年も明けてそろそろ毎年訪れている菜の花が見ごろとの情報を得たので行ってみることにしました。
ただ、菜の花だけだと走行距離も短く物足りないので他に無いかと探っていたところ、丁度ロウバイが見ごろになっている場所がいくつか見つかりました。
それぞれちょっと離れた場所にあるのですが、この際全て回ってみることにしました。
今回のルートは下記の通りで、ロードバイク1号機で行ってきました。
https://www.strava.com/activities/3023820761
菜の花求めて
昨日は雪が降っていたため、朝になっても路面が濡れたままです。
もちろん雪はほとんど残っていませんが、バイクをあまり汚したくなかったので10時すぎという超遅出。
それでも日影では路面が濡れていたため、走行ラインを気をつけながら走り出しました。
一方、日当たりの良い場所ではすっかり路面は乾いていました。
湘南海岸線に出てみると、いつもより多くの自転車が走行していました。
自転車が走行できる海岸線も終わり、いつも休憩する大磯までやってきたのですが今日は休んではいられません。
もちろん海岸線は結構な速度で飛ばしたので休みたいところだったのですが、出発時間が遅いため時間がありません。
そうして二宮駅前までノンストップでやってきました。
駅近くの広場では菜の花ウォッチングの一環でイベントが催されていました。
せっかくなのでそこで販売していたおにぎりと豚汁を昼食とすることにしました(食べかけ画像で申し訳ない)。
太鼓の演奏を目の前で聞きけて良かったのですが、残念だったのは豚汁がぬるかった事です。
食事が終わったところで、早々に最初の目的地である吾妻山の上り口まで向かいました。
自転車はいつものように上り口の金網にロックして駐輪しました。
ここはメインの入口では無いのでここから上る人は少なめなのですが、何と帰りには他に二台も自転車がありました。
さすがにロードバイクではなく、シティサイクルとママチャリですけどね。
この梅沢口からだと、このような傾斜の階段を10分近く上らなければならないため、突起のあるクリートシューズでは難しいと思います。
山の裏側からの中里口ルートは距離はあるがなだらかなので無理すればビンディングシューズでも上れますが、クリートが削られるのでおすすめしません(もちろん自転車進入禁止)。
時間もないので1段抜かしで急いで上ってみたのですが、目の前に満開の菜の花が広がっていました。
ここ吾妻山からは山の景色だけでなく海の景色をみることもできます。
この写真だけでは静かなところと思われるかもしれませんが、実際には見物客が大勢訪れています。
梅沢口ルートの途中には吾妻神社があるので、帰りに参拝してきました。
ここは縁結びのご利益がある神社との事でしたが、関連した願いも無かったので無難に健康祈願をしました。
下山中、「猫に首輪をつけて散歩させる」という珍しい事をしているおじさんがいました。
興味はあったのですが話しかけるきっかけも無く、先に降りて出発準備をしていたところ、おじさんが話しかけてきました。
「古いロードバイクがあるんだけど、乗らなくなってしばらく経つんだよ」って感じで話してきたので、最近のバイク事情なんかを説明してあげました。
ロウバイ求めて
次の目的地へ向かい幹線道路を進んでいたのですが、いつものように裏道に入ってみました。
裏道の左右には昔ながらの田舎の住宅が立ち並んでいるのですが、いくつかの庭先にはロウバイの花が咲いていました。
次の目的地ではロウバイ観賞を予定しているので、替わりにここでも良いかなんて思えてしまいました。
この裏道はあまり通っていなかったのですが、なかなかほのぼのとして良い所です。
さて、ここまでも裏道なのですが、更にチャレンジングな道を進みました。
入口からしてすでに細いのですが、大丈夫か不安になります。
下記までは事前にGoogleストリートビューで確認できたのですが、この先はGoogleカーも入れず未確認の場所となります。
行ってみると快適な道ではないのですが、パンクリスクも無く、林道などよりずっと安全でした。
細い道を抜けた後は、「この道しっている?」でも紹介した、東名高速沿いの道をひたすら進みます。
知った道だったためついつい飛ばしすぎてしまい、次の目的地を過ぎてしまいました。
ただすぐに気づいたので大きなロスなく、目的地である鶴巻の極楽寺に到着しました。
寺の入口にはロウバイが10本近く咲いていて、甘い匂いが周辺に漂っていました。
ロウバイの事に気を取られてしまい、極楽寺の写真が1枚も撮れていませんでした。
奥に写っているのは極楽寺本堂ではありません。
ちょうど満開のタイミングだったため、入れ替わり多くの人が訪れていました。
出発しようとしたその時、一人の男性が話しかけてきました。
友人から古いロードバイクを譲り受けたらしいのですが、パンクが多い事や他のロードバイクよりも遅いことなどであまり乗れていないとの事でした。
タイヤなどが古くなっている可能性や、メンテナンスの必要性と速さは機材ではなく乗り手の問題であることなどを教えて、どこか面倒を見てくれるショップを見つけるようにアドバイスしました。
時間が無い中でしたが、真剣に質問してくるので結構な時間話してしまいました。
さて、再出発後はまた東名高速道路沿いに戻ったのですが、このルートはアップダウンが激しくなっています。
ペースを上げて走ってみたところ、なかなか良いトレーニングができます。
本来は相模原公園のロウバイも観賞する予定だったのですが、時間的に無理があるため途中で断念しました。
ちょっと帰りが早すぎるかななんて思っていたところ、夕方になって曇りだしました。
日没までは時間があるのに急に気温が下がりだしたため、早めに帰宅して正解でした。
今日は古いロードバイクを持った二人に話しかけられるという珍しい日でした。
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