ライドして、そのまま大山登山し全身筋肉痛(傾斜がきつかった)

大山山頂 自転車紀行
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今回は密かに計画していた大山(丹沢)登山にチャレンジしてきました。

もちろん現地まではチャリで出かけて登山を行いましたが、チャリ選びや荷物で悩みました。

今回は下記ルートでライド&登山してきました(サイコンを持って登山したのでログも取れています)。
https://www.strava.com/activities/5989582153
https://ridewithgps.com/trips/75620187

走行ルート
登山ポイントからえげつない角度に

クロスバイクでヒルクライム

前日まで車種はどれで行こうか迷いました。

当初、距離とヒルクライムがあるのでロードバイクが良いかと考えていましたが、それだと服装と靴の着替えが必要で荷物が多くなり面倒です。

そこで最終的にはクロスバイクで行くことにし、登山での荷物もそれなりに必要なのでリュックを背負って向かうことにしました。

出発して近所の緩い坂に差し掛かったのですが、当然のことながらロードバイクのように軽快に上ることはできません。

大山では途中までヒルクライムがあるため、バイク選択を間違えてしまったかと心配になりましたがもう後戻りはできません。

この日は風が強めだったので、速度を28km/hくらいに抑えて体力温存に気を使いながら走りました。

こんな日に風が強いなんて

また、クロスバイクなので人通りが少なく広い歩道は積極的に利用して、精神的にも疲れないようにしました。

さて、問題の大山のヒルクライムポイントに入ったのですが、ロードバイク比で相当ペースを落としているにもかかわらず結構キツイものがありました

阿夫利林道
予想以上にきついぞ

それでもいくらか余裕があったので、普段気がつかない斜度の変化なども感じることが出来て有意義でした。

普段ロードバイクでタイムアタック的に上っていると後半疲れのためタレる事がたびたびあったのですが、よくよく観察してみると後半に10%超えの厳しい斜面が何度か現れそれが原因だと理解できました。

阿夫利林道

普段20分ほどで上りきるヒルクライムですが、30分もあれば余裕だろうと思っていたのですが31分もかかってしまいました。

いつもなら大山寺のトンネル前に駐輪するのですが、今日はトンネルの向こう側に駐輪して登山に向けての準備を行いました。

大山寺から阿夫利神社(下社)へ

大山寺から阿夫利神社下社へは過去に上ったことがあるので慣れもあり一気に登りきり、手前にある広場にて昼食を取ることにしました。

ライド中に買ってきたおにぎりをパクついていると、誰もいなかった広場に3組の登山者が立ち寄っていきました。

ドラ
ドラ

一人立ち寄ると、皆立ち寄る現象ニャ~

食後はまず阿夫利神社下社への階段を上ると、

阿夫利神社下社への階段

相模湾まで見渡せる景色が待っています。

阿夫利神社下社からの景色

ただしこの場所はまだ出発点でしかありませんので、神社の右手にある洞穴のような中である準備を行います。

阿夫利神社下社の大山名水
今回初めて立ち寄ります

そこには大山名水が湧き出していているので、ボトルいっぱいに詰め込んで準備完了です。

阿夫利神社下社の大山名水

もちろんこの場でも飲んでみましたが、とても美味しい水でした。

阿夫利神社下社に来てもここに立ち寄る人は少ないので、ぜひ飲んでみてください。

さあ、それでは神社の左手にある登山口から登山を開始します。

大山登山口

大山登山

わくわくしながら登山を開始したのですが、すぐに認識の甘さを実感させられました。

大山登山道
序盤からこんなきついの?

序盤から傾斜もきつく、1段あたりの段差も大きくてちょっと驚かされました。

それでも最初だけだろうと思って上っていくと、路面は一層厳しさを増していきました。

大山登山道
どんどん厳しさが増しているよ~

すでに階段と思われるものは無くなり、急斜面のまま大きな石が積み重なっているだけの荒れ地が続きます。

左右には杉林が続いて中には夫婦杉なるものも現れますが、余裕もなかったのであまり関心を持つこともなく通過しました。

大山登山道の夫婦杉

そのうち手もつきながらでないと上れないような場所もたびたび現れて、まったく緩むことない道が続いています。

大山登山道

登山中のほとんどが杉林で視界がないのですが、数カ所だけ景色が少し見える場所があって気持ちが和みます。

大山登山道からの景色

牡丹岩なる場所にやってくると、地面の岩の中に丸い物があちらこちらに顔を出していました。

大山登山道の牡丹岩
そこらじゅうの岩に現れています

ただルートのハードさは全く衰えることなく、どこまでも続いています。

大山登山道
勘弁して~

それでも周りの人達も諦めることなく上り続けているのでたいしたものです。

中には就学前と思われるちびっ子も頑張っていたりと、それなりに覚悟を持って上っている人達ばかりでした。

私はどうかと言えば、ヒルクライムのイメージでついついハイペースで上ってしまう悪い癖がでていました。

少ない見どころの1つ、天狗の鼻突き岩が現れました。

大山登山道の天狗の鼻突き岩

穴の開いた岩なのですが、この程度しか見どころがないのが淋しい登り道です。

終盤にかけてやっと板張りのルートが現れて、少しほっとすることができました。

大山登山道

上りで唯一の展望スポットで木の陰に小さく富士山が見えていました。

大山登山道の富士見台
富士小さ~

やっとの思いで山頂についてみると、山頂標識の前に記念撮影の列ができていました。

大山山頂
大行列でしたのでパスしました

また、それ以外の場所でもそこそこ密な状態が起きていたので軽く休憩して立ち去る事にしました。

大山山頂
狭いので人があふれています

ちなみに阿夫利神社下社から山頂までは90分とされているのですが、頑張り過ぎて46分で登ってしまいました。

下山での見晴らし

下山時は行きと異なり見晴台経由の別ルートで降りることにしました。

するとすぐに頂上よりも景色が広がる場所が現れました。

大山登山道からの景色
ここが大山で一番の絶景です

その後もこの下りコースだと景色が楽しめますので、下りはこちらを通ることをおすすめします。

ドラ
ドラ

行きのコースを下るのは辛そうなのニャ~

このルートは途中まではとても快適な道が整備されています。

大山登山道

さらに崖際に開けた場所があったりと飽きずに進むことができます。

大山登山道からの景色
ここの景色も捨てがたい

あまりに快適なので行きもこちらにすれば良かったかなどと思っていると、何やら渋滞が発生していました。

大山登山道のチェーン場
ちょっとアスレチックみたいだった

ここは危ないのでチェーンにつかまりながら一人ずつ下りなくてならないので時間がかかっていました。

その後も狭い道が続くため自分のペースで歩くことが出来ず時間がかかります。

やっと見せ場となる見晴台に到着したのですが、草木が伸びていてあまり見晴らしできません。

大山登山道の見晴台

事前調べで何となくわかっていたのですが、少し期待していたため残念でした。

そこから先ほとんどの登山者は日向薬師方面に向かっていきましたが、私は阿夫利神社下社へ戻るルートに一人進みました。

下社へ戻るルートは真横に移動するルートなのであまり起伏はありません。

大山登山道

途中、二重の滝と呼ばれる滝がありますが、四重くらいに見えるのは私だけでしょうか?

大山登山道の二重の滝

そうして阿夫利神社下社から大山寺まで無事戻ることができました。

そこでクロスバイクで出発する準備を整えたのですが、登山とライドで仕様を変えて正解だったものを紹介しておきます。

左が登山時の状態で少し緩めにして足首が自由に使えるようにしています。

右のライド用のまま登山していたら足首などの負担が一層大きかったでしょう。

帰路は脚の筋肉が悲鳴を上げている状態でしたが、ペダリングとは使う筋肉が違うためか速度を落とせば走り続ける事ができました。

境川サイクリングロード

しかしながら翌日以降が大変で、筋肉痛で歩く事もままならない状態となりました。

ライドだけならいくらボロボロになるまで走ったとしても翌日はそこまでひどい状態にならないのですが、やはり登山だと使う筋肉が違うようです。

360度対応から低価格で始められるものまで

ところで今回登山してみて思ったのですが、もう少し楽しみながら登るためにも早出して登山時間を多くしなくてはならないと感じました。

ただ性格的にゆっくり上れるかは疑問なんですけどね。

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