Part1(前半)に続いてのビワイチ後半の様子を紹介します。
後半では長浜の街並みやビワイチ唯一の山岳部、湖の西部の紹介となります。
尚、今回はお伝えしたい内容が沢山あるため「前半、後半、その他」の3部構成とする予定です。
走行ルートは下記の通り、ロードバイク1号機にて行ってきました。
https://www.strava.com/activities/4223797347
https://www.strava.com/activities/4223805533

長浜地区と山岳エリア
サイクリングコースから外れて長浜市の街並みを見学しに向かいました。

このエリアには古い建物が現存していて、特に黒壁スクエアと言われる元銀行の建物が有名です。

この奥には商店街などもあり、ゆっくり見学しても楽しそうです。
サイクリングコースに戻ってみると何故か歩道側の青いラインが無くなっていました。

特に歩道走行が危険な場所でもありませんし、分岐もありませんでしたので、単に経費削減なのでしょうか(車道にはラインがペイントされています)?
やっと湖が見えるところまで来ましたが、この頃には風の勢いが強くなって全く速度が出なくなっていました。

景色を見るために立ち止まった場所での音にて風の強さを感じ取ってみてください。
強風の中1時間くらい走り続けてたと思います。
そんな中今まで無かったコース案内が現れて右歩道に移るように案内されています。

それも歩道側だけでなく、車道側も右歩道に移るように書かれています。
理由はその先のトンネル内が上りで路肩も狭いために安全をみて誘導しているようです。

その後は川沿いの道をずっと走るのですが、風も強いまま湖も見えずメンタルが落ちていきます。

そしてすっかりヘタリきった頃に山岳ポイントが現れます。

距離も斜度も普段なら何てことない程度なのですが、限界に近づいている状況だと辛いものがあります。
そうして何とか上りきった先に賤ケ岳隧道があります。

旧道にあるトンネルなのですが、サイクリングコースになっているためか内部の照明はとても明るくてライトが不要なほどです。
トンネル出口には湧き水が出ているのですが、知らないと飲めるか心配になる感じです。

ただ枯れることもよくある湧き水のようなので、無理に飲むほどのものではありません。
桜の名所とメタセコイヤ
隧道を過ぎて下ると湖畔に出ます。

ただ交通量も少ないためか、平気で逆走してくる自転車がいるので困ったものです。
その後は湖とは関係なく町中を走ることが多くなります。

夕日に向かって気合で上っていたところ、予定していたコースでないところを走っている事に気がつきました。

折り返して戻るにはあまりにもロスが多いため、急遽スマホで確認した道で本来のコースへ向かいました。

サイクリングコースに戻ることができましたが、正規の道でも裏道のようなところをいくつも通ります。

そうして町中を抜けると湖畔の道にもどります。

湖畔の道では短いトンネルが連続して現れ、カーブも多く気を付けなくてはなりません。

連続したトンネルを全て抜け終わると桜の名所が現れます。

数百メートルにわたって桜並木が続くので、開花時期には賑わうようです。
更にその先では猿が10匹ほど道端まで下りてきていて、中でも子ザルがとても可愛かった。

今回マキノ駅近くに宿泊したのですが、到着して少し時間があったので近くのメタセコイア並木を訪れてみました。

力強い幹が真っすぐ伸びたメタセコイアの並木は一見の価値があるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
不便な場所で夕方にもかかわらず、多くの人が見学しに来ていました。
湖内にある鳥居とお堂
2日目の朝、出発して間もなくビワイチしているであろう自転車を見かけました。

マキノ駅から先は湖は近いのですが、少しだけ距離があるためほとんど湖面は見えません。

まだ身体が起ききっていないので歩道側を走っていると、路面のギャップでチェーンが外れました。

やはり30km/hくらいで走るなら車道でないと無理があるようです。
ようやく身体も温まって来たので、車道にて飛ばしていきました。

脇道に入り石畳の奥に、

乙女ヶ池とそこに掛かる太鼓橋が現れます。

なかなか見ごたえのある良い場所なので寄ってみてください。
そのまま進んでいくと片側2車線のバイパスのような道路に出てしまうため、反対車線に渡ることができずこんなところを走らなければなりません。

ただしこの先に白鬚神社があるため、この道を通るしかたどり着けません。

この白鬚神社には目の前の道路を挟んだ湖の中に大鳥居があります。

道路の横断は禁止されているため、近くに寄ってみることができないのが残念です。
このバイパスのような道も少し先で片側1車線の普通の道に変わるので、車列の切れ間で反対車線に渡ることができます。

その先はずっと湖西線沿いを走行することになるのですが、特別景色があるわけでもないのでちょっと飽きてきてしまいます。

そのため駅が現れるたびに、「このまま輪行してしまったら楽だなぁ」なんて誘惑と格闘していました。
この場所から大まかに2つのルートに分かれます。

右が大通りを通るルートで、左が細かい道を巡るルートになります。
ちなみに少し走ると左右のルート位置は入れ替わり、大通りルートの方が湖寄りを走ります。
私は時間の関係もあって大通りルートを選択したのですが、街中を抜けるため混むうえに信号停止が多くなります。

思っているより時間がかかるので注意が必要です。
そして最後の寄り道ポイントの浮御堂に立ち寄ってみました。

ここは海門山満月寺という禅寺との事です。
その後はたまに琵琶湖を眺められる場所がありますが、ほとんど見る事ができません。

そして大津港までやってきたところで、今回の琵琶湖1周は無事終了となりました。

琵琶湖1周はほぼ平坦なので楽勝かと思っていましたが、意外と体力を消耗します。
観光スポットもそれほど多くないと思っていましたが、全てまわろうとすると結構大変でした。
次のPart3では京都駅から琵琶湖までの移動方法や、前後半でお伝えしきれなかった部分など紹介してみたいと思います。
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