バーテープのエンド処理

テープをカット メンテナンス
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ほとんどの人がロードバイクにはバーテープを巻いているかと思います。
このバーテープですが、使っていると一部に不都合が出てくることがよくあります。バーテープの端を留めるエンドテープが剥がれてくる現象です。
特に厚めのバーテープを使ったりしていると、テープとハンドルとの段差が大きく剥がれやすかったりします。

私もちょっと厚めのバーテープを使ってみたところ、しばらくすると剥がれてきました。標準のエンドテープは張り直しができないため、手近なビニールテープで対応していました。

価格も安くて使い勝手のよいビニールテープなんですが、夏場に入って接着が徐々に緩み出しました。暑さに強くありません。

そこでビニールテープ以外で都合の良い物がないか探してみました。

エンドテープ代用品

代用品の条件としてビニールテープより機能的なものを探してみました。

<ビニールテープの利点>
・価格が安い
・伸縮性があり、曲面に貼りやすい

<ビニールテープの欠点>
・暑さに弱い
・剥がれた時に糊残りがある

欠点の原因は糊の厚み(量)が多いことではと推測し、糊の量が少なめなものを探す事としました。

値段が高めで良い物はいくつかありましたが、気楽に使えるものとして下記を利用しました。

幅19mm×長さ20m×厚さ0.13mm

このテープは500円くらいで購入でき、伸縮性があり接着糊も少なめで希望通りの品となります。
19mmで細いという場合には、25mmタイプもあります

幅25mm×長さ20m×厚さ0.13mm

使用感

実際にパッケージはこのようになっています。
パッケージ
19mm×20mなので十分な量です。

テープを取り出すとこのような感じです。
中身

現状、ビニールテープでこのような状態となっていました。
ビニールテープにて
一度剥がれて貼り直しているのでわりとまともに見えますが、すぐにずれてきます。

ビニールテープを剥がし、残った糊をパーツクリーナーを使って拭き取りました。
テープ剥がし

結束テープを必要な長さにカットします。
テープをカット

引っ張りながらたるみが出ないように巻きます。
巻く
巻き終わりは触れる機会の少ない内側にするとよいでしょう。

使用感としては、適度に伸びて貼りやすく1~2度の貼り直しは可能なため使いやすいですね。また、糊量も少なめなので剥がし残りもほとんどありません。

巻き終わりの部分はあまり伸ばさず貼る事をおすすめします(エンド部分を伸ばして貼ると縮んで剥がれます)。

ただし黒色のみしかないため、合わない場合は上から適切なテープを貼るとよいでしょう。

貼り直しの際はいかがでしょうか!

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