しまなみ海道サイクリングで観光地やグルメなど1泊2日でほとんど回ってみました①

因島大橋 自転車紀行
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なぜか急にしまなみ海道へ行ってみたくなり、プランを練っていたんですが長梅雨でなかなか実行できませんでした。

プランについてはこちらhttps://cycle-tv.com/post-5990

そして梅雨が抜けた瞬間をついて、行ってきました。

今回のルートはしまなみ海道の各島々を全て堪能しようというものです。

具体的には一般的な推奨ルートにこだわらず、できるだけ海岸線である外周を走行して景色風土を感じてしまおうと考えました。

1日目のコースはこちらになります。
https://www.strava.com/activities/2574879737
ルート

少々タフなルートなので誰にでもお勧めできるものではありませんが、部分的に良さそうなところだけ利用してみても良いかと思います。

その他、しまなみ海道サイクリングで役に立ちそうな点もできるだけ紹介していきます。

深夜バス&レンタサイクル

まずは深夜バスの乗車前に翌日の朝食を調達していきます。
コンビニ
バスの到着時間にもよりますが、今回は到着後に朝食を食べる時間が無いためです。

この深夜バスで一晩掛けて横浜から広島に向かいます。
深夜バス

バスは3列シートタイプでしたので、隣とは人が横向きで通れるほどの間隔が空いています。
深夜バス車内
カーテンで仕切れてリクライニングもほどほどできるのですが、完全熟睡は難しいですね。

翌朝8時過ぎに東福山駅に到着したので、ここから5つ先の尾道駅まで電車移動します。
東福山駅

駅前の商店街にTHE RED BICYCLES ONOMICHIさんの店舗があります。
THE RED BICYCLES ONOMICHI
ここはスポーツバイクの販売店なのですが、レンタサイクルも行っています

ここでレンタサイクルするのであれば、予約していくことをおすすめします。
THE RED BICYCLES ONOMICHI
何故なら車両の整備状態がとてもよく、かつ値段もリーズナブルなために人気で、全車貸出中となっていることがあるからです。

今回お借りしたのがアンカー製の車両でしたが、レンタルの多くはMerida製の車両となります。
レンタサイクル
貸出時には前照灯、片足スタンド、予備チューブ、パッチ、空気入れ、タイヤレバー、ワイヤーロックが装備されています。

ハンドル周りのカメラ、サイコン、SPDペダル、大型サドルバッグ、ボトルは自前です。

走行内容でも触れていきますが、このレンタサイクルの状態が非常に良いため今回の無謀なルートを完走することができました。

まずは渡船のりばへ向かいます。橋で渡ることも可能ですが、ちょっと離れた場所にあるのでせっかくなので渡船を利用すると良いでしょう。
渡船のりば
尾道からの渡船は3か所ありますが、レンタサイクル近くの最古の渡船は本日休みとのことで駅前のものを利用しました。

船には地元の方や観光客もいますし、外人さんも結構見かけます
向島行渡船
乗車している最中に、料金回収者が回ってくるので支払いします。

人は100円で自転車は10円(安すぎ)なので、合計110円となります。

小銭での支払いが望ましいですが、最悪でも万札は避けましょう!

向島

推奨ルートを走ろうと考えている場合には、船着き場からすぐにブルーラインが敷かれているので、これに沿って走れば迷うことはありません
向島

ただ今回は推奨ルートを外れて東側海岸をまわるためブルーラインは無くなります(サイコンナビを使用)。
向島
しばらくして気づいたのですが、平地においてレンタサイクルがものすごくスムーズに走ってくれています。

正直そこまでは期待していなかったのですが、この性能ならもしかしたら予定したコースを全て走破できるのではと思えるほどでした。

しばらく進むと海岸線が出てきて、島々が浮いているように見えます。
向島の海岸
曇り空なのが残念でしたが、後々考えてみるとこの曇り空に助けられたようです。

海岸線も平地ばかりでなく、上り下りとなるような場所も何度か現れます。
向島

平地部には小さな集落があり、それが点在していました。
向島

向島は東側海岸を回っても30分ほどで反対車線にブルーラインが現れて、橋の上り口に到着です。
向島の橋上り口

橋までの上りはこのような緩やかな道が長々と続きます
向島の橋への上り
ロードバイクだともっと傾斜があっても良いから短くして欲しいと思ってしまいますが、ママチャリも上るため仕方ありません。

上りきったところで因島大橋が目の前に現れます。
因島大橋
この橋は唯一、自動車道と、歩行者&自転車道が上下に分かれています。

テレビ番組等でも自動車が通らないので最高!みたいなフレーズが出ていますが、現実は異なります。
因島大橋
安全のために金網に囲まれて、景色は見えますが何か想像していたものとのギャップがあります。

因島

2つ目の因島を走行しているのですが、海岸前の漁村の風景はどこか地元神奈川県の三浦市とそっくりです。
因島
そのためかアウェー感が無くなり、地域と一体になるような気持ちで走行することができました。

ただ住宅地を外れるとこのような勾配のある道が続いて、じわじわと脚力を奪っていきます
因島

それでも時折見える景色に癒されながら、黙々と先に進みます。
因島

因島の外周後半に自転車神社として有名な、大山神社があります。
大山神社
ブルーラインからは離れた位置にあるため、正規ルートの方は少し遠回りしないとなりません。

ここは本当の意味でサイクリストにやさしく、訪問者を見かけると巫女さんが写真の撮影のために出てきてくれます
大山神社

さらに冷たい麦茶おしぼりが用意され、使ってくださいとすすめられます。
大山神社の麦茶とおしぼり
特におしぼりが保冷剤で凍っているので、ものすごく気持ちいい

神社からほどんなくして生口橋が現れます。

生口橋の様子を入り口から動画でご覧ください。

生口島

生口島にやってきました。
生口島からの景色
今まで走っていた向島が対岸に見えています。

東側海岸線は推奨ルートと同じためブルーラインが敷かれています。
生口島
そのためすれ違うサイクリストがちらほら現れます。

前2つの島では推奨ルートでは無かったため、全く会わなかったんですよ

生口島をある程度走るとブルーラインが省略されてきます。
生口島
1本のラインだったものが、定期的に短く表示されるだけになり一瞬ミスコースしたのかと思いました。

多々羅大橋が現れました。
多々羅大橋
生口島の東側はアップダウンもなく距離の割には早く走り切りました。

評価の高い自転車パーツをご紹介

向島生口島の東側外周はそれほど距離もなく坂も多くないので、脚力に自信のある方は回ってみるとよいでしょう。

Part②へ続く

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