ラピュタ坂にリベンジ

自転車紀行
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特に出かける目的地もなく、ふと思い出して行ってみることにしたのは通称ラピュタ坂と言われる恐怖の激坂です。

いろいろと激坂と言われる場所にもチャレンジしてきましたが、1度でクリアできなかったのは葉山教会と今回のラピュタ坂だけです。

今回は下記ルートでロードバイク2号機にて行ってきました。
https://www.strava.com/activities/7080935700
https://ridewithgps.com/trips/88962893

オリンピックレガシーの銘板

不意に行くことを決めましたがラピュタ坂に行くとなると緊張感が高まってきます。

1度でクリアできなかった葉山教会はすでに制覇していますので残るはラピュタ坂のみとなりますが、ここは激坂+長い+路面悪い3重苦がそろった最悪のステージです

あまりの緊張のためか寝つけずに当初予定して日には寝坊して翌日のチャレンジとなってしまいました。

そんなわけで翌日の出発となったのですが、この日はいたるところで渋滞が起きています。

チャリなので路肩から抜いていけるので問題ありませんが、気を使うので若干ペースが遅くなるのが気がかかりです。

そんな時オートバイが左端を塞いでいたのでどうしようかと思いながら近づいたのですが、すぐに気がついて道を開けてくれました。

いつもの相模川ぞいにやってきたのですが、ここはなぜかいつもより人出がありません。

いつもランニングやローラーブレードや犬の散歩などで混んでいるんですが

皆、遠くへ出かけてしまったのでしょうか?

ここは片側2車線で車速も速いく嫌な場所なんですが、路面が悪く速度がでないのでなお嫌になります。

この辺りで裏道に入るはずなんですが、サイコンのルートがフリーズして表示が変わりません。

天候によってGPSがとらえられずにフリーズすることはあったのですが、その時は「計測中」となります。

ところが今回は何の警告もなくフリーズしています。

しばらく走ると復帰するのですが、何度も同じ症状がでて気になって仕方ありません。

表示を切り替えたりとしてみたのですが一向に改善しないため、一旦電源OFFにして再起動してみることにしてみました。

するとある程度改善したので今日はこれで諦めることとしました。

小倉橋までやってきましたが、ここにはオリンピック期間中は巨大な横断幕がありました。

撤去後にそのレガシーを残そうと銘板が設置されたということですが・・・ありました!

この「ロードレース」の他にも「聖火リレー」や「事前キャンプ」など3種類12か所が設置されているそうです。

トイレも大渋滞

分かれ道で前方に二人のロード乗りがいたので、ついつい追いかけて右ルートに入ってしまいました。

しかし予定ルートは左だと気づいたので、残念ながら追走をあきらめて左ルートに戻りました。

しばらく先で合流したのですが、信号の差で二人組の前に出ることができました。

こうなったら追いつかれるわけにはいきませんので、しばらくの間はペースを上げて逃げ切りをはかりました。

それにしてもいたるところで渋滞していて、宮ケ瀬湖に向かうこの交差点では各方向から曲がろうとする車でごった返していました。

このまま進んで行くと相模湖側の道路は混みあいそうなので、裏側の道を進んでいくことにしました。

混んでいなくても信号無いこちらが正解かも

道路もそうですが、昼時だとコンビニエンスの駐車場も入口に並んでいます。

あまりに混むならあきらめようと店内に入ってみると、予想以上の長い列ができあがっていました。

これはダメだと引き上げようとしながら列の先を見てみると、その先はトイレでした。

レジ前はといえば数名しかいません。

ドラ
ドラ

勘違いであきらめるところだったニャ~

昼食も終わりしばらく走って裏道に入ったのですが、いきなり道を間違えて無駄に上ってきてしまいました。

車通りがほとんど無い裏道なんですが、踏切待ちをしている間に後方から自動車がやってきてしまいました。

狭い道なので抜かされるのも気を使うなぁと思っていたところ、なぜか上り勾配なのに追いついてきません。

どうやら超安全運転をしていたようで助かりました。

広い道に出ると登山者ハイカーがいましたが、他には集団ランニングしている人達とすれ違いました。

写真に写る倍くらいの人数がいたのですが、ちょっとした驚きでした。

コンビニでトイレに寄れずにどうしたものかと思っていましたが、登山者向けのトイレが設置されていたので助かりました。

もちろん登山者以外が使っても問題ありません

ラピュタ坂

さて目的地まではもうひと頑張りです。

脚力を残しつつ到着したいと考えていたのですが、記憶しているより上りが続いています。

細い道に入ると若者が二人走っていたので、ついつい良いところを見せようと頑張ってしまいました。

ただ格好つけられていたのはそこまでで、目的地前なのにすでに激坂となってきました。

手前の激坂は記憶から消去されていました

こんなところで脚力使いたくないと思いましたが、足慣らしにはちょうど良いかと考えが変わってきました。

前向きな気持ちで走ったためなのか、記憶よりもすぐに目的地へたどり着きました。

入口からして異常な角度ですがこれでも緩い部分です

では体調を整えてラピュタ坂に挑むのですが、体力面を考えると何度もやり直すことはできません。

できればこの1回で上りきってしまいたいと思いながらアタック開始です。

アタックの様子を動画にてご覧ください。

ご覧のように今回も上りきることができませんでした。

ところで疲れ切って下ってきたところで、家から出てきたおばちゃんに「きつかったでしょう?」と声を掛けられました。

どうやらここにチャレンジする人がいることを知っているようでしたので、「上りきれませんでした」と笑って返しました。

2度のアタックにて無理だと悟り、帰り道はちょっとルートを変えて下りました。

なぜなら、「和田自治会 鯉のぼり谷渡し」が行われているからです。

ここ数年自粛だったのでこれだけの数の鯉のぼりは久々に見ました。

帰りは裏道を使わずに正規ルートで抜けたので、この狭いトンネルを通っていきます。

帰路ではラピュタ坂の惨敗を受けていつも以上に気合が入っていました。

「こんな甘い走りではいかん」と自分に言い聞かせながら、脚に痛みを感じるほど頑張りました。

ところで帰路の途中でなにやらタイヤの回転に合わせて擦れるような音が鳴りだしました。

前後タイヤやブレーキを確認してみても異常はありません。

よくよく調べてみると、リヤディレイラーのワイヤーの余りを固定する部分が外れていました。

原因は分かったのですが、この部分がどのように留まっていたのか思い出せません。

さて、どこで調べるのが早いかと悩みましたが、自分のブログの中に関連する部分があることを思い出しました。

まさか自分のブログに助けられるとは思いませんでした。

最新のサイクルタイヤが揃っています

さて、今回のチャレンジは前回とは違い軽量なロードバイク2号機でしたし、前回よりも上達しているので期待したのですが、激坂すぎてあまり効果がありませんでした。

34-28Tではギア比が厳しいのか、脚力を強化すべきか悩むところです。

それでも何とか年内にクリアしたいと作戦を考えています。

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