先週は人との接触を減らすために相模原の山中でアップダウンを楽しんだ(苦しんだ)のですが、思っていた以上に風景の移り変わりが面白かったため、今週も新たな道の探索に出かける事にしました。
合わせてアイスチューリップの開花情報を得たため、そこに寄り道しつつ先週とは異なったルートでアプローチしてみたいと思います。
今回も2000mクラスの登坂が予想されるので、ロードバイク2号機で出動しました。
https://www.strava.com/activities/4748965208
アイスチューリップ
今日は日中、春の陽気になるとの事なので服装選びで迷いました。
朝夕は気温が下がりますが防風付きのジャケットではおそらく暑すぎるでしょう。
そこで薄手の長袖のうえにジレを着ていくことにしました。
このジレを使用するのはこれが2回目なんですよね。使い勝手が分からずに放置していました。
家を出ていくらか走ったところで重大な問題に気がつきました。
どうやら今日は体調がBAD DAYで、何か悪いところがあるわけではないのですが明らかに身体の動きが重く感じます。
実は昨日このライドを計画していたのですが、身体が重く断念していました。
昨日に比べればずっと良いのですが、それでも調子が悪いことは確かです。
体の状態に注意しながら、途中で中断することも有りで向かうことにしました。
そんな状態でダラダラと走っていたところ、前方にターゲットロード乗りが現れて急に気合が入りました!
さっきまでの走りは何だったのかと言うように、走りに切れが戻ってきました。
このところ多用しているさがみグリーンライン自転車道ですが、今回は相模大堰を渡らずに行けるところまで上流へ向かってみました。
やはり途中で道路が終わっていましたので、内陸の道で相模川沿いを進みます。
途中、川沿いの道が解放されていたので覗いてみたところ、
通行可能ではありましたが、まだ未舗装のままで走行できませんでした。
しばらく内陸部を走行していると見覚えのある場所にやってきたため土手にあがってみました。
この左の土手は毎年芝桜まつりが行われる場所です。
毎年ボランティアの方が手を入れて咲いていますが、果たして今年はどうなるのでしょう?
最初の目的が近づいてきたところ、周囲にも自然が多くなってきました。
この小川の周りも良さそうな場所で、新芽が伸びだしたら更に気持ちよさそうな所です。
相模原公園に到着しました。
メインゲート正面にお目当ての物がありました。
時期をずらして咲かせるアイスチューリップなんですが、花びらも大きくとても綺麗なものでした。
明るい色で大きく咲かすのは難しいらしいニャ~
趣きある神社に導かれ
相模川を渡った先は工場や土砂置き場などがあり、大型車やトラックが多くロード乗りから敬遠されている場所です。
この日はあまりトラックと遭遇しなかったため、あまり気疲れせず走ることができました。
相模湖近くのこの道は片側2車線で自動車の速度も速く、一見自動車専用道のように見えるため初心者だと躊躇しそうな場所です。
峠道が近づいてきたところでコンビニを見かけたため、ここで昼食を購入することにしました。
ふとレジ横のホットケース内をのぞいてみたところ、何か分からない揚げ物が入っていました。
どうしてもそれが気になったので店員のお姉さんに聞いてみたところ、「すみません値札付け忘れていますがカレーパンです」と教えてくれました。
カレーパンだと分かれば注文しなくてはと1つ頼んだところ、「温めますか?」と不思議な問いが返ってきました。
ホットケースの中にあるのに温めますかとはこれいかに?
意味が分からず「温まってないのですか?」と聞いて見ると、「温まっていません」との事でした。
カレーパン1つの事でしたが、不思議な感じでコミュニケーションをとることができました。
コンビニからまもなくして峠道に入ったのですが、食後にもかかわらず上り坂がずっと続きます。
もちろんセーブしながら走りましたが、食後の上りは避けたいところです。
ところでセーブと言えば、体調がBAD DAYなためできるだけ脚力をセーブするように上りでは気をつけて走りました。
ふと谷間に目をむけてみたところ、岩石が川を埋め尽くしていました。
おそらく1年以上前の台風の爪あとが、整備できずに残っているのでしょう。
その後もダラダラとした坂がどこまでも続いていました。
サイコンのナビに従い真っすぐに進んでみたところ、何か横に線がでていることに気がつきました。
危なく矢印のようにショートカットで帰宅してしまうところでした。
すぐに正しいルートに戻ると、自然を満喫できる道があらわれました。
すると先週凍結していた場所を通りかかり、奥にある神社に引き寄せられるように立ち寄ってみました。
先週通った時にもすごく気になっていたのですが、今日はきちんとお参りさせていただきました。
楽しみだった周回路
細道から街道に出て帰路に向かおうとしたところ、サイコンナビにまたも横線があることに気がつきました。
そうです、本日のメインディッシュはまだ先にあることに気がつきました。
すでに帰るつもりでいたので、これは精神的にきついところです。
時刻を確認したところまだ13時なので行ってくる時間は何とかあります。
脚力も何とか持ちそうなので、ここで引き上げるわけにはいきません。
続行を決めて走り出したものの、最終地である周回路の入口までもなかなか遠くちょっと心配になってきました。
ところが難所だと思っていた周回路に入ってみましたが、奥に行ってもアスファルトは綺麗で思っていたよりも快適に走れました。
このまま順調に終われるかと思っていたところ、目の前が工事中で完全に封鎖されています。
もともと道幅がないため歩行者用の通路も無く、これは終わったと諦めて戻ろうとしたところ、
何と!個人宅の庭の中を迂回路が通っていました。
大胆な道路工事に驚きです。
走行路のすぐ横には川が流れていて、とても澄んだ水が流れていました。
よく目を凝らして見ると水中にカエルが泳いでいて、こんなに早く出てきて大丈夫なのかと心配になりました。
細道を進んでいくと、庭先の犬が警戒するでもなく目新しい者が来たと感心を持ってこちらを観察してきたり、庭で遊んでいたちびっ子は目いっぱいこちらに向けて手を振ってきたりと、妙な来訪者である私を歓迎してくれました。
犬も子供も刺激に飢えているニャ~
さて周回路の最深部までやってきたところで、嫌な看板が目に入ってきました。
写真には写っていませんが、「この先車両通行止め」の看板もありました。
徒歩でなら通行できるのではないかとの安易な考えのもと進んでみたものの、警告看板が多くなってくるとちょっと心配になります。
ダメ元だと腹をくくって現場まで行って見たのですが、
特に何もありません。
どうやら大型車両とすれ違いができないために通行止めとしているようでした。
ということで予定通りのルートを進んでいくと、斜面に一反木綿の大群が現れました。
そこからはどこまでも上り坂が続いて行き、徐々に疲労がピークを迎えようとしていました。
坂の頂点には短いトンネルがあったのですが、ライトもつけずに走り抜けようとしたところ中央付近の暗闇で異次元にでも迷い込んだような錯覚におちいりました。
別な意味で怖かったので、トンネル内ではきちんとライトをつけましょう!
帰路に入って前回凍結でスリップしかかった場所までやってきたのですが、珍しくギブアップしそうなギリギリの状態でした。
脚力はセーブしていたのでまだいくらか残っていたのですが、BAD DAYだったためにメンタル面で限界を迎えギブアップの誘惑に何度も襲われました。
それでも何とか激坂区間をぬけて厚木までやってきたところで、残りのルートを検討してみました。
すでに走りなれた場所に入っているためナビは設定していなかったのですが、なぜか長距離のルートをイメージすることができません。
走り慣れた道なので短距離ルートは断片的にイメージできるのですが、それらをつなげたイメージを行う事ができませんでした。
どうやら疲れすぎてしまい脳へのエネルギー供給が不足気味で、高度な演算ができなくなっているようでした。
そのため一層安全確認を重視して、無事に帰宅することができました。
帰宅後確認してみたところ前回を上回る獲得標高2396m。
エネルギー不足になって当然なのですが、セーブ走行したためか翌日の筋肉痛はほとんどなく、その点は勉強になったライドでした。
書き忘れましたが、先日調整したブラケット位置はなかなか良い感じでした。やっと2号機もマイバイクになってきたようなフィット感がでてきました。
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