以前から気になっていた富士山一周に行ってみました。
いままで躊躇していたのは、現地までの移動手段を決めきれずにいたためです。
今回、コースについては一般的な最短コースではなく、富士五湖を巡るコースとしたうえに、終盤には状況に応じてのヒルクライムも用意しました。
さて、どうなるかはお楽しみです。
今回はロードバイク2号機にて、下記のルートにて回りました。
https://www.strava.com/activities/4145004520

スタート、山中湖、河口湖
今回移動手段は自動車にしました。
富士山の上り口にある桜公園に駐車してフジイチを始めることにしました。

ここ、朝は空いていて良かったのですが、17時には閉鎖するとの掲示がありました。
青空の中、少し肌寒いくらいの陽気で絶好のスタートとなりました。

まずは近くの道の駅すばしりに立ち寄って、美味しい湧き水を給水しました。

なかなかの人気ぶりで、ペットボトルを何本も持ち込んで給水している人がいるほどです。
ここの水は、なめらかな口当たりで飲みやすくて美味しいですよ。
その後は山中湖まで長い坂を上らなければなりませんが、それなりに走っている人なら問題ないでしょう。

ちなみに上る距離は6kmで平均勾配が4.5%なので初心者でもゆっくりなら上れます。
ただ路肩がほとんど無いうえに、大型車もたびたび通るため慣れていないと気疲れするかもしれません。

上りきったここが籠坂峠の頂上となります。

奥の方に籠坂峠の看板があるだけで、頂上感が全くありません。
そこからの山中湖までの下りは、緑が広がりとても気持ち良い道となります。

山中湖にはたびたび訪れているので、スタート地点よりも馴染みがあります。

この日は雲が多くて、ここでも富士山がはっきり見えませんでした。
山中湖から先で忍野八海という有名な池があるのですが、何度も訪れているので今回はパスしました。
森林部を抜けて上吉田などの街までやってくると、当然の事ながら走っての楽しみはありません。

次回来ることがあれば、街中は極力避けるようなルートにしたいなぁと思いながら走っていました。
次の河口湖では大石公園に寄ってみることにしました。

公園の正面に富士山のモニュメントがあり、見えない富士の代わりをしてくれました。
と思っていたら、富士山がかすかに姿を現しました。

大石公園は季節に応じて順に花が咲くように作られているのですが、10月のコキアがまだ色づいていませんでした。
最初の休憩にとここでアイスクリームを購入。

ブルーベリー&ミルクを選択したのですが、ブルーベリーもミルクもどちらもとても美味しい。
そして量も多めなので、食べ応えもありとても満足できお勧めです。
河口湖ではトンネルを避けて湖周りを走れる部分があります。

西湖、精進湖、本栖湖
次の西湖まではいくらか上らなければなりません。

富士山周辺には自転車ナビラインがところどころにペイントされていますが、ここも申し訳程度に青いラインがあります。
西湖に到着しました。

天候は相変わらず曇ったままですが、暑すぎるより走りやすくて快適です。
反対岸の水辺をみてみると、水位が減った分が地層のように岩肌が見えていました。

すると富士山が薄っすらと姿を現しました。
西湖の道路は交通量が少なくて走りやすいのですが、木々が少なくちょっと自然感が不足しています。

次の精進湖までは、またも少し上らなければたどり着きません。

途中に富岳風穴などの鍾乳洞があるのですが、この日はSPD-SLビンディングシューズなため見学はできません。
少し進むと青木ヶ原樹海が左右に現れます。

溶岩が固まった地盤のために木々の根が表面に出ていたり、湿度が多いのか苔がびっしり生えていました。
青木ヶ原と言えば怖い印象がありますが、通過する道路は明るいところでむしろ気持ちが良い場所です。

次の精進湖ではヘラブナ釣りのボートが沢山でていました。

精進湖の道路は木々が多くて走っていて気持ちの良い場所です。

精進湖に限らないことですが、キャンプエリアには多くの人が訪れていました。

最後の本栖湖にやってきましたが、本栖湖は一部だけ通過することができないため1周してみることにしました。

反時計回りに走ってみたのですが、前半はあまり湖は見えません。
後半は湖の近くを走るため、湖を眺めながらのライドができます。

特に終盤は良い感じの林の中を抜けていくため、走っていて楽しい所です。

そのため場所的には不利な湖ですが、多くのサイクリストが走行していました。
Part1では富士五湖を巡ってみましたが、湖それぞれの個性があり面白みがあります。
フジイチでは富士五湖に立ち寄らないルートが多いですが、脚力に余裕がある人はぜひ立ち寄ってみることをお勧めします。
Part2ではヒルクライムなど行ったフジイチ後半をご紹介します。
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