先日たまたま見つけたサイクルスタンプラリーがあったのですが、ある理由で認知度がとても低いものでした。
このスタンプラリーは神奈川西部一帯を使った大掛かりなものなのですが、やっている人は少ないと思われます。
今回はロードバイク2号機にて下記ルートで行ってきました。
https://www.strava.com/activities/9219396117
https://ridewithgps.com/trips/123807539
ちょっと予定外
さて今回のサイクルスタンプラリーはBIOTOPIAサイクルスタンプラリーと言います。
BIOTOPIA(ビオトピア)とは「神奈川県西地域全体から未病改善を「集積」「創造」「発信」し、健康な社会を実現するための場所にしていきたい」と始まった複合施設のことです。
今回のスタンプラリーも健康を推し進めようとする一環で行われているようです。
さて、出発してしばらくは涼しい陽気でしたが、陽が出てくると早くも暑くなってきました(この日は高温予測が出ていた)。
湘南海岸線で信号待ちからスタートすると1台のロードバイクが抜いていきました。
ところが目の前で30km/h走行を続けるので困ってしまいました。
仕方なく抜き返したのですが、たまたま信号で追いついて抜いて来たのでしょうか。
海岸線の高速走行が終わるといつものように太平洋岸自転車道に入りました。
太平洋岸自転車道から一般道に戻ると目の前に1台のロードバイクが見えてきました。
どこかで見覚えがあるウエアだと思って記憶をさかのぼると、海岸線の後半で抜き去ったロードバイクでした。
たびたび抜いても悪いのでしばらく後ろをついて行ったのですが、我慢できなくなり再度抜いてしまいました。
そうして最初のスタンプポイントに到着しました。
そうなんです、このスタンプラリーでは郵便局がスタンプポイントになっているのです。
そのためスタンプの受付は平日の9:30~17:00しか行っていない事が挑戦者が少ない理由なんです。
さて、まずはスタンプ帳をいただきたいと窓口に申し出たところ予想外の事が起きました。
スタンプコースが4つに分かれていることは知っていいたのですが、まとめて4コース分もらえるとは思っていませんでした。
本日2コースに挑戦しようと思っていたのですが、スタンプ帳を配っている郵便局が限られるのでそれぞれのコースで最初にもらいに行くルートを作っていました。
それがまとめてもらえてしまったために、予定通りのコースで回る必要がなくなったという嬉しい誤算が生じました。
とりあえずしばらくはコース変更する必要もないので、2つ目の押切郵便局に向かいました。
スタンプ台がどこかと探しているとどこにも見当たりません。
おかしいなとキョロキョロ見渡していると、窓口担当者が声をかけてくれました。
どうやらお客様エリアのテーブルが狭いためかスタンプが置かれていなくて、声をかけると奥から出してくれることになっているようでした。
それはそれで構わないのですが、この後もこれだと窓口が混みあっている時間帯はどうなるんだろうとちょっと不安がよぎりました。
ロマンスカーと鯉
川沿いの道を進んでいきましたが、やけに水位が高いのが気になりました。
水田の間にある道を通ろうとするとトラックが停まっていて、おじいさんが「邪魔になってごめんね」とあやまってきました。
というのも先に通ったママチャリが通りにくそうにしていたためですが、ロードバイクの車幅なら楽勝で抜けられるので「問題ないですよ~」と通り抜けました。
下曽我駅に近づくと、ホーム下を通り抜けられる通路があり通ってみました。
抜けた先にチェックポイントの下曽我郵便局があるのでこの抜け道は助かります。
この郵便局は、ひなびた感じで営業しているかも心配になるような外観です(中は普通ですよ)。
さて、計画ではもう一度線路下を通って戻る予定だったのですが、2枚目のスタンプ帳が手に入っているので少し先にある2コース目のチェックポイントを先に取りにいくことにしました。
すると曽我梅林横で片側工事を行っていたのですが、警備員さんが自転車は歩道まわってもらえますかというので素直に歩道に移りました。
ただ「ロードバイクなら遅れることなく自動車に付いて行けるのだが」と思いながらも、結果的に並んでいた自動車より先に抜けられたので良しとしましょう。
そうして2コース目の曽我郵便局のスタンプをゲットしました。
川沿いの紫陽花が綺麗だと撮影していると、丁度よいタイミングで小田急ロマンスカーまでやってきました。
続いて小田原富水郵便局に到着しましたが、ここは珍しい郵便局です。
なんと建物の周りで大きな錦鯉を飼っていました。
1コース目の最後は蛍田駅前郵便局となります。
ここで最後の捺印をもらい、ちょっとした景品と抽選応募券をもらえば1コース終了です。
小田原富水郵便局だけ印にデザインがありませんが、窓口で「うちの郵便局だけデザイン印がないのですがよろしいでしょうか」と聞かれました。
よろしいかと聞かれても「嫌だ」と言ったたらどうにかなったのでしょうかね。
ビオトピアに初潜入
2コース目は塚原郵便局から開始です。
とは言ってもすでに1か所済んでいるんですけどね。
ここからは予定ルートを逆走することにしたのですが、開成町に入ると町全体で紫陽花を盛り上げていました。
山北町では河原にジャカランの花がちょうど咲いている時期でした。
松田町までやってきたところで郵便局マークを発見し横道に入りました。
ところが郵便局らしきものは一切なく、仕方なく周辺をグルグルとしばらく探してしまいました。
結局は先ほど見た道から3軒目の奥まったところに存在しました。
次のチェックポイントは小高い丘にあるため上って行くのですが、なかなか良い感じの裏道を通って行きました。
そうして初めて立ち入ったのが今回のスタンプラリーの元締めであるBIOTOPIA(ビオトピア)です。
ここの施設は建物も、野外施設も複数あってどこにスタンプ台が置かれているのか書いてありません。
事前にHPで調べたところ「森のがっこう」のページにスタンプラリーが書かれていたので行ってみましたが、野外施設なので設置されていそうもありません。
仕方なく次に怪しそうなオフィス建屋に行ってみることにしました。
オフィスとは言ってもこの建屋は貸しオフィスになっているので事務所があるとは限りません。
案の定、建物に入り受付けも何もないままどんどん奥へと進んで行くと、反対側の出入り口にスタンプ台がありました。
今回のスタンプラリーの主催者なんだからもう少し分かりやすくスタンプ帳などに書いておいて欲しいものです。
少々時間がかかりましたが、無事に時間内で2コースを回ることができました。
スタンプ帳を一度にもらえたことで10km程度短縮できたので助かりました。
2つ目のスタンプ帳も全て捺印し終え、ちょっとした景品ももらえました。
ここでも抽選応募券がもらえて、サイクル用品の懸賞に応募できます。
ところで各郵便局ではラリー参加者を見かけたら飴を配ることになっていたようで、気づけばこんなに飴が集まってしまいました(これ以外に食べてしまった4個がありました)。
今回は何度も訪れたことのある地域だったためあまり面白さは期待していなかったのですが、知らない道などもいくつか通ることができて思いのほか楽しかったですね。
郵便局の方はものすごく親切で、スタンプ台が設置していない場所だと仕事中に申し訳ないくらいでした。
できれば自由にスタンプできるように台を置きっぱなしにしてほしいところですが、置く場所の問題だけでなくあえてコミュニケーションをとるために置いていないのかとも思えました。
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