警報器付きリヤライトを改造してみました

自転車用品
この記事は約4分で読めます。

ロードバイク2号機用の盗難防止安全確保のため、警報器付きのライトを購入しました。

1号機には下記を使用していたのですが、

警報器付きリヤライト
以前から使っていて、なかなか有効ですよ

2号機に乗り換えるたびに付け替えるのは面倒なので、別に用意することにしました。

また、上のライトは本来は逆向きでサドルレールの中に設置できるものなのですが(カーボン製レールで後方が広がっているため中に設置できず)、2号機でも同じサドルを使っているため別なライトも考慮して考えてみました。

すると上記のライトの後継機種が発売されていたので、それを購入してみることにしました(この時の検討がちょっと安直だった!)。

警報器付きリヤライト
はっきりくっきりの新型
警報器付きリヤライト

旧型よりも丸っこいデザインになり、サドルレールの中には入りませんが、もともと入れられないのでこちらの方がフィット感はあります。

ちなみに付属品はリモコン、USB充電コード、シートポスト設置治具、サドルレール設置治具(すでに装着してしまったので写ってません)となります。

警報器付きリヤライトの付属品
リモコン取り付け治具は使ったことがない

さて、実際の使用前に機能性のチェックをしてみたのですが、ここで予想外の動きがあることに気がつきました

そこでマニュアルを見てみたのですが、中国語英語でしか表記されていないので翻訳させながら読み進めてみました。

すると、振動センサー光センサーが内蔵されていて、光り方に変化を生じさせていることがわかりました(旧型には無い機能)。

振動センサーは走っている時の振動を感知して、停車時間が長くなると消灯し、走り出すと再点灯します。

また、減速Gを感知すると光度がアップ(強く光る)して後続車へ知らせる機能があります。

光センサーは日中と夜間やトンネル内など明るさの違いを感知して、自動で点灯と消灯を切り替える機能があります。

本来なら優れた機能なのですが、私の使い方に合わない部分が見つかり困ってしまいました。

それを説明するために、まずは4つの発光パターンをご覧ください。

このように4つの点灯パターンがあるのですが、マニュアルによると①と②は日中は消灯となってしまいます。

リヤライトのマニュアル
日中消灯する部分

おそらく光り方の弱い①と②は夜間専用で、日中はトンネル内だけ光りそれ以外では消灯して電池消耗を抑えるようにできているのだと思います。

私の使用状況は日中が主なので夜間専用モードは意味がありません。

となると③か④しか使えないことになりますが、④の常時点灯状態では日中見えにくいためあまり意味がないので、使えるのは③のみとなります。

ドラ
ドラ

なぜ常時点灯④が日中用にしたのか分からないニャ~

しかしながら③の点灯パターンを見てもらえば分かるかと思いますが、アピールが強すぎて目障りに感じる可能性がある光り方です。

新型になって発光性が良くなっている事が逆にあだとなっています。

そこで、この光センサーを殺してしまおうと考えました。

ドラ
ドラ

キャンセル機能が元々付いていれば良いんだけどニャ~

まずは本体裏側のネジ2本を外して開けようとしましたが開きません。

そこでラジオペンチで隙間を広げて、そこにマイナスドライバーを差し込んで徐々に隙間を広げていきます。

警報器付きリヤライトの分解
力で引っ張る

するとネジとは反対側の部分にあるフックが外れて、中身を取り出すことができました。

警報器付きリヤライトの分解
やっと開ける事ができたよ

基盤の作りを確認しましたが、どこに光センサーがあるのか分からない作りとなっていました。

仕方ないので、区域を分けながらどこに光センサーがあるのか絞り込んでいく作戦に切り替えました。

テープで塞いで反応する場所を特定

結構苦労したのですが、光センサーがどれなのか何とか絞り込むことができました。

ピンぼけで申し訳ない

この部分にアルミホイルをテープ留めして遮光することにしました。

これで常に夜間状態となり、4つのモードが日中でも使用可能になりました。

リヤライトと警報器が一体となって便利。日中のディライトとしても使えます。

後継機はなかなか機能満載でよくできているのですが、使い方によっては旧型の方が適しているかもしれません(旧型もまだ売っているので)。

今回、後継機だということであまりチェックせずに購入してしまいましたが、機能などは良くチェックしないと面倒な事になるという教訓を得ました(改造もまた楽しいのですけど)。

コメント