先日、大磯観光協会にて相模湾サイクリングマップを手に入れた事はお伝えしましたが、そこで指摘したマップの問題点や実際に走行してみてどうなのかを確かめに行ってみました。

言いっぱなしにしないのはえらいニャ~
当初は現地まで少し距離があるためロードバイクで行こうかと思っていましたが、やはりマップが想定したものと差異があるといけないので下記ルートをクロスバイクで走ってきました。
https://www.strava.com/activities/9013840203
https://ridewithgps.com/trips/120030844

陸地側走行
相模湾サイクリングのスタート地点は平塚駅の端にあるレンタサイクルからとなっています。

以前ここで知人とレンタルして相模川ぞいを走ったことがあったのを思い出しました。
しばらくは繁華街を進みますが、このルートは歩道も自転車走行可なのでゆっくりと歩道を流してもいいですね。

すると左手に良さげなパン屋を見つけたので昼食をゲットしました。

出来立てのパンがそこそこの値段で購入でき、サイクリングでの昼食やおやつには最高です。
こういうところを紹介すべきなんですが、マップには記載されていません。
パン屋から少し進むと大通りに合流するのですが、合流ポイントに立札がありました。

平塚宿京方見附の立札です。

先ほどまでの繁華街の道にも数か所このような立札があったようですが、道路の反対側だったため通過してしまいました。
そこから数十mすすんだところが歌川広重の東海道五十三次の平塚縄手道が描かれた場所ですが、住宅があって景色が見えません。
そこで少しずれたところで似た景色を探してみました。

本来は高麗山の右手に富士山があるのですが、この位置だと裏に隠れてしまいますね。
次のスポットも東海道五十三次となりますが、そこにはこの交差点を右斜めに渡らなければなりません。

すると大磯虎ヶ雨が描かれた場所を通ることができるのですが、なぜか今回のマップではそこを通らないルートになっています。

この右斜めの道を通っても元のルートには戻れますし、歴史を感じられるこの区間を外す理由が分かりません(自動車通りも少ないので走りやすいのに)。
大磯駅近くまでやってきましたが、このあたりは歴史的な建造物もあまりないので特に注目するポイントはありません。

ただ少し進むと東海道松並木が現れるのでそのあたりは注目スポットです。


この松並木の途中には明治記念大磯邸園があったりするので立ち寄ってもよいでしょう。
松並木が終わるとしばらく何もない道を進んで小磯幼稚園入口の信号で左折となります。

ただ、ここまで走ったのならもう少し走れば旧吉田茂邸があるのでそこまで行くべきでしょう。
旧吉田茂邸には立ち寄るべきですし、そこから海岸ルートに出ることもできるので手前で曲がってしまう意図がわかりません。
海側走行
ルート通りだとここから海側に出ての走行となります。

まずは普段もよく通っている太平洋岸自転車道を走ります。

ここから見る湘南海岸は綺麗ですね。

大磯港近くではハマヒルガオがところどころで咲いています。

大磯漁港にはOISO CONNECTなどの飲食施設があるので立ち寄ってよいかもしれません。

港を過ぎると再度海岸線に出るのですが、ここの景色も良いものですね。

酒匂川を渡ると

なぜか内陸部へルートが変更となります。

内陸部のルートには多くの店があるわけではないのですが、車道に矢羽根マークがあったりして走りやすい道となっています。

こちらにルート変更した意図も少し理解できますね。
ただ少し走るともう一度海岸線まで戻ることになります。

相模川まで来たら河口まで行ってみることにしました。

漁港が見れる場所まで出ることができます。

平塚駅に向かう道には自転車道があるので安心して走ることができます。

最後に線路下を過ぎればゴールです。

感想
実際に走ってみて思っていたよりはサイクリング向きの良い道であることが分かりました。
ただ改善点としては、
①大磯虎ヶ雨が描かれた松並木道を通るルートにすべき
②折り返しポイントが全く意味の無い場所なので、もう少し先の旧吉田茂邸にすべき
などがあります。
陸側ルートには面白みがない部分がありますが、海側ルートはよい選定だと思いました。
あとは前回も指摘しましたが、走行時の景色などをマップに入れた方がサイクリングに行ってみようとする人が増えると思います。
また、今回紹介したパン屋もそうですが、和菓子屋なども沢山ありましたので各店の紹介などあればサイクリストにはうれしいでしょう。
ぜひ次回増刷の際には検討してみてほしいものです。
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