使用していたGP5000が破損したため、次のタイヤを最初から検討し直してみることにしました。
もちろんGP5000のままでも良いのですが、少々耐久性に不安があるためこの機会に別なタイヤを検討しようと思い立ったわけです。
所持しているロードバイク2号機はチューブレスレディ対応ホイールなのですが、私の使い勝手としてはチューブレスレディでは不便な点があるため、今回検討するのはクリンチャー限定で考えました。
まず新たなタイヤを検討するに当たって何か基準になるものが欲しいと、タイヤテストを行っている下記サイトを見てみることにしました。
このサイトは以前より知ってはいましたが深く読みこんだ事はなかったため、この機会にいろいろ見てみました。
タイヤ性能を一覧で見るにはメニューバーの「Road Bike」をクリックします。
するとこのようにデータが一覧で出るのですが、タイヤの種類(クリンチャー、チューブレス、チューブラー)が混在してちょっと見にくい表となります。
そこでクリンチャーで現在販売しているハイエンドモデルのみ画像加工で張り合わせてみました(クリンチャーでもタイムトライアル用の薄いタイヤは除いています)。
各項目を一番上にあるGP5000で説明すると順に
・25㎜タイヤを装着したときの厚みは26mm(60psiにて)
・公式重量215gに対して、実測221g
・120psiにおける抵抗値10.0w、100psiで10.7w
・針の貫通テストでのポイント49
・トレッド面の厚み2.8mm
・総合ランキング5.0
となっています。
この中で分かり難いのが抵抗値ですが、これは最初の画像にもあるようにタイヤをロール板に押し当てながら回した時の抵抗値です。
ではその値が何を現しているかですが、説明では数値が小さい方が加速時の抵抗が少なく加速しやすいとの事です。
そうなるとGP5000やスペシャのTurbo Cottonが優れている事は理解できますが、腑に落ちない点もあります。
この中でピレリーのP Zero Veloは試した事がありますが、こんなに劣ったフィーリングではありませんでした(GP4000S2も同様)。
むしろ低速時まではP Zero Veloの方が軽く進んで加速性がよく、速度が上がるにつれてGP5000のフィーリングが追いついてくる感じでした。
次に貫通テストでのポイントですが、数値が大きい方がパンクしにくい事を現しています。
しかしながらここにも問題が隠れていて、このテストは新品時での耐パンク性を調べたものになります。
とうぜん新品時で測定するのが当たり前だろうと思うかもしれませんが、個人的な経験ではすり減った時の耐パンク性が重要になってきます。
表ではP Zero Veloは54ポイントと高得点を得ていますが、すり減った時の耐パンク性は低い物でした。
そうなるとこの表も参考にしかならないことが分かりました。
そこで地道に各タイヤの口コミなどを読み込み、買ってみようかと思えるタイヤを絞り込みました。
購入先の多様さやコストを見込んで選んだのが黄色で示したタイヤとなります。
この中でお得なセール品が出たら購入してみたいと思います。
もちろんこのように比較してみたところ、GP5000の優位性も再確認できたためセールによってはGP5000を再度購入する可能性も含んでいます。
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