ロードバイクなどのスポーツバイクに乗っていると、出先でのパンクには自分で対応しなくてはならないかと思います。通常、予備のチューブを持参していて交換しますが、
パンクしてしまったチューブはどうしていますか?
私は通常は処分してしまうのですが、今回は「穴が極端に小さかった事」と「使用期間が短い事」で修理することとしました。
必要なもの
修理に必要なものは
・適切な大きさのパッチ
・ゴム糊
・紙やすり
という3点があれば可能です。
これらは100円ショップのものでも十分に使えます。何度か使ってみましたが、特に不都合はありませんでした。
作業方法
まずはチューブに空いた穴の位置を確認します。
チューブに空気を入れ膨らませ、どこから漏れているかを確認します。
穴が小さすぎて場所が分からない場合は、このまま水の中に入れて探します。
次にパッチを貼り付けるチューブの場所を紙やすりで擦ります。
これは表面がつるつるだと糊の付きが悪く剥がれるのを防ぐためです。
チューブの表面に浅い傷をつけるだけなので、パッチのサイズより大きめに擦ります。
今回用意したパッチはこれです。
チューブが細いため、パッチも小さめのものを用意しました。
チューブの太さに対して、あまり大きいものだとほとんど巻いてしまいます。するとパッチ部は硬くて膨らまないので、その部分だけ膨らまないことになりタイヤが凸凹して走りにくいことになります。
パッチの大きさを確認したら、それよりも広めにゴム糊を塗ります。
塗り終えたら、パッチの裏紙を剥がして貼ります。
貼り終えたら、パッチが密着するように全体を押して、そのまま接着するのを待ちます。
また、密着性をよくするためにタイヤレバーなんかを使ってグイグイ押してあげるのも良いでしょう。
しばらく押したまま待って、接着したころを見計らって表面のセロファンを剥がします。
ただ、説明書(6のところ)にもあるようにセロファンは内側から外側に剥がした方が良いのですが、
私の購入した型番のものには内側に切れ目はありませんでした。
仕方ないので一部外側から剥がしたのですが、やはりその部分だけパッチの端が剥がれてしまいました(大抵こうなります)。
そこで適当な紙の先にゴム糊をつけて、剥がれた部分の裏に糊をつけて直します。
一部切り取ってしまった部分がありますが、使用には支障がない具合に出来上がりました。
この状態で糊が完全に乾くまで放置してから使用します。
パッチによるチューブの修理は誰にでもできるものです。ただ、丁寧に綺麗に仕上げないと使用中に剥がれたりしますので注意ください。
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