ちょこちょこと告知していましたが、部品もそろったのでロードバイク1号機のオーバーホールを行う事にしました。
たしか前回行ったのは2年ちょっと前で(それまでは1年ごとくらい)、ロードバイク2台体制になったので期間を延長しました。
使用感としてはワイヤー類はまだ大丈夫そう(変速が決まらなかったり、抵抗が増するので判断)でしたが、切れると面倒なので交換しました。
クランク周り
まずは清掃するために各部を分解するのですが、ついつい間違えてしまいそうになるのがチェーンリングを留めているネジ(シマノ純正の場合)ですね。
汚れていて穴が見えずらいのでついつい六角レンチ(アーレンキー)を突っ込みたくなりますが、ここはトルクスネジ(星形ネジ)なので六角だとなめてしまう可能性がありますね。
以前間違えてやってたニャ~
汚れていると言えば、チェーンリング表面は毎回拭きとり清掃しているのですが、裏側は清掃できないので油まみれです。
特にこの105のチェーンリングはコストダウンのため裏側にフラットなカバーが無いので、凹みに汚れが溜まっています。
それらを頑張って洗い流してこの程度までは綺麗にすることができました。
他に汚れとしてはBB側面にも汚れが溜まっています。
シマノ純正BBは気密性が高いのでそうそう汚れが入り込むことはありませんが、リスクは低減しておいた方がいいので拭き取りして表面に薄っすらとグリスを塗っておきました。
ホイールのハブ周り
これは3Tのホイールなんですが、購入してから分解したことがありませんでした。
真ん中にあるネジを緩めるところまでは分かるのですが、その後どこを緩めてよいのか分からずしばし苦戦しました。
ネジで留まっていた周りのリングが何とか緩んで、シャフトを抜く事ができました。
古いグリスを拭き取って、新しいグリスをたっぷり塗って元に戻します。
ちなみにハブの中にベアリングが入っていますが、いまのところ不都合は無いので今回は打ち換えはしません。
ところで組み直した後にホイールを回して見ると、フリー状態での回りが重い。
さらにペダルが逆回転で連動して回っていたので、これは何かやらかしてしまったかと焦りました!
しかしながらしばらくホイールを回し続けると正常状態に戻りました ヽ(^◇^*)/
どうやらグリスを多めに入れたので、馴染むのに時間がかかったようです。
フレームのクリーニング&コート
フレームをクリーニングしていると (°◇°;)
塗料ががっつり剥がれていました(カーボン地まで到達してる)。
おそらくですが、以前にディレイラーハンガーが折れた際にここもダメージを受けたものと思われます。
その時と同じように補修するだけなので問題ありません(本当は問題ですよ)。
修復個所が固まるまでの間にフレームのクリーニングをすすめておきます。
まずは頑固な汚れを落とすために、自動車用の水アカクリーナーを使用します。
これには研磨剤が入っていませんし、塗装面を痛めにくい成分でできているので適しています。
水拭きだけではどうしても残ってしまうこのような黒ずみも、
クリーナーでかなり綺麗になりました。
クリーニング後にはガラスコーティングを施してフレーム作業は終了です。
そうそう、フォークは一度抜いてベアリング周りを掃除しています。
一度に紹介すると長くなりそうですので、前半はここまでとさせていただきます。
ここまでは塗装剥がれの対応をしたにもかかわらず順調に作業が進みました。
上手くいけば残り1日で終わるかもと考えていたのですが・・・
作業内容の詳細が知りたい方は、前回の①~⑤をご覧ください。
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