三浦半島一周しながら史跡めぐり(Part2)

自転車紀行
この記事は約4分で読めます。

Part1の続きをお伝えします。

このPart2では、さらに三浦半島のディープな道を使っているので面白いですよ。

走行ルートは下記をロードバイク1号機で走りました。
https://www.strava.com/activities/3641926062

砲台跡~洞窟

今回もっとも道の状態があやしくて通行できるかドキドキで期待していたルートに入ったのですが、いきなり出だしでつまずきました。

この先進入禁止の看板です。

てっきり自動車に対してかと思ったら、ハイキングや釣りの人(要は徒歩)でも進入禁止と書かれています。

さらに念押しに、道路が完全に遮断されているという警告まで。

一番の楽しみが失われてちょっと呆然としましたが、仕方なく別なルートを検討してみました。

結局、途中から逆ルートで行くしかなかったのですが、出だしから道が狭い。

それでも住宅があるうちは良かったのですが、道はどんどん怪しくなっていきました。

しかしながら上りきってみると、が広がっていて気持ちが良い場所でした。

ただ、道は複数に分岐して複雑になっていきました。

何とかルート案内が示す方向に進んで行ったところ、それらしき場所を見つけました。

剱ヶ崎砲台跡

おそらくこれが剱ヶ崎砲台跡です(地図位置からはここのはず)。

でも円の中が草木の焼却場として使われていて、とても史跡とは思えません。

近くにもう一つ同じようなものがあったのですが、こちらの方がまだ砲台跡らしかったですね。

剱ヶ崎砲台跡

先ほど通った道を戻りつつ海岸線まで出たところに次の目的地があります。

間口漁港の奥の駐車場先にあるはずなので、防波堤を超えて岩場を進んでみました。

ところが目的の洞穴が現れず先に進めなくなりました。

潮が満ちていたので進めなかったのだろうと諦めたのですが、帰宅後に間違えに気づきました。

目的地の大浦山海蝕洞穴は駐車場の奥の、草むらの更に奥にあるとの事でした(2つ前の写真の左側)。

案内看板もあるそうですが、その看板も草の中に埋もれているそうなので、分かっていてもたどり着けそうもありません。

風車~黒崎の鼻

洞穴をあきらめた後もしばらく裏道を進むのですが、なかなか良い感じの場所を通りました。

裏道を攻めているとこう言う他の人が知りえない道に出くわすので、ちょっと得した気分になります。

風車の交換が済んだ宮川公園までやってきたのですが、新しい風車は一回り大きくなっていて写真におさまってくれません。

宮川公園の風車

三崎漁港を過ぎた先に三浦市海外町のスランプ構造なる崖が現れます。

固まっていない堆積物が斜面を滑ってできたものがスランプ構造との事ですが、道沿いにあるのに全く気付かず通っていました。

この先を左折すると今回のメイン会場なんですが、まったく表示はありません(農協の案内のみ)。

黒崎の鼻の曲がり口

おそらく駐車スペースもないので人が集まらない配慮なのでしょう。

その点、自転車なら大丈夫と思っていると、手前で水たまりに進路を塞がれます。

ここはよく水が溜まっているので、手前に駐輪して路肩を歩いて渡りましょう。

さあ、黒崎の入口が見えてきましたので、ちょっとサバイバルな経路をご覧ください。
画質が悪い時は720pに切り替えて鑑賞ください

動画内で左に曲がると海岸方面に出られます。

黒崎の鼻

そこから右の丘の上に上がったのですが、やはり道は茂みとなっていました。

黒崎の鼻

これが動画での右の道なんですが、道だったものがかすかに分かる程度です。

それでも茂みをかき分けての丘からの景色がこれです。

最後に黒崎の鼻の先端まで行ってみました。

黒崎の鼻

黒崎の鼻はとても素晴らしいところですので、ちょっと頑張って行ってみてください。

小磯の鼻

黒崎の鼻を後にして街道まで戻ろうとしていたところ、暗闇の道脇に大きなアオダイショウがうごめいていました。

真横で気づいたので一瞬驚きましたが、ヘビ好きなのでちょっと嬉しかった。

海岸線では前を走る自動車を追走して頑張ってみましたが、さすがに上り区間だと離されます。

それでも下りと平地で距離を詰めて、食らいついて走り切りました。

葉山の御用邸わきの道に入り、海岸を目指します。

葉山御用邸わき

海岸の先端部分が小磯の鼻となります。

小磯の鼻

後は帰るだけなのですが、逗子方面に向かう道が手前から大渋滞。

鶴岡八幡宮前も混んでいたので、得意の裏道で一気に八幡宮前まで進みます。

若宮大路近くなのに誰も居ません。

北鎌倉手前も渋滞が激しかったので、ママチャリに先導してもらいながら歩道を進みました。

こういう時ママチャリは無敵で頼りになります。

気楽な三浦半島一周でも寄り道しながらだと結構なボリュームがありました。

よかったら試してみてください。

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