富士山へヒルクライム&登山する際に気をつける事

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先日、富士山ヒルクライム&登山についてはお伝えしましたが、同じような事をやってみようという方のために注意すべきポイントをまとめてみたいと思います。

おそらく自分自身でもう一度って事は無いと思うのですが、もしかしてがあるので備忘録としての意味もあります。

どのヒルクライム&登山コースが適切か

コースについては実施前に検討していましたが、この時は時間的な視点でしか考えていませんでした。

実際に行ってみると体力的な問題が重要なことがわかりましたので、その点も考慮して見直してみました。

富士山ヒルクライム&登山の分析データ

今回行ってみて富士宮ルート登山口までのヒルクライムは標高差1943mと長すぎる事がわかりました。

この標高差はヤビツ峠3回分にあたります

いくらゆっくり走ったとしても体力の消耗が厳しくなります。

そのうえ時間の関係であまり休んでいられないのも辛いところです。

そう考えると吉田ルートの方がいくらか難易度が低くなります。

須走ルートもデータ上は可能と見えますが、実際は激坂地獄あざみラインを荷物背負ってヒルクライムするのは現実的ではありません。

御殿場ルートは到達する登山口が低すぎて登山時間が長くなり日帰りが厳しいでしょう。

結論としては吉田ルートが成功する可能性が高く、次に今回の富士宮ルートとなります。

注意すべきポイント

ヒルクライム&登山を行う場合、気にしなくてはならないポイントを列挙してみました。

・ヒルクライムが長くなるため、短時間でよいので数回休憩を入れる事
 →登山含めて体力を考えるとあまりヒルクライムで頑張らないことが大事。
・登山用の荷物が思いのほかヒルクライムで影響する。
 →天候悪化の可能性も含めて防寒着は必須ですが、最低限の荷物にしぼってもヒルクライム時間が長いのでイメージしているより疲れます。
・登山で使用する靴は重すぎず、かつ弱すぎないものを選ぶ必要があります
 →特に富士宮ルートの場合では岩石が多いので靴底の厚い登山靴が適しているのですが、ヒルクライムを考えると軽量なものでないと厳しい。なので軽量で丈夫な靴を選ぶこと。
・水の確保が重要
 →登るコースや時期によって途中で購入できるかが違います。今回の富士宮ルートでは6合目でしか水が売っていなかったので少々不足気味でした。ヒルクライム中の森の駅富士山でも給水することを考えるべきでした。
・上り方に工夫が必要
 →一般的に言われる歩幅を小さくはもちろんの事、急斜面や岩場・滑りやすい路面では最短距離を上らずに左右にジグザグと登った方が脚へのダメージ減少や体力温存だけでなく、結果として早く登れます。
・杖があればよいのですが、重くなるのでグローブがあるとよいでしょう
 →岩場があるので脚の力だけでよじ登ると脚ばかり消耗します。腕を使ってよじ登るためにグローブは必須です。
・砂場での下りでは踵の上から砂利が侵入してくるので対策があると楽
 →砂場を下っているとどうしても砂利が靴の中に入ってきて都度面倒です。できれば足首を覆うようなものがあると快適に下れます。
・下りでも斜めに降りるとダメージが少ない
 →まっすぐ降りられそうな場面でも傾斜が強ければ身体を斜めにして斜めに下った方が良いでしょう。その方が膝や脚の前側の負担が減って最後まで痛みなく歩けます。

まとめ

もしヒルクライム&登山を行うのであれば渋滞するリスクはありますが、吉田ルートで行かれることをおすすめします。

富士宮ルートは溶岩石が多くて思いのほか脚のダメージが大きくなります。

逆に豪脚自慢の方は須走ルートで思う存分そのパワーを発揮してみても良いでしょう(私はたぶん無理です)。

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