ある日サイクルコンピュータブラケットのサイコン取り付け部を覗き込んでみたところ嫌なものを見つけてしまいました。

ネジに錆が発生していました。
普段走行中はサイコンが上に付いているので、雨や汗の影響を受けにくいだろうと油断していました。
さて、最悪ネジを取り替えてしまえばよいのですが、同じ長さのネジを探してこなくてはならないためまずは回復できるか試みることにしました。
実際にネジを外してみたところ、一部裏側にも錆がまわっています。

これらの錆を何とかしなくてはならないので、手持ちの2品を使って対処しました。

まずはラストリムーバーにてゴシゴシと錆をできるだけ落としてみました。

表面上の錆は取れるのですが、深く進行してしまった部分は取り去ることができないため、最後にラストコートを塗布します。

このラストコートは赤錆を黒錆に変換させるものです。
「黒くなっても錆であったらダメじゃないの?」って思いますが、黒錆に変わるとそれ以上錆が進行しなくなります。
詳しく言えば表面上だけ黒錆になり、黒錆びは酸素と結びつかないためそれ以上進行しません。
内部に赤錆が残っても、こちらも酸素が入ってこないため進行しないことになります。
ただこれも黒錆に傷等がつくと進行しだすため、永遠にもつわけではありません。
なので次に再発するまでには交換品を探しておこうかと思っています。
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