REACTO 8000-E の試乗インプレッション

試乗
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付き合いのあるショップの系列店でMeridaの試乗会を実施するということで行ってみることにしました。

実はMeridaの試乗会は1か月ほど前にもそこで実施していたのですが、途中でMerida側の都合により中断となって乗ることができなかった経緯があります。

今回試乗会を行っているのは湘南ベルマーレサイクルステーション茅ヶ崎で、柳島スポーツ公園のクラブハウス内に設置されたサイクルショップです。

湘南ベルマーレサイクルステーション茅ヶ崎の外観
クラブハウス1階にあります

ちなみに柳島スポーツ公園は湘南海岸沿いにある下記のようなスポーツ施設の集合体のような巨大な公園です。

柳島スポーツ公園
矢印の部分がクラブハウス

湘南ベルマーレサイクルステーション茅ヶ崎は通常のスポーツバイク専門と同様に販売・整備を行っているだけでなく、レンタサイクルにも力をいれているショップです。

湘南ベルマーレサイクルステーション茅ヶ崎の室内

レンタサイクル料金表

ロードバイクは特にお安い価格設定

試乗車①

さて、今回の試乗車ですがSCULTURAREACTOEバイクが用意されていたのですが、高速走行にこだわりのある私としてはやはりエアロロードのREACTOを外すわけにはいきません。

当初はREACTO TEAM-Eを考えていたのですが、TEAM-Eは50サイズし用意されていない無いため、47サイズの8000-Eの方が適しているだろうとのアドバイスもあり8000-Eを試乗することになりました。

REACTO 8000-E
オールブラックが渋い

TEAM-Eと8000-Eの違いはコンポがデュラDi2かアルテDi2かの違いがほとんどで、フレームは同一であるためもし私が購入するとしたら8000-Eを選ぶと思われむしろ好都合とも言えます(タイヤとホイールも異なっています)。

試乗して最初に感じたのは高剛性ながらも絶妙にウィップというかやさしさがあって、以前試乗した時と比べて格段によくなっている点でした。

数年前に試乗した時にはよくできたバイクとは感じましたが、どこか面白みがないと感じていました。

それに比べてこの車両は路面からの突き上げなどが上手く角が取れていて、それでいて踏み込んだ瞬間から即座に反応する反応性も持っています。

また、車体重量が7.7kgと特別軽いこともないのですが、傾斜がきつい上りにおいても不都合なく上ることができました(近くに斜面が無くて湘南平までかっとんで行って試してきましたよ!)。

高速走行ではもちろんのこと楽に高速域まで持って行くことができ、その後の維持も楽でした。

ただ40km/hくらいまで持っていくのは楽だったのですが、それ以降今一つ伸びて行かなかったのが残念なところです。

もしかしたらタイヤがContinental Grand Sport Raceだったのでその影響かもしれません。

スプリントにおけるダンシングにも気持ちよく反応してくれて特に気になることが無いバイクです。

唯一気になった事と言えば、ハンドルの反応が少し過敏でちょっとしたハンドル操作にもすぐに反応してしまうところです。

ただこれも極端な過敏さではないので、すぐに慣れてしまう程度のものだと思います。

結論としてはエアロロードを考えているのであれば検討に入れるべきバイクの1台であることは確かです。

試乗車②

次にちょっと変わった毛色のEバイクがあったので試乗させてもらいました。

ePASSPORT 400 EQ
通勤には贅沢すぎます

これはePASSPORT 400 EQというツーリング&コミューティングE-BIKEという位置づけのバイクです。

私は勝手にアウトドア系のEバイクだと思っていたところ、街乗りや通勤・通学にも使えるようなコンセプトになっているようです。

そんためタイヤも太くて622-50と安定志向なのですが、思ったよりもよく走るバイクでした。

電動ユニットはシマノ製を採用していて、LOW・NORMAL・HIGHと切り替え可能でLOWだと130kmも走れます(公称)。

各モードを試して見ましたが、平地であればLOWモードで十分で、アシストOFFにしてもストレス無く走れるほど駆動系はなめらかです。

街乗りはもちろんのこと、タイヤを少し細くしてブロックタイヤにしてあげればオフロードでも結構活躍してくれそうなバイクです。

走りが軽くなるビックプーリー

今回はお目当てのREACTOを試乗することができましたが、予想外に良いバイクになっていることを知れたのは収穫でした。

やはり何年かごとには大きく変わっている事もあるので、たまにはチェックする必要があると実感しました。

試乗
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