先日の富士山一周ライドを終えてちょっと気になっている事があります。
それはルート作成時には獲得標高が2000mを上回る予定だったのに、走行記録だとはるかに下回っていることです。
ルート作成にはRide with GPSを使用しているのですが、下記のように約2400mとなっています。
ところが走行後のデータ(サイコンのログをSTRAVAに落としたもの)を見てみると、1844mと大きく下回っています。
サイコンでの誤差があるかもしれないので、STRAVAにある機能で標高の補正をしてみました。
すると上記のように38m補正された値となりました。
ただ走行ログはサイコンの気圧計を元に獲得標高を算出しているため、1日走れば38mくらいの誤差は出るのが当然でしょう。
そうなるとやはりRide with GPSの値が怪しい事になります。
そこで確認としてRide with GPSにも走行ログを取り込んでみました。
同じデータを取り込んだのでSTRAVAに近い数値になっています。
ただ、同じデータを取り込んだのに4mほど差があるのが気になりますが、微々たる差なのでここでは無視します。
STRAVAには区間分析機能がないため、同じRide with GPSで本栖湖1周で比較してみると次のような違いがあることが分かりました。
走行距離が微妙に違っているのは細かく範囲指定ができないためです。
両データを比較すると、ここだけで獲得標高が170mも異なっています。
本栖湖の周回はほとんど平坦でアップダウンはありません。
しかしながらルート作成の起伏を見ると、激しくアップダウンすることとなっています。
他の部分も比較してみましたが、これほどではないが全ての場所で差異があることがわかりました。
よってRide with GPSにてルート作成した場合は獲得標高はあてにならないと思っていた方がよいですし、路面の起伏も大まかに把握する程度にしておいた方がいいでしょう。
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