Part3では琵琶湖までの輪行についてや、京都駅からのアクセス方法、Part1とPart2で伝えきれなかった内容を紹介していきます。
また、最後に琵琶湖でのサイクリングコースの案内についても触れてみたいと思います。
新幹線での輪行について
移動日当日にも走行することを考えているのであれば、早朝から出発する必要があります。
下記は5:00頃の近所の駅の様子ですが、平日でもこのくらいの時間だとガラガラです。
ただ電車の出発時間になるとパラパラと人が集まってきます。
私の輪行袋は横置きなのですが、今回はエンド金具を使用しました(理由はのちほど)。
新横浜駅の新幹線乗り場にやってきましたが、コロナの影響かガラガラです。
実際に乗車してみても50%くらいの乗車率でしょうか!
今回は特大荷物スペースが付いた最後尾座席を予約したため、このように安心しておくことができました。
この時横置きだとはみ出してしまうため、縦置きできるようにエンド金具が必要でした。
また、縦置きできると在来線の移動中も必要なスペースが最小で済むので便利です。
新幹線の特大荷物の利用では、自転車輪行などのスポーツ用品についてはこれに該当しないため必ずしも特大荷物スペースの予約は必要ではありませんし、予約していない事で追加料金を取られる事もありません。
ただし特大荷物スペースは予約者の利用が優先されるため、予約していないと使えない可能性が高くなります。
また、予約していたとしても自転車だと2座席分必要になるため、もう一人の利用者がいる場合は諦めてデッキ等に置く必要があります(その際は巡回する車掌さんに伝えておきましょう)。
輪行旅行のためだけに変更するのは難しいと思いますが、SPDシューズを利用すると移動を含めてそれ1足で間に合います。
別に靴を用意すると大きな荷物となりますので、輪行が多い人はSPDシューズを検討してみてもよいでしょう。
京都駅からの移動方法
琵琶湖まで新幹線を利用する場合、到着駅は京都駅か米原駅になります。
米原駅からはそのまま自走できるので何の問題もありませんが、京都駅を予定している人は京都駅から自走でなく在来線を利用した方がいいでしょう(理由はのちほど説明)。
理想としては湖西線で大津京駅までか、琵琶湖線にて大津駅まで行ってしまうと楽です。
私は京都市内有効切符を持っていたため、山科駅で下車したのですがそれでも良いかと思います。
山科駅からは下記の緑のルートを使う事をおすすめします。
私は赤ルートを通ってしまい、自動車専用道などにはばまれて迂回したりが大変でした。
ちなみに山科駅前はこのようなところです。
駅前の端の方に行けば自転車の組み立て時に邪魔にはなりませんが、人出は多いので人目が気になる人は地下道を通って駅の反対側に出てしまうのも良いでしょう。
帰りは時間があったため自走で京都まで向かいましたが、山科駅から先がいろいろとやっかいです。
一番の難点は116号線の片側二車線でバイパス風道路になっている上り区間をどう抜けるかです。
私はたまたま反対車線側から合流してしまったため、その厳しい区間を通ることなく歩道をつなぎながら行くことができました。
分かり難いかもしれませんが中央分離帯があり、その向こう側が京都方面車線です。
歩道を進んでいくと何度も行き止まりようなところに突き当たるのですが、何とか抜けるルートがありました。
京都駅では買い物をしたかったのですが、輪行袋を持っての移動ではちょっと厳しいものがあります。
そこでいろいろ探して見た所、駅前に60分無料の駐輪スペースがありました。
自転車用は端の場所が空いていなかったので、同じ場所にあるオートバイ用を利用させてもらいました(どちらも複数空きがあったので)。
もし、京都駅で改札外で買い物したい時はここに駐輪すると便利ですよ。
Part1、2で伝えきれなかった事
琵琶湖大橋は立派なのですが、近江大橋もなかなか立派です。
この橋を下限として渡るルートでもよいですね。
Part1で紹介したサイクリストの聖地碑なんですが、湖畔の原っぱにポツンと置かれています。
周りに何もないため、知らずに通過してしまうサイクリストが多いようです。
場所にもよるでしょうが、琵琶湖の水は思っているよりずっと透明度があり綺麗です。
Part2にて長浜の街並みを紹介しましたが、奥の方に商店街が続いています。
覗いてみたくなる商店街です。
桜の名所と紹介した場所で、夕日が沈みかけていました。
今回宿泊したのは、コテージはなれ山水というところです。
予約時は系列のヴィラ山水を申し込んだのですが、コロナ対策で近くのキャンプ場の宿を使う事となりました。
サイクリングコースのまとめ
琵琶湖サイクリングコースは青いラインでコースがずっと示されています。
そのため事前準備をせずに訪れても迷わず走行することが可能ですが、できればサイコンなどにルート表示しておくと無駄な時間が省けます。
コースは途中複数に分かれるポイントがいくつかあり、その都度悩んでいると時間がかかります。
勘に頼って選んでしまうと、景色もなく延々幹線道路を走るだけの区間に入ってしまう可能性もありますのでルートをある程度決めておくとよいでしょう。
歩道と車道で両方にコースが示されている場合は、速度に応じて走る場所を切り替えると良いでしょう。
歩道側は30km/hまで(人家がないところ)、車道側は逆に30km/h以上くらいで走ることをおすすめします。
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