プーリーの回りが重い

メンテナンス
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先週2号機ロードバイクが雨にうたれて洗ったのですが、その後プーリーも掃除するために拭いているとジャリジャリ砂を噛んでいる感触がありました

これはいかんと思い、プーリーを外して確認および掃除をしてみることにしました。

まずはプーリーを留めているネジを外します。

リヤディレイラーのプーリー取り外し中

2号機は純正プーリーのままなので、外すのは初めてなのですが何故か全くまわってくれません。

もしかして逆ネジ

なんて事はないとは思いながらも逆方向に力を加えても全く動きません。

固着しているのかと正しく反時計まわりに更に力を加えたところ外れました。

ネジの先端にねじロック剤が塗られていました(1号機のころは塗られていなかったのに)。

プーリーにはふたが乗っかっていて、取り外してみたところ中まで汚れが入り込んでいました。

デュラエースのプーリー内清掃
ベアリングはシールドタイプのようです

汚れを落としたいのですが、洗ったりスプレーをするわけにも行かないため(ベアリング内に影響する可能性)、綿棒にて汚れを掻き出すことにしました。

デュラエースのプーリー内清掃
もちろん両面行います

ちなみにティッシュペーパーなどでは細かい部分に力が伝わりません。

綺麗になったら念のためベアリング用のグリスを塗って蓋をします。

デュラエースのプーリー表面にグリスアップ

ちなみに純正プーリーには回転方向がありますので、取り付けの際は注意しましょう。

純正プーリーの回転方向表示

さて、プーリーも綺麗になったし取り付けて動きの確認をしたところ・・・

ジャリジャリ感は無くなり改善したのですが、なぜか回りが重い

プーリーが消耗したか?

いや、だったら上下2つとも同じように重いってのもおかしいし・・・

確認のため保管してあった「5800の105」と「R8000アルテグラ(こちらは新品)」のプーリーと比較してみたところ、全て同じように重い状態でした。

結論としては、純正プーリーの回転の悪さを勘違いしていただけでした。

純正プーリーはシールドベアリングのため無負荷で回すと重いのですが、走行時のようなトルクがかかる場面ではたいした抵抗にはなりません。

とは分かっているのですが、あらためてここまで重い感じてしまうとビックプーリー投入してしまおうかと悩んでしまいます。

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