炎天下の峠越えで両脚が攣り、上り返せるだろうか

自転車紀行
この記事は約5分で読めます。

前回パンクのため中断となった足柄峠を越えて御殿場までを再チャレンジしてきました。

ただし、前回とは違って一気に猛暑がやってきたためとても厳しいライドになりました

また、ちょうど蓮の花が見頃らしいので、寄り道もしてみました。

今回もロードバイク1号機にて、下記ルートにて走行。
https://www.strava.com/activities/3882263003

ルート

足柄峠

今回の走行はいつもより時間がかかりそうなため、少しだけ早めに出発し身体が眠っているような感じでした。

走っているうちに身体は動くようにはなったのですが、猛暑のためか上り区間が長いといつもより辛く、この後の峠越えに不安を感じました。

最初の目的地である中井町の蓮池の里に到着しました。

中井町の蓮池の里

近くはよく通るのですが、開花時期が限られるため寄ってみたのは初めてです。

中井町の蓮池の里

ここは自然の中にあるためか、1歩進むたびに下記のようなバッタが10匹ほど飛び回っていました。

中井町の蓮池の里

蓮の花を眺めた後は少し上りが続くのですが、前回の自己新記録を上回るタイムで上れました。

もしかして調子か良い?と思ったのが間違えでした。

問題の足柄峠のスタート地点にやってきたのですが、この位置から上りだすのは初めてです。

足柄峠上り口

いつもは並行する狩川ぞいの景色がよいため、そちらを走って途中から合流していました。

何度か走っているので序盤はそれほどきつくないと理解しているのですが、身体はすでにキツイと訴えていました。

足柄峠への道

やはり暑さのためか、序盤の木陰では外人グループが休憩をしながら応援してくれました。

足柄峠への道

中盤からの本格的な上り区間に入ったところで、片側通行にて5秒ほどロスしました。

足柄峠への道

先に信号待ちをしていた二人組に手を振って、お互いにこれからの難所を頑張ろうと挨拶しました。

ロード乗りに出会った事でしばらくやる気が出ていたのですが、いつの間にかいつ停まろうかと考えるほどになり、とてもタイムうんぬんを言える状態ではありませんでした。

足柄峠への道

この足柄峠は頂上に近づくほど傾斜がきつくなり、峠では珍しくほとんど日影がありません。

足柄峠への道

そのためメンタル面のダメージが大きく、停まるべきか行くべきかの葛藤がずっと続きます。

それでも何とか耐えながら上り続けていたところ、駐車車両が見えてきたためもう少しだと気持ちを切り替えました。

足柄峠への道

ところが道はまだ先へと続いていて、頂上近くだと錯覚したダメージが一気に襲ってきました。

それでも何とか耐えながら、上りきる事ができました。

足柄峠

激しい疲労

あまりにも暑い中で走っていたため、熱中症頭の発熱が心配だったのでトイレ横の水道にて頭から水を被りました。

さほど冷たくは無かったのですが、頭を冷やすには十分でした。

自販機にて水分補給も済んだところで、せっかくなので足柄城址にも寄ってみました。

足柄城址

ここは石碑があるだけの原っぱなのですが、運が良いと御殿場方面の景色が見える事があります。

ただこの日も景色をみることはできませんでした。

足柄城址からの眺め

足柄駅方面に下る予定でしたが、道路の復旧工事で通行止めとなっていたため遠回りとなる道を下るしかありませんでした。

少しだけ下りの様子を動画でご覧ください。
画質が悪い時は720pに切り替えて鑑賞ください

下り終えて御殿場まで向かっていると何度か川と交差します。

とても涼し気なので、水浴びしたい気分でした。

田んぼが続いて気持ちの良い場所だったのですが、身体が重くあまり楽しめていませんでした。

すると左足の太ももが痙攣してつり出しました

脚の攣りには慣れていたので、誤魔化しながら走り続けることで筋肉が硬くならないようにしてしのぎました。

そのため山側の面白ルートを通るつもりだったのですが、勾配を見て断念。

ところが厳しい道を回避したにもかかわらず、左足をかばっていた右足も攣りだしました。

さすがにこのままでは帰れなくなりそう(この時点で中間点)だったので、休憩できそうなミニストップにて昼食を取る事にしました。

ミニストップ

ところがミニストップなのにイートインを閉鎖しているではないですか。

何のためのミニストップなんだよ~

と心で叫んでみても仕方ありません。

近くで休めるところを探してみたところ、裏手の原っぱの木陰で休めそうです。

更に幸運なことに、水路にはきれいな水が流れて火照った体を冷やすことができました。

気力のみでの走り

十分に休憩を取って、御殿場側から箱根を上りだしたところ傾斜は5%程度だったため、力の入らない両脚でも何とか上って行けます。

御殿場側からの箱根上り

ただ場所によっては10%勾配が現れるため、力の入らない状態ではなかなか厳しいものがありました。

御殿場側からの箱根上り

それでも上り終わりの休憩所にてソフトクリームを目的に、何とか頑張って上ってきました。

御殿場側からの箱根上り

やっと休憩所についたのですが、何か以前と違っています。

建物も綺麗になっているし、駐車している車の台数が少なめです。

中に入って訪ねてみたところ、お土産屋からカフェに変わったとの事でした。

カフェに変わった事でソフトクリームのようなテイクアウトは無くなっていました。

ここまでそれを楽しみに上ってきたのに……

あきらめて出発してトンネルを抜けたところ、急に靄がかかり涼しくなってきました。

どうせなら先ほどまでの上りで涼しくなって欲しかったものです。

箱根の下りでは余裕で前走車に付いていけるため、後を気にする必要がなく走れます。

ところが長い下りを走っていると、またも足が攣りだしました

評価の高い自転車パーツをご紹介

そんな脚でも何とか35km/hくらいのペースで帰宅できたのは、効率の良いペダリングを目指してやってきた成果ですね。

134号線

コメント