ロードバイク1号機のオーバーホールが終わったので、出来栄えを確認するため三浦半島をまわってくることにしました。
そこで気になっていた施設など数か所を回りながら、またも面白コースを作って行ってきました。
ただこの段階ではとんでもない激坂が待っているとは思ってもいませんでした。
今回の面白コースは下記の通りです(マニアックすぎてSTRAVAのセグメント少な!)。
https://www.strava.com/activities/7026386590
https://ridewithgps.com/trips/87934164
住宅街の緑道
さて、オーバーホールも終わった1号機がどんな状態か気になりながらも走り出してみましたが、状態は良好です。
ハンドル交換によりブラケットまでが近くなったので、無理のない姿勢で乗車できています。
最初に金沢八景駅に向かうため住宅街を走りましたが、この小川沿いの道は以前クロスバイクで探索した時に通ったことがあります。
金沢八景駅の裏手にできた新しい公園に入ろうかとしたのですが、階段が封鎖されています。
ならばと
右手の門に行ってみましたが、こちらも通行不可となっていました。
入口が見つけられずに周囲を走り回ってしまいましたが、何のことはない、駅に向かう階段の途中から入れるようになっていました(上の写真の中間)。
チャリを担いで階段を上って行くとまずは茅葺屋根の古民家が現れました。
ところがこの金沢八景権現山公園には駐輪場が無く、空いたスペースに停めることも許されないとの事なので写真だけ撮影して立ち去るしかありませんでした(駅前なので仕方ないですね)。
他にもちょっとした展望台や休憩スペースなどもありますが、こじんまりとした公園です。
金沢八景駅も変わったなぁと思いながら正面側に回ってみると更に驚かされました。
以前は狭くて人とタクシーが入り乱れていた駅前ロータリーが、見ての通り広々と生まれ変わっていました。
横須賀市に入り馬堀海岸までやってきましたが、今回はあえて海岸線を走らずに、すぐ横の住宅街を横断する緑道に向かってみました。
緑道は広くはありませんが、自転車通行可となっているので徐行して進んでみました。
この時期はツツジがいたるところで咲いていますし、他にもいろいろな草木があり季節ごとに違った花が咲きそうです。
三浦大仏への超激坂
浦賀駅に抜ける1本の裏道を通ったつもりでしたが、崖にはばまれて行き止まりになってしまいました。
ルート作成時には道があったはずなんですが、不思議に思いながら崖沿いに戻ってみると理由がわかりました。
崖ぎわを急角度で上る道が存在していました。
崖上にちらっと道が見えたので嫌な予感はしていたんですよね。
そんな坂道を汗をかきながら上っていったところ、華やかな花が迎えてくれました。
これだけでも頑張った甲斐があるというものです。
坂を下ると予定通り浦賀駅が見えてきたのですが、こんな坂の途中にあるんですね。
いつも駅前を通り過ぎるだけでホームが高台にあるなんて知りませんでした。
浦賀の海岸線ではツツジが見ごろを迎えていました。
あまり人通りのないところなので、何か勿体ない感じがします。
さて次の目的地の千代ケ崎砲台跡を目指して坂を上っていたところ、駐車場のおじさんに声をかけられました。
「この先駐輪場は無いよ!」と言っていましたが、ちょっと寄るだけなので駐輪場なんて必要ないので上まで行って来るだけだと伝えて走り続けました。
てっきりうまい具合に誘い込もうとしているのだと思っていたら違いました。
千代ケ崎砲台跡は横須賀市が管理する施設で入場無料となっていますが、押し歩きであっても自転車を入れてくれません。
もちろん近くの空いたスペースに置いておくことも認めてくれないため中に入れません。
横須賀市ってサイクリング推奨しているはずなんですが、こんな辺ぴで訪れる自転車もほとんどなく、ちょっとのぞく程度でも有料駐輪が必要だなんてこの場所だけだけですね。
さして興味があったわけでもないので早々に次の場所に向かったのですが、裏道を選んだために住宅街で迷子になってしまいました。
予定していた道が見当たらず苦戦したのですが、何とか久里浜霊園まで到着しました。
そこは入口から激坂が現れて、ひどいところだと斜度30%超えが何度か現れます。
苦しみながらもがいていると自然と新たな技を見つけることができました。
それはダンシングのように立ち上がりつつも、サドルの先端にお尻を突き刺しながらペダリングするものです。
純粋なダンシングだと疲れも早いしペダルの回転ムラも起きるので失速しやすいのですが、サドルが突き刺さっていくらか身体を支えてくれるおかげで普通のペダリングに近い動きができます。
これを会得したおかげでそこそこ距離のある超激坂を何とかクリアすることができました。
そうしてたどり着いたのが三浦大仏です。
大仏様に手を合わせたら迷惑にならないように早々に退去しました。
ビアンキショップで長話
三浦の丘を抜けるルートを選択したのですが、またもやなかなかの上りが現れました。
普段であればちょっと手ごわい上りなんですが、先ほどの大仏坂に比べたらたいしたことはありません。
気持ち的には楽なものでしたが、脚だけはしっかりと削られていきます。
このルートの良いところはキャベツ畑の中を走れるところです。
春キャベツの時期なので一面がキャベツだらけで気持ちいいですよ。
とは言え裏道だと良い場所ばかりでなく、こんなところにも出くわしたりします。
そうして次の目的地であるソレイユの丘に到着しました。
ソレイユの丘ではこの時期ネモフェラが見ごろを迎えます。
いつもなら施設中央の専用エリアまで行かなくてはならないのですが、今年は入り口近くにも植えられていまいした。
ところでこのソレイユの丘は広くて野外施設がほとんどなので、蜜をさけるためかコロナ前よりにぎわっているようでした。
にぎわっているのは人だけでなく、トンビも多数飛び交っていて、隙があれば食べ物を盗んでいきます。
すぐ横に車道があるにもかかわらず、またもこんな道を走ってしまいました。
次にたどり着いたのが太田和つつじの丘なんですが、最初に迎えてくれたのはこの黄色い花です。
後から調べてわかったのですが、モッコウバラという品種だそうです。
そしてメインのツツジがこちら
ちょっとピークを過ぎてしまったのでまばらですね。
ここはつつじの丘と言われるくらいなので、ツツジの間を歩いて上まで登れます。
頂上には花がいくらか残っていましたし、景色も良いものでした。
帰りに入口にあるゲートの上の鳥飾りを見たおじさんが、「なんで同じ鳥ばかりなんだ」とぼやいていました。
「そりゃニーズが無いんで1種類しか何だよ」とツッコミたくなりましたが、ぐっと抑えました。
逗子駅近くの細い路地を入った場所にあるビアンキの直営店に立ち寄ってみました。
店舗横のラックにロードを置こうかとしたのですが、店のロードが多数かけてあったので念のため確認することにしました。
ちょうど店から出てきたスタッフがいたので聞いてみたところ、「ちょっと待ってください」と店内のスタッフに確認しています。
えっ!アルバイトでさえも分かりそうな事を何で確認するのか不思議でしたが、助っ人として別な店から来ていたスタッフさんだからでした。
店内では親切なスタッフさんとついつい長話してしまいました。
在庫不足の現状についてやら、ここ数年の機材の移り変わり・ディレイラー調整の加減など、購入とは関係のない話ばかりしてしまいましたが、こころよく対応していただきました。
最後に良い店に出会えて気持ちよく帰宅することができました。
そう言えば、今回会得したサドルをお尻に突き刺す技は以前に挫折した通称ラピュタ坂で使えそうです。
ぜひ今年は再チャレンジしてみたいと思います。
コメント