今回は久々に美術品巡りをしてきました。
美術品と言っても美術館に展示されたものではなく、野外での展示となるため自転車で移動できるのではと思い行ってきました。
今回もロードバイク1号機にて、下記ルートでまわってきました。
https://www.strava.com/activities/4367472590

往路
今回は久々に野外美術展に向かいますが、野外美術展と言えば相模原市の藤野をまわった事を思い出します(当時の記事はこちら)。
藤野は今回とは違って常設だったため、若干放置しっぱなしで草に埋もれていたりと宝探し要素があって大変だったことを思い出します。
さて、いつも通りあまり早起きもできずに出発したのですが、何やら左足膝裏に違和感があります。

最近部位は違いますが、どこかしら脚に違和感があることが多く気になります。
身体が温まる頃には無くなっていますし、後でその部位が痛むことも無いので忘れてしまいますが思い出すたびに気になります。
境川サイクリングロードまでやってきたところ、橋を渡って対岸に移る人が多数いました。

対岸に移るのに適した場所でもないに珍しいと思いながら橋を渡ったところ、理由が分かりました。
藤沢方面に向かう道が工事封鎖しているため、手前側に渡るしかなかったのです。
その後、休憩所であるポケットパークに立ち寄ってみたのですが、気候が良いわりにはあまり人がいませんでした。

その理由が少し走ってわかったのですが、風がめちゃくちゃ強く吹いています。

おかげでサイクリングロードなのに、下ハンドルで目いっぱい前傾姿勢という本気スタイルとなってしまいました。
途中、車道の狭い区間で自動車どおしで接触事故が起きていました。

風が強いと言ってもそれなりに自転車はいるのですが、中にはリュックやらサドルバックやら大量の荷物を持っている人がいました。

3連休などで泊まりでの旅行なのでしょうか?荷物が多いのでキャンプでしょうか?
町田駅過ぎてしばらくすると自然が多くなり、紅葉した木々も現れます。

川沿いを離れて幹線道路をすすんでいくと、ナビレーンとマークが書かれた道にでました。

これらには何の法的効力もないのですが、書かれているだけでちょっと安心できます。
しばらく行くと今度は自転車専用帯に変わり、法的に認められた道になりました。

なかなか良い道路だと喜んでいたところ、あっと言う間に専用帯は無くなってしまいました。
短っ!と思ってしまいましたが、これでも頑張って可能な範囲だけ指定してくれたのでしょう。
あまり贅沢を言っても仕方ありません。
目的地の近隣では食事が期待できないため、ミニストップでおにぎりなどでエネルギー補給をしました。

昨今、コンビニ業界ではステルス値上げなどがおにぎりにまで及んでいますが、ミニストップではおにぎり全品100円に値下げして販売しています。
味については他社に1歩劣るのですが、この安さのインパクトはとても大きい物があります。
食後早々に走り出したのですが、いきなり狭い上りが待ち構えていました。

このようなシチュエーションに慣れていない人だとここでギブアップしそうな場所です。
この区間は危ないからと歩道に逃げようにも、左右とも逃げ場がありません。

緑と道の美術展 in黒川2020
今回の美術展の始点となる小田急線のはるひ野駅です。

小田急線の中でも新しい駅らしいのですが、私は全く知りませんでした。
美術展にふさわしくユニークな屋根をした駅舎です。
さて美術展の展示は駅前のロータリー内の植え込みから始まります。

ここって道路の真ん中になるので、歩行者だと近寄ってじっくり鑑賞することが出来ませんが場所が他に無かったのでしょうか?
次の展示は少し離れた緑地への入口に設置されていました。

作品のタイトル通り、ここから展示エリアに入っていくことになります。
ところが予想していたとは言え、いきなり階段が現れました。

ちょっとどうしたものかと考えましたが、ここに駐輪して回収しにくるのも面倒ですし、放置する不安もあるので肩に担いで登ることにしました。
まるでシクロクロス大会のようですが、こういう時にホリゾンタルフレームは持ちやすくて助かります。
階段を上り終えると頭上に大きな作品が現れました。

緑地の立地条件をうまく生かした作品で、タイトルもなかなか考えさせられます。
スマホにて地図を確認しながら進みましたが、ほとんどの場所には進行ルートの案内板が設置されているため迷子になることはありません。

ただ不意な場所に設置された作品があるので、地図にて位置関係を理解しながら進まないと見落とす危険があります。
緑地内は落ち葉だらけの斜面を進んだりするため、滑らないように注意する必要があります。


こんなところチャリ押しながら歩いている人は他にいないニャ~
作品は基本的に触れてはいけないのですが、中には「上を通って見て」と許可されているものがあります。

輪を通り抜ける際に壊さないかとドキドキします。
中には作品と気づかずに一旦通り過ぎてしまったものもありました。

これ、設置方法が悪いと思うのですが、裏の金網や柵などの影がうつってしまって作品本来の状態がよくわかりません。
今回の会場の環境を生かしていたのが下記作品でした。

誰もいない原っぱにぽつんと置かれた感じがとても印象的でした。
展示は緑地内ばかりでなく、田園地帯にも設置されています。

交差点の左端にあるのも作品です。
作品は全部で23品ほどありますので、興味がある方はぜひ行ってみてください。
復路
鑑賞後の休憩も済んだところで出発したところ、いきなり上り坂が続きました。

せっかくなので行きと異なる道で戻ろうかとしたところ、どうやらアップダウンの多い道を選んでしまったようでした。
交差点にて左折車がつまっているのですが、原付の二人は大人しく待っています。

右側から交わしていけるだろうとも思ったのですが、安全第一なのでしょう。
自転車通行禁止の表示が無いことを確認して入ったのですが、ここって自転車走らせてよかったのでしょうか?

私はフルパワーのフルダンシングで抜けましたが、普通の人が入ってしまったらどうなるのでしょう。
アップダウンの続くルートで渋滞が起きていると思ったら、坂の途中で追突事故です。

いや、もしかしたら前の車が坂道発進で下がってしまったのかもしれません。
明るいうちにサイクリングロードまで戻れたので、今回は暗くならずに帰宅することができました。

今回訪れた緑と道の美術展 in黒川2020は自転車押しながらだとちょっと大変ですが、どこかに駐輪してまわっても良いかもしれません。
興味がある方は、このHPのヘッダー下の「サイクリング向けイベント情報」に情報がありますのでそちらをご覧ください。
たまにはこういうライドもいいものですよ。
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