TNI Helium17 ステムについて

自転車用品
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前の投稿にてTNI Helium17 ステムを購入した事はお伝えしましたが、購入の経緯やこのステムについての特徴などをお伝えしたいと思います。

製品選び

まず購入のきっかけはハンドル交換により、ハンドルのリーチが長くなってブラケットポジションが少し遠くなり過ぎたためです。

せっかく購入するのだから軽いものを選ぼうと考えました。

「軽さと言ったらカーボン製でしょう」って思ってしまいますが、実はステムに限ってはそうでは無いのです。

カーボン製は一見軽そうに思えますが、ステムのような複雑な形状強度が必要なパーツでは際立って軽いものがありません。

おそらく強度を出すために厚みが増してしまうためだと思います。

するとがぜん有利となるのがアルミ製です。

アルミは鍛造製法によって薄くても強度を出すことが出来ます。

自動車のアルミホイールで高価で軽量なものは、この鍛造製法が使われています。

もちろんカーボン製でもアルミ製と同等程度までは軽量になりますが、同じ重量で値段が何倍も違います。

ではアルミ製ステムを購入するとした場合にどの品を購入するかですが、調べた限り価格と軽さにてTNI製が候補にあがってくるかと思います。

そこでTNI製のHelium17Helium6のどちらかに絞り込みました。

この2つの違いは取り付けた時のライズ角が17度6度かの違いだけです。

私は前の投稿にもあるように間違って17度の方を購入してしまいましたが、結果的にはHelium17で良かったかと思っています(試走してみないとわかりませんが)。

Helium17

Helium17について

さて、このHelium17ですが安価軽いことが売りなのですが、値段は安いところで3700円前後で販売されています。

重量については長さによって、86g(80mm)、92g(90mm)、99g(100mm)、105g(110mm)と紹介されています。

私が購入した品は80mmでしたが、87gと誤差の範囲でほぼ正確でした。

Helium17の重量

純正ステムが127gなので-40gとなりました。

このステムには購入する上で知っておかなけばならない事があります。

それは通常ステムに使うネジ径は普通M5(直径5mm)なのですが、このHelium17に使われているネジ径はM4(直径4mm)です。

Helium17のネジ

そのため強度的に気になるところですが、ハンドル側は4個留めなので大丈夫でしょう。

また、ネジ径同様にネジ頭も小さいため、通常の六角ボルトネジではなくトルクスネジとなっているため注意しましょう。

トルクスネジ

私は商品説明に書かれていたトルクスネジを見落としていたため、購入したワールドサイクルさんに連絡してお手数を掛けてしまいました(素晴らしい対応をしていただき恐縮しております)。

その他の特徴としては、軽量に作られているため各部の厚みが薄くできています

Helium17

アップの写真だとあまり薄く感じませんが、他のステムと比較すると薄くなっています。

ステム選びにおいて、カーボンの見た目などにこだわらければHeliumシリーズは最良の選択だと思います。

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