前半の富士五湖巡りを終えて、ここからは後半の富士宮市へ向かってゴールの御殿場市までとなります。
後半ではいくつかの寄り道ポイントと、折角なのでと言う理由だけのヒルクライムポイントが予定されています。
駐車場のタイムリミット17時の制約がある中での走行となりました。
ルートは下記の通り、ロードバイク2号機での走行です。
https://www.strava.com/activities/4145004520
道の駅とミルクランド
本栖湖から少し走るとススキの平原が広がります。
そして雲間から富士山がひっそりと顔を見せていました。
その後も左右には広い草原が広がる道が続きました。
草原の道をしばらく走ったところで、道の駅 朝霧高原が現れます。
ここで軽くエネルギー補給をしたかったので中を覗いてみたのですが、地元野菜とお土産品があるだけでおにぎりのようなものは何一つありません。
せめて露店で何か売ってないかと外を探して見ましたが、露店自体がありません。
仕方なく先へ進んでみると、左右の草原の草丈が低くなり遠くまで見通せるようになりました。
どうやら牛などが飼われているため、放牧や餌などとして刈られているようでした。
途中、小さな観光施設はあるのですが、コンビニなどは全く無いためお腹を満たす事ができません。
食べ物を求めて走っているうちに、次の目的地である富士ミルクランドに到着しました。
ここではジェラートを食べる予定でしたが、雲が多く肌寒くてとても食べる気にはなりませんでした。
代わりに露店が出ていたので、焼きそばパンで空腹をいくらかまぎらわせました。
ミルクランドには駐輪場所が無く、この場所に駐輪させてもらったのですが、
出発する頃には5~6台のロードバイクが同じように停まっていました。
ロードバイクなんて1台もいなかったのに、私が呼び水になったのでしょうか?
ヒルクライムと浅間神社
ミルクランドを出て富士宮市内にむけて走行しているのですが、しばらくはその気配はない道が続きます。
やっと市街地までたどり着いた頃、サイコンナビの調子が悪い事に気がつきました。
どうやらGPSの受信状態が悪いために、たびたび現在地を見失ってフリーズしています。
この近くには白糸の滝という有名な滝があるのですが、何度も訪れているため今日はパスしました。
標識の先にあるお店で富士宮焼きそばを食べようかと計画していたのですが、14時近くなのに自動車が3台も駐車しています。
小さな店なので時間もかかりそうですし、ここに立ち寄ったらこの先のヒルクライムポイントは確実にあきらめなくてはなりません。
焼きそば > ヒルクライム、焼きそば < ヒルクライム、とどちらを重視すべきか悩んだのですが、ヒルクライムを取ってこのまま進むことにしました。
アホなのニャ~
ヒルクライムポイントまでは緩やかな坂が続くのですが、すでに疲れ気味なので普通に走ってしまうとヒルクライムで大変な事になりそうです。
そこでこの緩やかな区間では回復走につとめて、少しでも脚の状態を戻すようにしました。
長かっただらだら坂も終わり、この交差点を左折したところからヒルクライムとなります。
序盤は軽い斜度とさわやかな景色もあって、気持ちよく上りだしました。
ただし、進むにつれて斜度が少しづつ増してきます。
そしてつづら折りの区間に入ると傾斜は一層厳しくなり、脚力が残っていない中ではダンシングを多用して上るしかありませんでした。
ただ苦しい反面、省エネダンシングの練習がヤビツ峠チャレンジに役立つとちょっと喜んだりもしていました。
ヤビツ峠チャレンジとは今取り組んでいる、ヤビツ峠40分切り企画の事だニャ~
ちなみにこのヒルクライムコースは距離8.1km、平均斜度6.5%とヤビツ峠よりちょっと短く、ちょっと急なところです。
そんな中、ふとガードレールに目がいくと、茶色く汚れているではないですか!
ただ改めてしっかりと確認すると、丸太が使われ木目が見えているだけでした。
疲れているために、認識力が落ちてきています。
それからどれだけの距離上ったかも分からなくなるころ、今回の仮想頂上である富士山麓線の終点につきました。
そこからは下り基調のふじ山夢ロードで進んだのですが、なぜか下っては上るを繰り返すいじめのような道が続きます。
本当に何度も繰り返すので、脚の感覚が無くなってきました。
ただ、この夢ロードは暖かくて元気な時に訪れたらきっと楽しそうな道です。
やっと幹線道路に出たのですが、サイコンナビがやはりフリーズしまくります。
低速で走っている時はよいのですが、30km/hを超えるとGPS情報が追いつかなくなっているようでした。
途中、富士サファリパークもあるのですが、当然の事ながら寄りません。
ちょっとロードバイクで訪れたら面白いかと思いましたが、そんな時間的余裕はありません。
と急ぎながらも、地元の細い道に入って寄り道していきます。
最後の目的地である須山浅間神社に到着です。
社はこぢんまりとしたものですが、風格があります。
取り囲むように生えている杉の木たちが、その歴史の長さを物語っています。
軽く参拝も済まし急いで出かけようとしたところ、売店を片付け中の巫女さんに声をかけられました。
「お供え物ですが良かったら持って行ってください」と飴をくださいました。
すきっ腹にはとても嬉しい申し出なので、感謝していただきました(皆さん須山浅間神社に訪れましょう!)。
ゴールまでもう少しだと飛ばしていた時、流して走っているロード乗りがいたので抜かしました。
ただ案の定追走してきたので、少し速度を上げて見たのですがもう脚が言うことをきいてくれません。
無事にゴールの駐車場まで門限前の16時すぎに戻って来ることができました。
駐車場は朝とは違って満車に近い状態です。
隣の車の子供は、「すごい自転車来たよ!」とお父さんに話しかけています。
もしかしたら日中満車になっていたかもしれませんので、利用者の迷惑にならないように次回は別な場所を検討したいと思います。
今回急なプランニングで富士山をまわってみたのですが、なかなか走りがいのある楽しいところが多くありました。
次回は今回通ることができなかった道などを試してみたいと思います。
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