丸スポークの振れ取りはちょっとモヤモヤが残る(ちょいネタ)

メンテナンス
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先日、高尾山のハイキングをするためにクロスバイクで出かけ、ホイールはロードバイク用を使いました(その時の投稿)。

ホイール交換してみてブレーキ調整をしてみると、左右バランスが結構狂っていることが分かりました。

ここから考えれることはクロスバイク用ホイールのセンターがずれていて、それに合わせてブレーキ調整していたのだろうということです(ロードバイクのパーツ類はきちんとセンター出ししていたので)。

後日、計測してみるとフロントホイール厚紙3枚分ずれていました。

ホイールのセンター確認
予想よりはずれは少なかった

続いてリヤホイールを確かめてみると、こちらは1枚ほどだったので割と優秀でした。

ホイールのセンター出し
全くセンター出ししていないわりには優秀

さて、それでは振れ取りセンター出しをしようかと思ったのですが、ここで手順を間違えた事で面倒になりました。

通常は、縦の振れ取り横の振れ取りセンター出しの順で行うのですが、さほど振れが出ていなさそうなので先にセンター出しをしてしまいました。

そのため手前にハブをずらしたい場合と、振れ取りでリムをずらしたい場合を間違えて逆に調整し始めてしまいました。

もともとセンターずれの程度も低かったため細かく調整していたので、逆調整している事に気づくのが遅くなり何度も手を入れた後でした。

おかげで初期状態より悪い状態(センターずれだけでなく横ブレも大きくなった)からの作用となり、結構時間が掛かってしまいました。

ただ良かった点もあり、全てやり直す覚悟が決まったため、ぬるいテンションのスポークを先に張ってしまうことができたために全体的に強めに仕上がった事でした。

ただ作業してみてちょっとモヤモヤが残ることもありました。

それはスポークの形が丸であるために、回り止めを使用できない事によるものです。

ホイールの振れ取り
手前の回り止めは扁平スポークで使用します

丸スポークだと捻じれが起きていても、それを確認する方法もないですし、抑える方法もありません。

そこで作業終了後に全てのスポークを「1/8回転締めて・戻す」作業を行いました。

これでいくらかでも捻じれが解消していればよいのですが……

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