自転車関係でRuntasticアプリを使っている人は少ないと思いますが、WEBページを開いてみるとサービス終了のお知らせが出ていました。
一時期は多くの人が使っていたアプリですが、最近はSTRAVA等にシェアを取られてしまったのでしょうか。
そこで状況を調べて、いつまでに何ができるのか確認してみました。
※自転車関係でRuntasticアプリとはroad bike、road bike PRO、mountain Bike、mountain Bike PROなどの事です。
WEBページの状態
まずWEBページを開いてみると、全く異なった画面が開いて驚きます。
最初に現れる走行履歴もなにもありません。
内容を見てみるとランニングとトレーニング以外のサービスを終了すると言うものです。
それも終了についてのお知らせでなく、終了した旨の案内です。
事前通知が無い人もいます(メールが来た人と来ない人あり。Runtastic for docomoは通知あり)。
気を取り直して現状の確認をしてみると、ルート作成および走行履歴の閲覧もできない状況です。
Exportとあるので走行履歴がダウンロードできるのではと思い試してみたところ、
ダウンロードしたデータは、スピードや心拍数などがバラバラになった使えないものでした。
それもJSONファイルという初めて聞くファイル形式で保存されています。
おそらくRuntasticがこの状態でデータ保管していたのだろうと推測できますが、せめてGPXファイルに変換してダウンロードさせてほしいものです。
次にインポートがあるので、もしかして以前のように外部ルート作成ファイルを受け付けてアプリでの利用はできるのではと、甘い期待をもってやってみました。
そのままGPXファイルを取り込みするとエラーするので、エラー内容確認するとデータに時間設定が無いとの事。
GPXデータを加工して時間を加えたところエラーせずに取り込まれました。
しかしながら、アプリのルートには反映しません。
おそらくこれはトレーニング等のデータをインポートするものなのでしょう。
アプリの状態
アプリに関しては以前と同様に利用することができています。
ただし、調べたところiPhoneの場合にはiOS13にアップデートした後は完全に動かなくなること、androidの場合はアプリをすでにダウンロードしていれば使い続けられるがアプリのアップデートは行われないとの事でした。
アプリは同様に使えるとは言え、ルートデータをWEBサイトを通じて取り込むことができなくなったため、アプリ上でルート作成して使うことしかできなくなりました。
また、アプリに残っている走行履歴をダウンロードできないか確かめてみたところ、
右上にダウンロードらしきボタンがあるので押してみました。
送れるのは走行履歴でなく、走行した概要でした。
走行履歴があるWEBページのリンク先はもちろんありません。
まとめ
事前告知が少ない中でサービスの終了が行われ、過去の走行履歴を一般の人が利用できるような形式では取り出すことが出来なくなりました。
(追記)Facebookの書き込みで情報を得たのですが、
https://www.mielke.de/blog/・・・
にあるファイルを選択にダウンロードしたZIPファイルごと入れて、チェックマークを付けてuploadを押してしばらく待っていると、GPX形式で走行履歴がダウンロードできます。
アプリについてはしばらくは動いていますが、スマホのOSのアップデートに伴って動かなくなるのは時間の問題です。
現在でもRuntasticで自転車系アプリを利用していた方がいましたら、すでにほとんどの事が出来なくなっているためご愁傷様というほかありません。
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