小田原サイクルフェスティバル2018で試乗&明治記念大磯邸園の見学ライド

キッズエリア 自転車紀行
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今日は小田原競輪場で開催される小田原サイクルフェスティバル2018に行ってきました。小田原サイクルフェスティバルの内容はもちろんの事、試乗した車種のインプレッションを紹介しますので、来年の参考にしてみてはいかがでしょうか!

その他、帰り道でふと思い出した明治記念大磯邸園の期間限定公開にも寄ってきましたので、合わせて紹介いたします。

今回はルートと言うほどでもありませんが、下記をロードバイク1号で走行。
https://www.strava.com/activities/2017638116
ルート

事前準備&行き

出発前夜に試乗車の情報を確認しておくため、HPで出展メーカーやショップを確認することにしました。HPを探してみるとやはり毎年のようにちょっと問題がある案内をしています。

パンフレット
出展社が唯一分かる情報がこのパンフレットなんです。

社名にはリンクはありませんし、中には読みにくいロゴがそのまま載っていたりします。
これで予習していこうとするのは結構な手間です。おそらく主催者は事前予習するなんて想定していないのでしょう。

試乗時間が短いので、開場時間に間に合うように出るつもりが15分遅れで出発。
ラフな服装
湘南の海岸線ではラフな感じのロードが複数走っていました。

遅れを取り戻すために海岸線をいつもより飛ばして、本来ならこの先で休憩をとります。
側道へ
しかしながら、まだ遅れているために休憩なしで小田原まで向かいます。きつ~!

さすがに休憩なしはきついな!と思っていたのですが、赤信号停止を2回ほどするころには割と回復していました。
赤信号
と言うことは普段でも大磯での休憩は不要って事か?

小田原市内に入り、目の前で赤信号になったので裏道に入るも行き止まりでした。
行き止まり
ドラ慌てすぎニャ~。

小田原城の横を抜けた先に小田原競輪場があります。
小田原城横

小田原サイクルフェスティバル

右側にバイクラックが1台あるのですがすでにいっぱい。そのため左側の券売所と書かれた下にあるバイク置き場に停めました。
入口
ゲート前に警備員がいますが、来場の際は丈夫な鍵で地球ロックしましょう!

会場に入ると最初にキッズ用の試乗エリアがあります。
キッズエリア

キッズエリアの奥に試乗手続きテントがあります。
試乗受付
ここで必要事項を記入して試乗用の腕輪をもらうのですが、特に身分証明は必要ありません(わりと緩いルールです)。

その奥ではフリーマーケットが行われ、一般の人の多くはここを目的に来場しています。
フリーマーケット

更に奥に試乗車貸し出しテントが4つほどあります。
テント
ここ以外に手前のキッズコーナーの近くやフリーマーケット横などに試乗テントは4~5個ありました。

試乗場所は競輪コースの一番下の平らな部分だけを使います。小田原競輪場は周長333mと短く、その直線部分も日本一短いようです。
競輪コース
あまりにも短い試乗コースのために1回あたり2周するように指示されます。

ただ、ここって本当に直線が短く試乗でバイク特性を見極めるのは非常に難しくなります。

さらに少しでも速度を出すと注意されるので、試乗の意味がありません(ただ乗ったと言う意味のない満足感だけになる)。

しまいには前走者がペダリングを止めているときでさえ、追い抜きすると「追い抜きしないで」と訳のわからない指示がでます。

そこで前後に走行者がいない事を確認したうえであえてダンシングやスラロームを行い、バイク評価を行いました。

試乗インプレッション

まず最初に試乗したのは最新モデルのBOMASai。T800カーボンを使いながらフレーム価格が18万円とお買い得。さらに1万円UPでラメカラーも用意されています。
BOMAのSai
剛性と振動吸収をバランスしたモデルとの情報通り、カッチリ感がありながらも路面振動は割と穏やかでした。
ただ、硬い乗り味が好きな私としては、加速時の掛かりがいまひとつな部分が印象に残ってしまいました。

次に試乗したのはBOMAVIDEproCT-RTVです。プロチームにも供給している車体となります。
VIDEproCT-RTV
このバイクは先ほどとは違って、加速時の踏み込みがダイレクトに伝わり加速していくのがわかります。平坦路主体の走りに向いているバイクです。
平坦高速走行向けと言っても、最近のバイク同様に乗り心地もそれほどハードではありません(私にとっては)。

次に試乗したのはWALKRIDEWR2SRです。WALKRIDEは大磯クリテリウムなどを主催していて、オリジナルバイクも販売しています。
WR2SR
このバイクはオールラウンド向けに開発されているため、マイルドな乗り味を受けました。ただ反面、加速などの反応性は今一歩で私には向いていませんでした。

次に試乗したのはWALKRIDEWR2ARです。前のバイクの下位グレードになります。
WR2AR
今回高速巡航モデルが用意されていなかったため、こちらのバイクを試乗してみました。しかしながらこちらの方が分かりやすい乗り味や反応性だったために、加速印象は良かったですね。

次に試乗したのがGUSTODURO。試乗バイクは105が装着されたミドルグレードでしたが、ハイグレードにはアルテグラが使われている違いだけです。
DURO
GUSTOはコストパーが良いだけでなく、非常にバランスの良いバイクです。適度に硬く、よく進み、ハンドリングも優れています
今回はエンデューロモデルのDUROの試乗でしたが、レーシングモデルの方も似たような傾向だと思われます。

ここで午前中の試乗会は終了です。試乗時間は1時間20分しか時間がなく、午後の試乗時間までには1時間半も待たなくてはなりません(待っても1時間の試乗)。

この短い中で効率よく試乗するために事前の予習が欠かせないのですが、主催者は出展社や車種を明確にしていません。

そんなやり方だから自転車ブースへの来場者が少なく、大手メーカーは参加せず、結果人が集まらずの悪循環が起きています(ちなみにMERIDAは大手で唯一出展)。

尚、試乗する際にバンク内にはビンディングシューズでは入場できません(路面を傷つけるため)。貸し靴があるので履き替えるか、持参する必要があります。

明治記念大磯邸園

午後の試乗まで時間が空き過ぎているので帰路につくと、時間も早いので明治記念大磯邸園に寄ってみることにしました。
受け付け
明治記念大磯邸園とは旧伊藤博文邸を中心とする歴史的な建物群や緑地で期間限定で公開しています。

事前予約なく入れるのは建屋の外観庭園のみとなります。
建屋

庭園は立派な松の木などが多数あり、
庭園

バラ園などもあったりします。
バラ園

室内は窓越しに見ることができますが、きらびやかな襖絵などが施されていました。
室内

小田原サイクルフェスティバルに何度か行ってみて、試乗に関しては前述のとおり何の目的で行っているかわからなくなるような内容です。

であるなら試乗など止めてしまい、競輪選手による走行指導イベントでもやった方が人が集まると思うんだけれども、主催者さんどうですか?

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