今回は津久井湖のルピナスが咲きそろってきたようなので行ってみることにしました。
ついでに何か無いものかと探してみたところ、ツツジの公園とその近くの人気のパン屋、帰りにはツアー・オブ・ジャパンの相模原ステージの見学場所の下見ができるのではないかと、けっこう盛り沢山の案件となりました。
それらを全て満たしながらも裏道もたっぷり入ったルートは下記のようになりました(ロードバイク2号機にて)。
https://www.strava.com/activities/5239951334

ツツジ公園と奥地なのに人気のパン屋
走り出して早々にアウターでロー側のギアが微妙にズレて擦れている音が気になりました。

ワイヤーの張りで調整するか、ロー側の微調整ネジで調整すべきか迷いましたが、まずは簡単な張り調整のアダプターを2クリック回しました。
完璧ではないのですが、帰宅までなら気にならないレベルとなったので応急処置としてはOKです。
ここまでの道のりもそうでしたが、この相模川ぞいの道もいつもより人出が少ないような気がします。

その後、いつもの相模大堰を通過したのですが、この日は何故だか自転車を押して歩いている人が多くいました。

自転車走行禁止にルールが変わったのかと心配になり、橋の入り口で表示を確認しましたが特に走行禁止とはなっていません。
たまたまなのか、風があったので危ないと歩いた人が多かったのか分かりませんが、自分が間違っているのかとちょっと心配になりました。
毎年左手の谷間に多数の鯉のぼりがかけられるのですが、今年は残念ながらありませんでした。

あつぎつつじの丘公園に到着しましたが、気のせいか緑色しか目に入ってきません。

どうやら今年は開花が早かったためすでにピークを過ぎて、一部だけが残っている状態でした。

それでもギリギリ観賞できたので良しとすることにしました。

さてこの公園の更に奥地に人気のパン屋があるため行ってみることにしました。
ただ開店の11時まで20分もあり早すぎるかと思いましたが、すでに開店待ちの自動車があふれていました。

店の家族の方が手際よく駐車場所などの指示と整理券を配っていて、私も9番の整理券をもらえました。
この自宅のテラスのような場所での販売となるため、コロナ禍もあって2組しか中に入れません(店名はNoPell Bakery(ノペル ベーカリー)です)。

開店時間まで20分、さらに順番待ちで20分以上待ってようやく順番がまわってきました。

庭にはこのようなくつろぎながらパンを食べれる場所も多数あるため、それも人気の理由なんでしょう(家族なのかスタッフの方々の対応はとても良いです)。

ところで購入したパンはミルクスコーン、クリームパン、ペーコンクリームチーズパイとなります。

どれも美味しかったのですが、長時間待つほどのものではありませんでした。
おそらく庭の雰囲気も含めての評価か、持ち帰りで売れていた食パンが美味しいのかもしれません。
ポピーと興味がわいた公園
ここから先はいつものように裏道を駆使するルートとしていたのですが、いきなり藪の中へ向かう道が指示されました。

上ってみたところ一人ぶんの幅は草が刈られていましたが、間違っても自転車ですすむような道ではないため断念しました。
購入したパンは現地では食べずにどこか落ち着けるところを探していたのですが、このあたりは工場や野球場があって環境は良いが落ち着けるところがありませんでした。

そうこうしているうちに飯山までやってきてしまったのですが、

ちょうどポピーが満開となっていて急遽寄り道していく事にしました。

もちろん場所を見つけて、ポピーを観賞しながらパン食としました。

そしてまた裏道を進んでいくと、道しるべというべきか古い街道を示した標識を3つも発見してしまいました。



途中には普通の民家の庭先で馬が飼われていたりと楽しいものです。

そんな変化にとんだ裏道なんですが、この先が怪しそうなところもあり、

進んでみると強烈な劇坂が迎えてくれました。

左折したとたんに現れたので変速が間に合わず2度もやり直してしまいました。
やっと街道まで出て信号待ちをしていると、停止線超えて挑んでいるバカ車がいたのでロケットスタートで引き離しました。

さすがに直線区間だと追い上げられて厳しくなってきた時に、前方にトラクターが現れました。

これはチャンスとトラクターが左に寄ったすきに加速しながらすり抜け、後続車は対向車がいたため足止めとなり逃げきることができました。
次の目的地は河原の近くにあるのですが、そのためには谷間に下りていかなくてはなりません。

しかしながら帰りにここを上り返さないといけない事が分かっていたので、ちょっと気分的には滅入るものがありました。
そうして河原の端っこの方にある相模川自然の村公園に到着しました。

すぐ横に上大島キャンプ場があるのでそちらの方が知られているかもしれません。
公園には藁ぶき屋根の古民家があったり、

緑の道と小高い丘や芝生の広場があるだけのほとんど知られていない公園です。

公園を後にして、先ほど下りてきた坂道を上らなければなりません。
幸いにも歩道が広く自転車通行可だったためそちらを利用させてもらいましたが、

「坂道は続くよ~どこまでも~」と歌いだすほど長い上りでした。
ルピナスとTOJ応援場所の下見
そして最終目的地である津久井湖城山公園に到着しました。

ここは斜面全てがルピナスが植えられていて、その景色は初めて見るとちょっとした驚きです。

この日はまだ満開一歩手前でしたが、十分見ごたえがありました。

ルピナスを堪能して駐輪場所に戻ってみると、バイクパッキングで訪れているロードバイクがありました。

これからどこに行くのか聞いてみたかったのですが、持ち主が見当たりませんでした。
さて、帰り道では今月末に行われるツアー・オブ・ジャパンの相模原ステージでの応援場所を探して行くことにしました。
まずは、相模原ICの近くですが歩道も広く応援しやすそうな場所です。

途中、やけに細い道に案内するので「こんなところ集団が通るのか?」と不思議に思っていたところ、ルート案内が勝手に裏道を設定していただけでした。

そうして走り慣れたオギノパンの前までやってきて、後は真っすぐ帰るだけだと安心していたのですが、右折の案内が出て勘違いに気がつきました。

下見するコースはここからがメインで、先ほどまでは前半部分の一部でしかなかったのです。
オギノパンからトンネルまでの上り区間はちょっと狭めですが歩道がいくらか存在します。

トンネルを過ぎて宮ケ瀬湖が見える部分の方が明るくて長時間見ているには良いかもしれません。

ゴールの鳥居原園地近くの部分にも歩道がありますので、このあたりで見学すれば表彰式をみることもできるでしょう。

今回はルピナスを見に行くことから始まった計画でしたが、いろいろと盛り沢山のライドになり楽しい物でした。
月末のツアー・オブ・ジャパンが待ち遠しくもありますが、1日目の富士山ステージにてあざみラインを少しでも軽快に上るために今からトレーニングをしなければなりません(あざみラインだけ自走予定)。
いや~またあの地獄を考えるとちょっとゾクゾクしてしまいます。
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