熱海からの伊豆大島日帰りライド(前半)

自転車紀行
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今回は一度は行ってみようと思っていた伊豆大島へ、東海汽船さんのサイクリングきっぷを利用して行ってきました。

出港が熱海となっていて遠いのですが、頑張って行ってきました。

少々きつい工程になりそうなため、軽量なロードバイク2号機を使用。
https://www.strava.com/activities/9481788468
https://ridewithgps.com/trips/128534083

走行ルート

東海汽船フェリー

熱海まで鉄道輪行も考えたのですが混雑しない時間に移動すると数時間待つことになるため、それならばと自走して行くことにしました。

6時に出たので街中にはほとんど人はいません。

体力温存しながらもノンストップでやってきたので、小田原市に1時間半ほどで到着しました(予定通りです)。

小田原市内

そこからいつもなら山側の旧道を走っていくのですが、体力温存のため数年ぶりに海岸線を走りました。

伊豆東海岸

この時間だと交通量がそれほどでもないので気にならずに走れます。

熱海港には予定通り2時間半で到着でき、ホッとすることができました。

熱海港

ロードバイクを輪行袋につめたら、予約した切符を発券してもらい乗船となりました。

熱海ターミナルきっぷ売場
発券口が1つしかないため少々並ぶ

こちらが行きに乗っていく、ジェット船(セブンアイランド 愛)です。

大島行きジェット船

ジェットエンジンにて海水を噴き出して、その揚力で水面から浮上しながら走る高速船です。

どんな乗り心地なのか楽しみでしたね。

船内は平日ということもあってガラガラでゆっくり45分ほどくつろげました。

大島行きジェット船内

ジェット船は全く揺れがなく、電車よりも振動が少ないため超快適でしたよ。

少々うとうとしている間に大島が見えてきました。

海から見た大島

大島は上陸できる場所が限られていて、岸壁に囲まれていることに驚きました。

ラピュタの世界

今日は岡田港へ到着となりました(波の具合で元町港になる場合もある)。

大島の岡田港ターミナル
岡田港ターミナル

ロードバイクを組み立ててすぐに出発したのですが、港から出るにはいきなりの激坂を上らなければなりません。

いきなりはやめて欲しかった

上り切ったところで港が見える場所がありました。

大島の港が見える丘

ここは「港が見える丘」というベタな名前の場所です。

裏道を進んで行こうとすると、普段誰も使っていない雰囲気がひしひしと伝わってきました。

最近誰も通っていないよね

それでも奥まで行ってみましたが、やはり通行止めとなっていました。


まずは最初の目的地である「泉津せんずの切通し」に到着しました。

泉津の切通し

岩場に根がガッチリと食い込んでいるため、ラピュタの世界のようだとも言われています。

ここは以前幼稚園かなにかの入口だったとの事ですが、今は奥には何もありません。

続いてやってきたのが波治加麻はちかま神社です。

波治加麻神社

杉の木が立ち並び、道筋には苔が生えていて神聖な雰囲気のある場所です。

波治加麻神社の参道

奥が見えないながらしばらく歩いて行くと本殿が現れます。

波治加麻神社本殿

動物園を独り占め

神社のあとはしばらく島の周回路を走るのですが、東海岸側は樹木が多くてほとんど景色はありません。

伊豆大島の外周路
外周路を走っている感がまるでない

周回路ぞいに大島公園 動物園の入口が見えてきました。

大島公園 動物園の入口
立ち寄らずにパスしようか迷いました

無料の動物園なので少しだけ立ち寄ってみました。

大島公園 動物園

この日はお客さんがほとんどいなかったため、ほとんど独占状態です。

まずは間近でフラミンゴを見ることが出来ました。

鳴き声も入っていますので動画にてご覧ください。

ワラビーが行儀よく食事をしていて可愛いものです。

大島公園 動物園のワラビー

ラクダが草原にいるのが違和感があって面白い。

大島公園 動物園のラクダ

ゾウガメはおとなしくしていたので岩の一つかと思ってしまいました。

大島公園 動物園のゾウガメ

レッサーパンダは暑すぎてぐったりしていましたね。

大島公園 動物園のレッサーパンダ

何だかんだでガッチリ動物園をまわってしまいました。

黒い砂漠

動物園をあとに進んで行くと、どこまでも終わらない上り坂が続いていました。

伊豆大島の外周路

ずっと上り続けていますが途中で出会ったのは自動車1台だけでした。

伊豆大島の外周路

動物園から30分ほど上り続けてやっと開けた場所にでました。

伊豆大島の外周路
右手が裏砂漠入口

ここから「裏砂漠」と呼ばれるエリアに入ることができます。

裏砂漠入口
裏砂漠入口

ちょっと裏砂漠を見てみるにはこの入口が簡単なのですが、裏砂漠の中央まで登っていくにはここからでは大変です。


なので私は周回路をさらに5分ほど走って「月と砂漠ライン」から裏砂漠を目指すことにしました。

月と砂漠ライン入口
自動車が出てきたところが月と砂漠ライン入口

この道が10%超える斜度であることは想定内だったのですが、ここまで30分以上上り続けてきたのは想定外でした。

月と砂漠ライン
上り始めた時点で疲れていた

後半斜度は15%ほどになってどんどん厳しくなっていきます。

月と砂漠ライン
もう勘弁してくれ状態だった

何とか17分ほど上り続けて駐車場に到着できました。

月と砂漠ラインの駐車場

そこから徒歩で林を抜けていくと裏砂漠特有の黒い火山岩が敷き詰められたエリアが現れました。

裏砂漠

この日は風が強かったため、山頂では霧が出て誰もいません。

裏砂漠

誰も居ない裏砂漠も貴重ですので動画にてご覧ください。

前半はここまでとなります。

いろいろな輪行袋

後半は後日公開しますのでご期待ください。

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