今回訪れた宮ケ瀬湖はよく訪れる場所ではあるのですが、あまり紅葉目的で訪れた事がありません。
そこで今回は宮ケ瀬湖を中心に紅葉を探して見ようかと思って出かけました。
宮ケ瀬湖には主となる紅葉スポットがないため、走りながら見逃しそうな紅葉を見つけてみたいと思います。
今回もロードバイク1号機にて、下記ルートにてまわってきました。
https://www.strava.com/activities/4378480576

清川村の隠れたお店
いつもの境川サイクリングロードまでやってきましたが、先日と同様に風が強くて速度が出ません。

そのため前回同様に下ハンでの苦しい体制での走りだしとなってしまいました。
相模川の自転車道は親子がサイクリングしていたり、補助なし自転車の練習をしていたりと子供の練習場としては広くて適した場所です。

まだ一部しか開通していないので、高速系の自転車は皆無なのでのんびりしています。
最近お気に入りの相模大堰を通って行ったのですが、人出が多い時間帯は初めてです。

相模川から支流の玉川へ移って川沿いを上流へ向かうのですが、いつもなら走りやすいので右岸の道を使っています。
今回はあえて左岸を走ってみました。

すると工場脇の緑地部分にわずかな紅葉を見つけました。

その後もわずかな紅葉も見逃さないようにと観察を続けて進んでいくと、川の中からも秋の気配を感じ取れました。

道が切れたので右岸に移ったのですが、荒れた道となり「もうチャリで通ることは無いな」と思わせるようなところでした。

ちょっと道の選択を誤ったかと反省していたところ、その先の学校にてイチョウが色づいていました。

さきほどの荒れた道を通らなければ気づく事のない紅葉でしたので、これはこれで有りかなぁとも思いながら先へ進みました。
宮ケ瀬湖に向かいながら左右をキョロキョロと見ていると、道路わきにも紅葉があることに気がつきます。

普段のように黙々と走っていると絶対に気がつかずに通り過ぎていたでしょう。
さらに進んでいくと信号もないところで渋滞が起きています。
何だろうと近づいて見ると工事のための片側通行。それも上り区間です。

くぅ~こんなところで脚力使ってしまった!
その先、道端でも紅葉が見られるようになってきて、

山もまだらに色づいていました。

さて、宮ケ瀬湖に向かう途中で脇道にそれて、ちょっと寄って行きたいところがあります。

そこは一応お店なんですが、狭い地元道を結構奥まで上らないとたどり着けません。
そうしてたどり着いたのがおろんど工房さんです。

ここは酒饅頭や赤飯、漬物などを手作りして売っている店なのですが、覗き込んだところ商品が並んでません。
コロナ禍なので奥にしまってあるのかと聞いて見たところ、何とすべて午前中に売り切れたとの事でした。
まさかこんな奥地の店でそんなに売れているなんて、正直驚きました。
仕方なく戻りながら脇を流れる小川を見てみたところ、小さな紅葉がありました。

見逃しそうな紅葉たち
宮ケ瀬湖まではずっと上りが続くのですが、昼時となっているためもうこの時間に上っていくロード乗りは一人もなく、出会うのは下ってくるバイクばかりです。

軽快に宮ケ瀬湖まで上り終えると、湖畔は色づいた場所がところどころあります。

また湖に掛かる橋たちとの相性はとてもよく、ちょっと映え写真が撮れます。

道路脇の何気ない景色もよく観察してみると、それなりに綺麗だったりします。

今回は定番の湖畔園地はパスして先を急ぎました(だって混んでそうなので)。

ふとガードレールの下を覗いてみたところ、こんなところにも紅葉が隠れていました。

ここで一旦宮ケ瀬湖を離れて早戸川ぞいを進んで行こうとしたところ、何と通行止めです。

仕方なく帰りに通る予定だった山側から行ってみることにしたのですが、ここでも小さな紅葉がありました。

この山側ルート、川沿いまで出るためには一旦上って下りていくという無駄な起伏があります。
当然のことながら帰りも同じように上り下りが発生します。

まぁ、それなり紅葉があったので良しとしましょう。
湖畔にある鳥居原園地まで戻ってきましたが、ここはちょっと寄ってみました。

この赤い紅葉を見ようとしたのですが、少しピークが過ぎてくすんでいました。

鳥居原園地を後にして湖畔を走っていると、道路まで猿が数匹降りてきていました。

木の実に夢中で、5mくらいまで近づいたのですがガン無視で食べ続けています。
まともに昼食がとれていなかったため、有名なオギノパンに立ち寄ったのですが物凄い人出です。

すでに14時になっているのに、種類別に3列の行列ができているではないですか。
コロナ前でもこの時間はここまで混んではいませんので、異常事態です。
もちろん感染の危険があるので退散しました。

単に並ぶのが嫌いなだけだニャ~
その後は中津川のススキを観賞しながら川沿いを下って行きました。

川沿いを進んでいく中で静かな細道に入り、感傷に浸っていたところ急に砂利道に変わってそれどころではなくなりました。

それでも最後にはあまり知られる事の無い紅葉に出会う事ができました。

どの場所も派手さはありませんでしたが綺麗な紅葉でした。
ただ普通に走っているだけでは見逃してしまいそうな物ばかりでしたので、これからはもう少し感度を上げながら走りたいと思いました。
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