ワークマンで5月から限定生産&各店舗限定数にて販売が開始されたサイクルグローブが気になったので見に行ってみました。
何種類かタイプがあったのですが、まずは私が普段でも使っている手首が長いタイプをチェックしてみました(アームカバーしているのでグローブとの隙間が日焼けしないようにするため)。
装着してみると何か違和感があります。
まず指カットなのですが、長すぎて指の第二関節の動きに影響します。
さらに指部分の締め付けが強く、生地が硬めなのでそれも影響しています。
値段的には大手メーカー品よりはずっと安いのですが、中華のノンブランド品と比べると同等程度です。
確かに中華品よりは生地がしっかりしていましたが、逆にそれが動きを制約して装着感があまり良くありません。
なのでロードバイク用には不適ですし、クロスバイクで使うにしてもパッドが薄いので適しているとは思えません。
ちなみに接触冷感+UVカット機能があるそうなのですが、接触冷感はあまり感じられませんでした。
次に普通タイプのグローブを試してみました。
こちらは先ほどより指カット部分が短いので違和感は少なかったのですが、生地が硬めなのは同様です。
指ぬきループがついているのは優れていますが、これどちらかと言えば先ほどのロングタイプにこそ欲しい機能です。
最後にもう一タイプ違うものがあったので試してみました。
これは吸水速乾+接触冷感が売りのようなんですが、それ以前に生地がごわついてダメです。
先に紹介した2点なら慣れれば使えるかもとの余地がありますが、こいつが一番硬くて違和感がありました。
以上、ワークマンのサイクルグローブをチェックしてみましたが、どれも難点があるので購入したいと思えるものではありませんでした。
開発時に実際に走っている人(街乗りでなくサイクリングで)の意見が反映しているとは思えない出来栄えだったのが残念なところです。
ワークマンはサイクリング関連にも力を入れてくれていますので、もうちょっとフィーリングを大事にした製品が出てきてくれることを願うばかりです。
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