STRAVAをより有効に活用ためのElevateの使い方(Part2)

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Part1ではElevate for Stravaを導入することで変化する初期画面について分析しましたが、今回は追加で見ることのできる画面について何がわかるのか調べていきたいと思います。

まずは確認したいライド結果をSTRAVAで開いて、「Disply elevate exteded stats」のオレンジバーをクリックします。

SPEED

すると縦に連なるデータが現れます。

Elevate for StravaのSPEED項目
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一番上に主要なデータが1行あり、その下に各詳細データが続きます。

最初にスピード項目が表示され、データを0km/h~最高速まで振り分けて分析されています。

そのため全体の25%位置のスピードや50%、75%位置のスピードなどが表示されているのが特徴的です(何に使えるか不明ですけど)。

この項目で注目すべきはおそらくStd Deviation σ(標準偏差速度)で、単なる平均速度だと信号停止が多い場所では速度が下がってしまうのですがそうならないように考慮されたものとなっています。

POWER

下にスクロールするとパワー項目が現れます。

Elevate for StravaのPOWER項目
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おそらくここではWeighted Power(加重平均パワー)やWeighted Watts/kg(加重パワー/kg)あたりの数値に注目しておけばよいでしょう。

実際、ハイペースで都内まで往復したときのデータを見ると、起伏は少ないので大パワーを使う場面はなかったですが、この2つの値は大きくなっていました。

項目の中でPower Stress Score(パワーストレススコア)が0のままなのは、私がFTPなどの数値を登録していないためだと思われます。

POWER CURVE

スクロールでパワーカーブのグラフが現れます。

Elevate for StravaのPOWER CURVE項目
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これは各パワー値が何秒間続いていたかをグラフ化したものですが、元のSTRAVAデータを確認しても450W以上が見つけられなかったのにここでは存在しているのが不思議なところです(STRAVAでは短時間すぎて削除またはまとめられてしまっているのかもしれません)。

CADENCE

次はケイデンス項目となります。

Elevate for StravaのCADENCE項目
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ここでは何に注目すべきかはいま何に取り組んでいるかにより違うでしょう。

私の場合は、Climbing ave cadence(上り平均回転数)で70rpm、Flat avg cadence(平地平均回転数)で80rpmにしたいと思っているところです。

GRADE

次は勾配項目となります。

Elevate for StravaのGRADE項目
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ここではあまり注目すべき項目は無いですね。

速度とかは勾配のきつさによって左右されるため、上り・平地・下りの割合をチェックするくらいでしょう。

ELEVATION

次は標高項目になります。

Elevate for StravaのELEVATION項目
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ここでチェックするものはAscent(上り距離)=獲得標高ですが、獲得標高はSTRAVAの初期画面でも確認できるためここで確認する必要はありません。

Average Elevation(平均標高)という項目がありますが、これが何を示しているか全くわかりません。

走行にてたびたび現れる細かい起伏はそれぞれ10m程度ですから、平均で96mがどうやって算出されたものか不明です。

ただヒルクライムが一切無かった都内までの往復時には2mとなっているため、ヒルクライムの有無が大きく影響するようです。

ASCENT SPEED

最後は上昇速度項目となります。

Elevate for StravaのASCENT SPEED項目
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この項目は1時間あたりどの程度登れるかを表したものです。

平均上昇速度はヒルクライムコースがルートにあると700VM/Hくらいになるので、起伏に影響受ける数値のようです。

なのでここでチェックするべきものは無さそうです。

まとめ

今回はElevateでの分析結果を初めて細かく観察してみました。

細かく分析されていましたが、毎回チェックすべきものはありませんでした。

主要なデータはSTRAVAの初期画面に表示されているため、それで間に合ってしまうからです。

ロードバイク用の交換用のギア歯です

また、停車時間などが影響する項目については、サイコンのオートストップ機能の有無などが影響することも考慮しないとなりません。

Elevateには他にも分析内容がありますので、それは確認取れ次第Part3にてお伝えします。

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