リハビリライドなのに山岳ルートにして散々な目に(神奈川スタンプラリーPart8)

自転車紀行
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今回は見ごろの花があったので、それを含めてスタンプラリーをするとちょっと上りが多めのルートになってしまいました。

落車リハビリで1週間以上動いていなかったのですが、先日のポタリングで影響がなさそうだったのであまく見ていました(こんな結果になるとは・・・)。

今回はロードバイク2号機にて、下記ルートで上りまくったぜ(←やけくそ)
https://www.strava.com/activities/7897828684
https://ridewithgps.com/trips/104487069

走行ルート

辺ぴすぎるスタンプポイント

ケガからの復帰走行ではあったのですが、そこそこ走れていたので安心してしまいました。

調子に乗り、こういう流してもよい場面ではペースを上げて走ろうなんて余計な事を実行してしまいました。

ドラ
ドラ

これから起きる恐怖の始まりなのニャ~

またもチャリで通るには不適な道を選んでいます。

チャリで走るとメチャ怖い

写真では分かりにくいですが、右手が10mくらいの崖になっていて、道幅狭く滑りやすそうでドキドキしながら走り抜けました。

さて、最初のスタンプポイントに到着したのですが、どこにあると思います?

畑の奥にある竹林のあたりなんですが、狭いあぜ道しか通じていません。

さてどうしたものかと思いましたが、同じ道で戻ってくるとも限らないのでチャリを担いで崩れそうなあぜ道を奥まで進んでみました。

するとスタンプポイントは木の根元にあるようなんですが、この土手を下らなければなりません。

なんてところにある史跡なんだと文句を言いながら行ってみると、ポツンと石碑があるだけでした。

頼朝はん石碑
木の横に鎌倉殿ののぼりが設置されていました

スタンプラリーのうんちくを見てみると「ここは源頼朝を慕う里人が作った石碑」とあります。

なんとここで事件があったわけでも、頼朝が立ち寄ったわけでもなく、勝手に頼朝慕って建てた物って事なのです。

もちろん誰を慕って石碑建てようが自由なんですが、何でここがスタンプポイントに選ばれたのか疑問しかわいてきません。

おまけに侵入ルートも分からず、帰りはもう少し足場の良い道があったので進んでみました。

そこで出会った畑仕事していた方に伺うと、私が入った場所より少し前の下記から入るのが正式ルートだそうです。

石碑よりもここにのぼりを立てておいて欲しかった

さらに今度は誰も登っていきそうもない道を進んで行きます。

すると道の左手に石造りの門が現れました。

柳川山不動院
石門には白?不動尊と書かれています

おそらくここだろうと奥にすすむと、竹藪や苔の具合が雰囲気を出している寺が現れました。

柳川山不動院
柳川山不動院という廃寺です

いや~なかなか穴場の良いもの見たなと来た道を下って行くと、工事警備員がやってきた自動車に何か聞かれています。

高速道路関連工事

どうやらこの自動車もスタンプラリーでやってきたようです。

1つ目の地獄

狭い道で対向車が気になるところですが、先導車がいるので安心して飛ばせます。

離されまいと懸命に追いかけます

ところがウォーターゾーンが現れて、あっけなく置いて行かれてしまいました。

うぎゃ~

だって急ぐとお尻が濡れますからね。

ちょっと寄り道したいところがあるのですが、確かこのあたりのはず。

見えてきました。白い花が咲いてますね。

南足柄市の酔芙蓉まつり

ここは南足柄市の酔芙蓉すいふようまつり会場です。

南足柄市の酔芙蓉まつり
午前中は白くて

どうやらメディア関連の撮影者もいますね。

この酔芙蓉は白い花が時間とともにピンク色に染まっていきます。

南足柄市の酔芙蓉まつり
昼頃にピンク色付き

その姿が酔っていく容姿に似ているので酔芙蓉となったそうです。

酔芙蓉まつり会場近くの畑で見慣れない物を見つけたのですが、これは何でしょう?

新種の里芋かと思ってしまいました

里芋の葉の下に何やら緑色の大きな実がなっていました。


次のスタンプポイントへ行くには、ずっとこの傾斜が続く道を上っていかなければなりません。

激坂

過去に1度来たことはあるのですが、あまりにも果てしなく上り続けるためか記憶から消去されていました。

激坂

角度といい距離といいスペシャルステージです(ページ上部のルート案内での後半1つ目の山)。

頂上を超えた少し先に、頼朝桜の木がスタンプポイントとなります。

頼朝桜

こんなもののためにここまで来たのか、と思うとどっと疲れました。

2つ目の地獄

先ほどの上りですでに満腹なのですが、すぐさま次の激坂がやってきました。

ケガ明けでこんなに上ってよいのだろうかと疑問に感じながらも、ここまで来たら行くしかありません。

何度か訪れたことのある金太郎ライン入口が見えてきました。

はこね金太郎ライン足柄入口

しかしながら厳しさはここから1段レベルアップしていきます。

はこね金太郎ライン

もうすっかり気力を失っていたころ、それは道路わきに現れました。

はこね金太郎ライン
小さな立札と小屋のようなものが

ここが頼朝のひじ松と言われる松の木です。

頼朝のひじ松
小屋の手前と奥に松の木があります

何度かここを通りましたが、全く気付かずスルーしていました。

無事2つ目の難所をクリアしたので、すぐさま来た道を下りました。

いつものように下り坂を飛ばしていくのですが、なぜか今一つコーナーで思いっきり突っこめません。

落車はもっと低速でグレーチングに引っ掛かったので状況は違うのですけど

この前の落車の印象が残っているのか、身体が自然と拒否しているようでした。

川沿いを下っていくと1台のトラックに追いつきました。

よく見るとロープの一部を道路に引きずりながら走っているので、それを拾い上げ荷台に投げ入れてあげました。

すると音に気付いた運転手振り向き、ロープが垂れていたとのジェスチャーすると理解しておじぎしてきました。

川沿いを流していると彼岸花の群生がありました。

彼岸花の群生

今年はまとまったものを見ることができないと思っていたのでラッキーです。

帰宅後の地獄

予定していたスタンプポイントは全て取り終えたのですが、帰りに大磯駅近くで予定外のスタンプもゲットしてしまいました。

延台寺

子猫がなついてきて立ち寄ってみてよかったのですが、このあたりから疲れがどっと出てきてしまいました。

湘南海岸線に出てみると身体中が痛くて、走り続けるのが精一杯の状況でした。

湘南海岸線

その後ドリンク休憩を入れてみたのですが、いくら休んでも全く回復せずツラいままです。

しかたなく低速ながらも走り続け帰宅することができました。

帰宅後は全身が筋肉痛になりましたがこれはいつもの事ですが、水分補給した胃が全く動かなくさらに体温が上がらず苦しくなってきてしまいました。

こんなことは初めてのことでどうすることもできずに1時間ほど苦しんでいました。

筋肉痛がやわらいできたので、電気アンカをお腹にあててしばらくするとやっと体温が戻り始め胃が動き出してくれました。

どうやら体力が落ちていたところで無理しすぎて、完全にガス欠になったようでした。

とても苦しい体験でしたので今後は自分の体調をよく考えるように自分自身に言い聞かせました。

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