4iiiiパワーメーターの取り付け&アプリとの連動方法

左クランク 自転車用品
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4iiiiPrecision パワーメーターを購入しました。さっそく取り付けを行いアプリとの連動も行いました。今回は取り付け方法からアプリへの連動方法を説明したいと思います。

パッケージ

届いた輸送箱の中に細長い箱が入っていました。
箱

箱をあけてみるとこのように左クランクが入っています。
左クランク

中身を細かく確認するとこのようになっていました。
中身
用紙には日本語もあるので親切なんですが、単に「トルクレンチで規定トルクで取り付けろ!」って書いてあるだけの注意書きです。後で分かったのですが、すでに電池は本体に入っていて予備に1個付いてきました。

使い方については、箱の内側に書かれているこの説明のみしかありません。
説明書き
この内容でも分かるのですが、アプリの使い方なんかがもう少し書いてあると助かるんですけどね。

取り付け

取り付けには、まずはもともと装着している左クランクを外す必要があります。
左クランク

クランクを外す前に、クランクについている左ペダルを取り外します。
左ペダル
左べダルは逆ネジとなっているので、ペダル側から見て右に回して取り外します。

クランク横についているネジをアーレンキーで緩めます。
ネジ外し
ある程度緩みクランクが外れれば良いので、ネジを取り外す必要はありません。
(真ん中のクランクボルトが外れているのは写真が前後したためです)

クランクボルトを取り外し工具にて取り外します。
クランクボルト外し
(取り外すと前の写真のようになります)

脱落防止の爪をマイナスドライバーなどで持ち上げて、クランクが抜ける状態にします。
脱落防止爪

カタカタとクランクを少しずつ斜めにしながら手前に抜きます。
取り外し
抜けない時は、クランク裏側をゴムハンマーなどでコンコンとたたいてください。

取り付けは取り外しの逆で行います。
注意点は、取り付け前にネジ部の汚れを取り去ってから耐久性のあるグリスを塗ることと、クランクをきちんと奥まで差し込むことくらいです。

取り付け終わったら、パワーメーターの突起がフレームと干渉しないか確認しましょう。
干渉確認
購入前にフレームとクリアランスがあることを確認しておかないと最悪取り付けできません。

アプリ連動

次にアプリとの連携を行います。iPhoneの場合で説明しますが、androidでも大差ないと思います。

まずは「4iiii」アプリをダウンロードして起動させるとプロフィール作成画面などになるので必要事項を入力してください(初起動時の入力については正確に覚えていないので違っているかもしれません)。

左上の三本棒の部分をクリックするとメニューが開きます。
プロフィール画面

ここからパワーメーターと通信するので、クランクを3~4周回して起動させておいてください。

メニューの中のPRECISION Configurationをクリックします。
メニュー

写真のようにアップデートするか求められるのでUpdateを選んでください
アップデート
私の場合、アップデートが行われず何度も同じ表示がでてきます。
キャンセルを選べば使えるのですが、何ででしょう(すでに最新版だからか?)。

クランク型パワーメーターの場合は使用する環境に合わせてキャリブレーションが必要です。クランクの歪み具合をパワーに換算しているため、気温により金属の歪み具合が異なるためです。

よって、室外にしばらく置いてからキャリブレーションすると正確です。ただ、冷暖房していない室内から外に出してすぐに行っても大差ありませんでした。

やり方は箱に書かれていたように、クランクを3~4回転させて起動させ、クランクを真下か真上(6時か12時)の位置にしてアプリを起動させます。
キャリブレーション
画面の左上にあるZeroボタンを押すだけでキャリブレーションを勝手に行ってくれます

その他、右の方にあるギアのマークでは左右のバランスを設定できます。初期では1:1の設定になっていて、左側で測定したパワーを2倍にして表示されます。左右バランスがどのくらいか分かっているなら変更してもよいでしょう。

ちなみに私は右の方が強いのは分かっていますが、1:1のままにしています。

さらにペンのマークがありますが、ここでクランクに名前がつけられます。複数持っていないと命名しても意味無いと思います。

各種パワーメーター

以上で事前準備は終了です。次の投稿にて使い勝手などを検証しますのでご期待ください。

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