伊豆半島でも東海岸の熱海や伊東などは何度か訪れているのですが、西海岸をサイクリングした事はありませんでした。
そこで今回は伊豆西海岸を走行し、帰りは中央部の天城などを走行する予定です。
また、主要な観光スポットも数多く寄り道したいため、静岡までは輪行を行いました。
今回もロードバイク1号機にて走行。1日目は下記のルートで走行しました。
https://www.strava.com/activities/2741248140
計画と輪行
観光時間を増やすためと、あまり1日目から無理をしたくないとの理由で静岡県の函南駅まで輪行することにしました。
平日のため通勤ラッシュに会わないように早めの時間を検討し、6:04の大船発の電車を利用することにしました。
もともと早起きは苦手(正確には早寝が苦手)なため、予想通り自宅をギリギリの時間に出発したため、駅前に到着した段階で発車まで20分強しかありません。
急いで自転車の分解&袋詰めを行ったところ、10分ほどで完了しました(練習しておいて良かった!!)
余裕で電車を待っていると、予想より乗車待ちしている人が多くいました。
それでも次の藤沢駅は乗り換え客が多いところなので、そこで空くだろうと思っていたところ、降車客よりも乗車客の方が多くいました。
「あれっどうしたんだろう」と思いながらも、この先各駅にて減っていき平塚駅では空くだろうと思っていたところ、逆に微増していきました。
徐々に自転車と言う大荷物が邪魔になりかかり、これはヤバいと恐縮していたところ、何とか小田原駅までたどりつき、多くの人が降車して空くことができました。
これで一安心とくつろいでいると熱海駅から学生が多数乗り込んできました。
まさか熱海から混むなんて夢にも思いませんでした。
それでも何とか函南駅まで無事に到着することができました。
途中乗り換えの無いこの列車が便利かと思って選んだのですが、平日だともっと早い時間の列車にしないとダメみたいですね。
無事に組み立ても終わり、西海岸に向けて出発できました。ふぅ~
大瀬崎まで
しばらくは街中を走っていたのですが、それほど自動車数も多くないので走りにくさはありません。
秋晴れで空も開けていて気持ちよく走り始めました。
すると意図したわけではないのですが、作成したルートが勝手に川沿いの土手を選んでいました。
鈴虫など秋を感じる虫たちが鳴きだしていて、いっそう爽やかな気分となります。
川沿いを外れてしばらくすると海岸線が続きます。
海岸線の県道17号線を走っていると、何故か細い外周路へルート案内されました。
遠回りなのはわかっていましたが、折角なのでルート通り進んでみました。
向こう岸にこぶこぶした山が見えていますが、どうやら少し前に通過してきた場所のようでした。
1時間ほど平坦な海岸線を走っていると、最初の目的地が見えてきました。
そろそろただ走っているのも飽きてきたところなので丁度良いタイミングです。
ここは、大瀬崎という半島で伊豆半島の左肩先にあたる場所にあります。
大瀬崎に入り、海岸線の細い道を進んでいくと鳥居が現れます。
小さな神社を抜けて松林を抜けると、大瀬崎神池が現れます。
この池は周りが海に囲まれていますが、鯉が沢山いる淡水湖です。
ビャクシン樹林の中に入ると幹の太い樹木がいくつも見られます。
そんな林の外れにかわいらしい灯台がぽつんと建っています(伊豆大瀬埼灯台)。
大瀬崎に寄るとちょっと時間をロスしますが、時間が許すならおすすめですよ。
碧の丘まで
ここまでの海岸線は比較的平坦だったため、「ちょっと物足りないかな!」なんて言っていたところ、それからしばらくは上りっぱなしです。
うかつに発言したことを後悔しました。
上りきった先に駐車場らしき広場があります。
ここが煌めきの丘と呼ばれる場所です。
ここまでずっと景色がない上りが続いていたので、ここでの景色は一段と綺麗に見えました。
このあたりは景色だけでなく、給水などできるような人工物は一切ないので注意が必要です。
その後も細かいアップダウンが続いて、景色は見えず脚だけが削られていきます。
それでも気持ちは前向きに走り続けていると、Ed SheeranのBeautiful Peopleが脳内再生されてきました。
何とか気持ちを切らさずに走り続けていると出逢い岬が現れました。
ここには入口に変わったオブジェが展示されています。
出逢い岬はこれから向かう先の目的地と湾を見渡すことができます。
すぐ先に夕映えの丘と言う展望エリアがあるのですが、
下草が生えていて景色が遮られ、出逢い岬と景色が変わらないのでここはパスしても良さそうです。
出逢い岬から見えた御浜岬の途中に、またも小さな灯台が現れます(戸田灯台)。
空が澄んでいると富士山が見えるそうなのですが、この日は認識することもできませんでした。
御浜岬を見下ろす場所に魚見の松という木があります。
かつてこの木から湾内に入る魚群を見張っていたと言われ天然記念物となっていますが、わざわざ寄る必要は無さそうです。
その後も飽き飽きするほどアップダウンが続くのですが、気が付けばずっと路面には等間隔でナビラインが書かれていました。
こんな山道で意味ないだろうって思っていると、港町まで出ると無くなります。
逆行などが起こりやすい町中に記載が無く、ほとんど自動車も通らない山道にだけ描かれているのって何か効果があるのでしょうか?
そんな事を考えながら、碧の丘に到着しました。
ここからはこれから向かう海岸線を一望することができます。
この時まだ午前中だったのですが疲れがたまって来ていて、この先予定通り走りきれるのか不安になりました。
Part2に続く
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