いつ終わるかわからない上り坂とリムブレーキにはきつい下り坂(神奈川スタンプラリーPart12)

自転車紀行
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モニターツアーも終わったのであとは自走で帰宅するのみです。

しかしながらただ帰路を走っても面白くないので、面白そうな裏道を通っていくこととスタンプラリーの取り残しを片付けようかと思いました。

車種は前日に続けてロードバイク2号機にて、下記ルートを走ってきました。
https://www.strava.com/activities/8056299273
https://ridewithgps.com/trips/106969575

走行ルート

やっとたどり着いた亀石峠

モニターツアーは昨日終了しましたが、最終日にはアンケートへの回答などをしながら振り返りを行いました。

参加者はアンケート、他の方は仕事をもくもくと

スマホを見て遊んでいるわけではありませんよ。デジタル上でのアンケートとなっています。

ツアーの振り返りをしていると楽しかった事が思い出され、意見交換などしていると思いのほか時間がかかってしまいました。

おかげでホテルを出発したのは11:00近くとなってしまい、帰宅が遅くならないか心配になりました。

伊豆マリオットホテル修善寺
伊豆マリオットホテル修善寺

昨日、ビール工房から送迎してもらった坂道を下っていくのですが、思っていたよりも急で長い坂だったのだと思い知らされました。

結構な坂を下ります

最後にここを上らなくて済んで助かりました。

下までたどり着いたところでふと周りの景色を見渡してみると、昨日とは打って変わってすっきりと晴れわたって気持ちいいものでした。

いや~気持ちいい天気です

今回はナビとしてのサイコンを爪折れで置いてきているので、細かい道に入るとルートに迷うことがたびたびありました。

それでも上りの80号線に入ってからはひたすら真っすぐ上るだけだったのでナビが無くても大丈夫す。

熱海大仁線(80号線)

しばらく上り続けていると前方で道が極端に狭くなっているのが見えてきました。

熱海大仁線(80号線)
あれ?道が無くなりそう?

この先利用者が少ないのか、予算が無かったのか道幅がいきなり半分になってしまいました。

熱海大仁線(80号線)
私道のような道が続いています

たしかにここから先は住宅はもちろんのこと、すれ違う自動車もほとんどありませんでした。

それでも川沿いを走っているので気持ちよいものでしたが、途中の橋まで川は一切見えませんでした。

木々に囲まれてここ以外は川が見えない

道の周りは木や草に覆われてしまい景色の無い坂道をひたすら上っていかなくてはなりません。

熱海大仁線(80号線)
傾斜は緩いがだらだらと長い

すると久々に住宅が見えてきました!

熱海大仁線(80号線)

ところがよく見ると建物は朽ちかけているというか簡易な作りです。

牛がいますね

よくよく観察してみると住宅ではなく牧場ですね。

さらに上って行くと何も無いところで市境が現れました。

熱海大仁線(80号線)の伊豆の国市との市境

やっとのことで頂上に着いたかと思ったら住宅地が現れたので、これは何か違うなと感じました。

右折してすぐに見覚えのあるサイクルスポーツセンターの入り口が現れました。

サイクルスポーツセンター入口
時間があれば立ち寄りたかった

ということはまだまだ上るって事ですし、むしろ今までよりも坂がキツくてここからが本番のようでした。

熱海大仁線(80号線)
こんなに上ってきたのにまだ続く

やっとの思いで亀石峠に到着しました。

亀石峠
やっと頂上だぁ~

本当の頂上とブレーキに厳しい坂

主要な道は真っすぐ行くか、左の自動車専用道(伊豆スカイライン)に乗るのが普通なんですが、手前を左折する道が存在します(案内板はありません)。

建物手前の電柱横を進みました

すると狭い道が通っていて、その道がさらに上り続けています。

この先下りだと思っていたら結構上りました

さきほど亀石峠に到着した喜びでSNSに「本日の頂上」と発信してしまいましたが、申し訳ありません嘘でした。

しばらく上り続けて何の変哲もないこの場所が本日の頂上でした。

何も地名が無い場所です

ここからはずっと下り坂が続くのですが、路面が悪いうえに道も狭くさらにコーナーが多いため油断ができません。

先の状況が読めない場所が続くため、常にブレーキを使い減速しながら走らなければならなくカーボンリムブレーキ車にはとても厳しいところとなります。

雨でなくてもこういう場所ではディスクブレーキの方が優れていますね。

やっとの思いで坂道を終えて住宅が見えてきたところで、道路わきに気になるものを見つけました。

養蜂箱

最初は道祖神か何かと思って立ち止まったのですが、よく見ると養蜂箱のようです。

こんな道端で養蜂しているなんて…

そうしているうちにやっと海岸線まで出ることができました。

さぁこの辺りは走りなれた場所です。

下多賀港付近の海岸線

何の心配もすることなく、ひたすら飛ばしていきます。

ついでにスタンプラリー

湯河原までやってきたところで千歳川沿いに進路変更します。

湯河原の千歳川

ここからは少し前の落車によって取り残してしまったスタンプラリーを片付けてしまうことにしました。

まずは前々から一度訪れてみたいと思っていた五所神社です。

湯河原の五所神社
平日にもかかわらず数名参拝者がいました

ここは奈良時代から続く由緒ある神社で、境内にある楠は樹齢800年以上と言われています。

五所神社の楠
記念撮影していましたね

五所神社を後にして線路沿いの細い道を進んで行くと、

湯河原駅沿いの道

次のスタンプポイントである城願寺が現れます。

湯河原の城願寺

ここにも樹齢900年以上と言われるビャクシンの木があります。

城願寺のビャクシン
迫力ではさきほどより上回っています

1000年近い樹木を続けて2本も見られるなんてとても驚きです。

はたしてこの2本の木は過去にお互いを見ることがあったのかなんて考えてしまいます。

そこから少し走って真鶴駅前から真鶴半島へ向かいました。

真鶴駅前

まずは何度も訪れている貴船神社でスタンプします。

真鶴半島の貴船神社
階段上まで行かなくて助かりました

本来は階段上がスタンプポイントになっているのですが、何と入口でスタンプを得ることができました。

手前の五所神社と城願寺でも感じていたのですが、なぜかスタンプ範囲が広くなっています。

今まではスタンプ場所がシビアだったために天候によってGPSがずれるとスタンプできない問題があったのでそれに対応したのでしょうか?

あとはししどのいわや

真鶴半島のししどの窟

謡坂うたいざか

謡坂
知らないと確実にスルーしそうなところです

源頼朝船出の浜と立て続けにスタンプして終了です。

源頼朝船出の浜
浜に横たわっている人は死体ではなく寝てるだけですよ

この日はほとんど休憩も取ることなく走り続けたので、何とか夕暮れまでに帰宅することができました。

人気のビンディングペダル

そう言えば2日目の晩にホテルが用意してくれたストレッチ動画を行ってみたのですが、どうやらこれがとても有効だったようで3日目のライドにもかかわらず筋肉痛が少ない状態で走ることができました。

他にもいろいろと勉強になることがあったツアーだったため、私にとってはとても有意義なものでした。

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