今回は輪行して遠出なんて事も考えていたのですが、準備が間に合わず自走で行ける範囲となりました。
そこでオリンピックでのロードコースでもある道志みちで山中湖へ行ってみることにしました。
道志みちは初心者の頃1度走っただけで、土砂崩れによる通行止めもあり足が遠のいていました。
今回のルートは下記の通り、ロードバイク1号機で行ってきました。
https://www.strava.com/activities/2649991282
宮ケ瀬湖まで
今日のコースはちょっと長めなので、いつもより1時間ほど早く出発しました。
早めと言っても皆さんの普通より遅い時間だと思いますが、何故か境川サイクリングロードの休憩所には自転車乗りが一人もいない。
正確にはママチャリ乗ったおじさんが一人いましたが、どう見てもサイクリングではない感じでした。
宮ケ瀬湖手前の勾配のきつい区間までやってきましたが、ここで昨日のチャリダーで新城選手が猪野さんに教えた事を試してみました。
「劇坂区間では軽く引き足で踏み込みをサポートしてあげると良い」との事だったので、劇坂ではないですが言われた通りにやってみました。
結果としては、あまり変わらずです。
劇坂で無い影響もあるでしょうが、普段から引き足も使っているのであえて意識して使っても差はありませんでした。
ただ、せっかくなので今日は引き足に注目していろいろ試してみることにしました。
宮ケ瀬湖まで上りきって、眺めた水がものすごく青かった。
どうしても写真では完璧に再現できないのが悔しい。
長時間走行しているので、左手にある小さな公園にて休憩することとしました。
そこで先に休憩していたSpecialized乗りの方に話しかけてみたところ、二宮町から来たとの事でした。
その方はガツガツ長距離を走ることはしないそうなので、今日は暑いからここで引き返すつもりだと言っていました。
私がこれから道志みちを行くと伝えると感心するとともに、「宮ケ瀬湖まで自動車で来て、道志みちを一度走ってみたい」との事でした。
ただ自信がないとの事なので、「道志みちは勾配がそれほどきつくないし、戻りは下りなので行けるところまで行って戻ってくればいいんですよ」とアドバイスしました。
このアドバイスしたことを後悔することになるとは思いませんでした。
道志みち
道志みち最後のコンビニで軽く昼食をとっていきます(道志みちは昼食場所が限られるので混んでたりするため)。
コンビニでは残高が残っていたPayPayで支払うと、またまた全額キャッシュバックに当たりました。
ここ最近5回中4回当たっているのですが、運が良すぎてちょっと怖いくらいです。
一時通行止めになっていた土砂崩れ現場にやってきました。
作りかけのトンネル横の道は狭いですが、対面走行できます。
「情報よりも改善しているじゃない」なんて思っていたら、
実際の土砂崩れ現場はもう少し先でした。
片側通行はほんの数mだけなんですけどね。
道志みちは森林の中を走っているような景色や、
道志川の清流が時々姿を見せます。
都会からも近いために人気があり、多くの人が訪れるのでしょう。
ただ素晴らしい景色は多いのですが、これと言った観光スポットが無いのが唯一の欠点です。
そんな中、こんな何気ない横道に入っていくと、
野原つり橋があります。
この吊り橋、見ての通り川に落ちる心配は全くないのですが、
ものすごく嫌な揺れ方をして、ちょっとした肝試しができます。
この先に同じような橋がもう一つあるのですが、こちらの方が空いていてほぼ貸し切り状態なのでおすすめです。
山中湖へ向かっての道志みちはずっと上りだったと記憶していましたが、いくらかのアップダウンがあります。
Specialized乗りの方にいい加減な事言ってしまいましたが、申し訳ありません。
その後も、ちょくちょく川の綺麗な場所が見えるので、
ついつい立ち止まって眺めてしまいます。
この日はオートバイが多かったのですが、追い越した後に手をあげる人がいて何の合図かと思いました。
何のことはない、対抗するオートバイに手を振っていただけでした。
中には対向バイクに対してずっと振り続けている人もいました。
こちらはずっと上りで手を振る気力などありません。
同じ道を走っていても、全く感じているものが違うんですね。
道の駅どうしへ左折する自動車が並んでいました。
これだと道の駅内も混んでいるだろうと、寄っていくのを断念しました。
ちなみに道の駅が混んでいる時は、横の橋を渡った先にある食堂が空き気味なのでおすすめです。
道の駅を過ぎた先は、ちょっときつかった思い出がよみがえります。
確かに記憶の通り10%勾配などがたびたび現れて、しかも行程が長く、初心者にはきびしめです。
そんな感情にひたりながらも、休憩なしで道志みちを走り終えました。
山中湖からの帰路
山中湖の周りにはテニスコートが多数存在します。
学生時代は毎年夏に合宿をしていたことを思い出します。
山中湖からは三国峠を通って小山町へ抜けるのですが、三国峠までがなかなかきつい坂です。
見晴らし場の先で景色を撮ろうとしたのですが、下草が茂っていて手すりの上で頑張らないとなりませんでした。
ただ、晴れていれば湖のむこうに富士山が大きくみえるのですが、今日は全く見えません。
峠の下りは急斜面で、カーボンホイールの過熱具合に注意を払いながら下りました。
先日、新たなブレーキシューに替えたばかりなので、どの程度発熱するか不安でした。
確かに相当発熱していましたが、従来品と変わらない程度です。
平塚市まで戻ってきて、トンネル下り勾配で初めてギアが足らなくなりました。
トンネル内で後続自動車に追いつかれないように加速して、55km/hを超えてギアが無くなりました。
普段下りで加速することはほとんどしないので、11Tなんて必要ないと思っていたためちょっとした驚きを感じました。
今回のライドでは1日かけて引き足の工夫を行っていました。
その結果新たな発見があったのですが、説明していると長くなりそうなので別な機会に整理して報告したいと思います。
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