫か不安になりましたが、何とか足つきなしでぬけることができました。
やっていることは単なるバカ者ですが、達成感はものすごいものがありましたよ。
よい子は真似したらダメにゃ~
無駄にアップダウン
アサヒビール神奈川工場の前を通り過ぎての突き当り、以前右側の道に進んだことはあったのですが、今日はバリケードの奥の直進路に向かってみました。
カラスがあちこちで遊んでいてあまり人を怖がっていません。
地元の住宅街を上っていくと何も無さそうなのにその先へ向かう自動車がいます。
何があるんだろうと先へ進んでみたところ、足柄神社が現れました。
護衛艦「あしがら」の名の由来にもなっている神社とのことです。
その後いったん本道に出たのですが、またも脇道に入るといきなり尋常ではない坂が現れました。
劇坂区間は何とか乗り切ったのですが、今度は道がどんどんと寂しくなって通り抜けられるか心配になってきました。
悪い予感は当たるもので、結構上ってきたところで前方にバリケードが見えてきました。
終わった…ここまで上ってきたのに…
と落胆しながら近づいてみると、ラッキーな事にイノシシ除けのゲートでした。
この手のゲートはきちんと施錠しなおせば通行可能となっています。
ゲートを抜け無事に本道に戻って少し進むとはこね金太郎ラインとの分岐が現れました。
最短路は本道である78号線を進むことですが、往復ともそれでは面白くないと金太郎ライン経由で進むことにしました。
わかっていたことですが、金太郎ラインは上り続けるばかりでなくアップダウンがあります。
ただし記憶していた以上のアップダウンだったので少々疲れました。
氷柱の滝
無駄に頑張ってしまったために、目的地では寒風の中一人だけ汗だくで周りから浮いていました。
さて目的の滝なんですが昼過ぎに着いたため心配でしたが、
ご覧のように岩場にびっしりと氷柱がありました。
なかなか神々しいものでしたので動画で全体像をどうぞ!
なんでも元旦にはここで滝行が行われていたそうです。
いや~写真撮っている間にも手足が凍えてくるほど寒いのに滝に打たれるなんて…
帰りは酒匂堰の横を通る道で海岸線まで向かいました。
最近お気に入りでこの道を使うことが増えました。
その後、国府津駅前を通って線路沿いの裏道を走ってみたり、
大磯の裏道では猫とともに散歩する人に出会ったりと裏道を堪能しました。
リードもつけずに猫と散歩しているなんて、田舎を映したテレビ番組でしか見たことがなかったので軽い驚きでした。
今回は数年前から気になっていた夕日の滝の氷柱をみることができ、とても満足です。
いや、それよりも勢いで走ってしまった悪路の方が満足度は上だったかも。
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