相模原の奥地にある和田峠ですが、何度か近くまで行ったことがありますが峠まで上ったことはありませんでした。
都民などには良く知られた峠なので一度行っておかねばと、ちょっと遠めですが出かけてみました。
今回はロードバイク2号機にて、下記ルートで向かいました。
https://www.strava.com/activities/6050858871
https://ridewithgps.com/trips/76319984
都内をぬけて
和田峠に向かうには八王子側からと相模原側からのルートがあるのですが、せっかくなので多くの人に馴染みのある八王子側から上ることにしました。
その方が都内のあまり通ったことの無い道を通るので興味があるためです。
さて、まずは北上しなくてはならないので相模川の左岸までやってきたのですが、いつもの相模大堰の橋を渡らず可能な限り左岸を進みました。
その後はこのところお気に入りの水道道という不自然に真っすぐな狭い道を通ったのですが、帰宅後にSTRAVAを見てみるとこの部分のセグメントで6位を取得していました。
もちろん普通に流して走っただけなんですけどね。
さらにローカルレジェンドなんて称号もいただいてしまいました。
むしろ恥ずかしいニャ~
と快調に走っていると踵あたりで毛玉のようなものが動いて気になります。
停車して靴下の中やシューズの中敷きまで、1日中確認していたのですが原因が分かりません。
引き足の時が一番感じられるので、もしかしたら異物ではなく感覚的な問題かもと思ったりしたのですが、そういう事って皆さんもありましたか?
普段なら目的地となりうる相模湖近くの小倉橋までやってきました。
前方にロード乗りがいて抜かしたのですが、小倉橋を渡ってキツい上りで後ろを確認するとそのロード乗りがついて来ていました。
おかげでペースを緩めるわけには行かなくなってしまい、ついつい頑張ってしまいました。
それにより私が前にいるロード乗りに近づいてしまったところ、そのロード乗りもペースアップしだしました。
これがロード乗りにありがちな負の連鎖というものでしょうか!
坂を上り終えたところでルートが住宅地の狭い路地を示すので、疑問でしたが指示通りに走りました。
すると大通りと交差する部分でかわいい橋が現れました。
立体交差なので路地を案内したとわかり、ちょっと秘密の道を発見して得した気分でした。
その後は大通りを進んだのですが、ナビマークがあるとは言え道が狭くとても気を使いました。
自転車乗りの勝手な都合で言えば、ナビマークよりも、白線上の凹凸を無くしてくれたらもう少し左寄りに走れるのにと思ってしまいました。
しばらく進むと緑に囲まれた気持ちのよい公園地帯に入ったと喜んでいたところ、
よくみると大きな霊園が立ち並ぶエリアでした。
ふと抜かして行ったバイクに目をやると、ものすごく低い着座位置で違和感がありガン見してしまいました。
猫耳も生えていましたし個性的でした。
激坂だった和田峠
和田峠への序盤は川沿いで緑が多く緩やかな道が続くので、とても気持ちよくブログ内でお勧めしようと思っていました。
途中にあるふれあいの里にはちょっとした飲み物やアイスなども売っているショップがあります。
狭い道を進んで行くと普通サイズのバスがやってきてちょっと驚きました。
その後ろにロード乗りが10台も連なっていたのが、ちょっと面白かったですね。
道沿いにはずっと川が流れていて、その水の音を聞きながら走るのはとても贅沢なものです。
もちろん川音だけでなく、ところどころで清流を見ることもできるのでとても良い道です。
そんな木々や川はどこまでも変わらないのですが、ある地点から路面の傾斜角度だけが変化を始めます。
それも11~15%の傾斜がずっと続いて休ませてくれず、地獄のロードとなっています。
だいぶ走ったのでそろそろ終わるだろうと角を曲がると、次々とつづら折りが現れ終わる気配がありません。
つい我慢できなくなりサイコンルートを起伏表示に替えてみたところ、残り1/3もあると知りメンタルがガタ落ちしました。
その後も20%近い激坂部分があったりと苦しめられましたが、何とか頂上らしきものが見えてきました。
何とか無事に頂上にある峠の茶屋に到着しました。
いや~、軽い気持ちでやってきて前半の緩斜面で喜んでいたのが恥ずかしい。
和田峠は八王子側から上ると傾斜がキツく休める場面がほとんどないので、それなりの気持ちを持って挑戦しましょう。
相模原側からであれば道幅も広めで若干傾斜も緩くなっています。
帰路
帰りは相模原方面に下ったのですが、途中濡れた場所が急に現れ、減速しきれず左コーナーで外側まで膨らんでしまったのは危なかった!
対向車が来なかったので助かりました(まれに自動車が通ります)。
相模湖へ抜けるのに最近覚えた抜け道を通ったのですが、ここはSTRAVA内につくった「この道知ってる?」というクラブで前日に紹介したばかりの道です。
たまたまだったのですが、まさか翌日に自分が通ることになるとは思ってもいませんでした。
地元の境川ポケットパークで給水して走りだそうとしたところ、目の前をシティサイクルが勢いよく駆け抜けていきました。
疲れていたとはいえ30km/hほどで走行していたのですが、徐々に離されていくほどの速さでした。
しばらく走り続けましたがそのシティサイクルは全く速度が落ちることなく、なんと私と同じところで住宅街へと曲がっていきました。
ただここからは上り坂が続くので流石にシティサイクルでは減速が激しく、軽く抜いてしまいました。
すると後ろから「うぉ~」という叫び声とともに、少年が追い上げようと頑張っています。
しかしながら私も上りでシティサイクルに追い上げられるわけにも行かないので、容赦なく彼をちぎってしまいました。
和田峠はあまく見ない方がよいですが、とても環境はよいところですのでぜひ訪れてみてください。
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