前回、ビックプーリー導入をお伝えしましたが本来はこちらがメインの改善でした(ビックプーリーはついでに実施)。
何をしたかと言えば2号機のチェーンリングをセミコンパクト(52/36T)からコンパクト(50/34T)ギアに変更しました。
なぜそうしようとしたかですが、登坂を省エネで走ろうとするとどうしても回転を重視する必要があります。
ところが私の脚力ではセミコンパクトギアではギア比がきつくて踏み込みにたよる場面が多くなるため、少しでも負荷を減らすためにコンパクトギアに変えることにしました。
さてチェーンリングをコンパクトに変えるにしても選択肢がいくつかあります。
- 純正チェーンリングでサイズだけ変更
- 純正アウター&楕円インナー
- 楕円アウター&楕円インナー
①に関しては折角チェーンリングを変えるのに面白みがないので、まずは②から検討しました。
②の組み合わせはロードバイク1号機でも行っているため理想的なのですが、なにぶんにも純正アウターチェーンリングが高価なことがネックでした。
それならばと③も考えたのですが、アウターギアを楕円にすると高速走行時のハイケイデンスで無理が生じそうですし、見た目も今一つと感じ行き詰ってしまいました。
すると第四の選択肢がみつかりました。
アウター&インナーともどもROTOR製にしました。
ただしどちらも楕円ではなく正円となります。
なぜ、この組み合わせを選んだかのかは安かったためで、セール中で純正アウター1枚の金額でセット販売していました。
さて、実際の構成パーツはアウター、インナー、取り付けボルトとなります。
交換前にまずは重量チェックをしてみました。
純正アウター(52T)は106.9g(ちなみに9100型のデュラです)
純正インナー(36T)は31.1g
純正ネジが5.3gです。
対して、ROTOR製アウター(50T)が92.2g
ROTOR製インナー(34T)が30.5g
ネジ類が18.5gです。
社外品のアウターに変更した場合、純正のようにアウターチェーンリングにネジナットが無いため余分なパーツが必要でネジ類だけ少し重くなります。
トータル重量としてはROTOR製にすることで2.1g軽くなりました。
ただしチェーンリングを小さくしているので軽くなって当然ですので、純正と大差ないものと思われます。
この後に取り付け&ディレイラー調整&チェーン長調整があるのですが、長くなるので今回はここまでとさせていただきます。
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